この青カビにまみれたブロックが
これを見る限り失敗したと思いました。
菌糸ブロックは見た目は一箇所しか穴があいていないだけでなく、産卵木なんて無傷でした。
更にこの割り出し作業前に底を見た際には幼虫が確認出来なかったため期待していませんでした。
ただ、今までと大きく異なるのは今までは小さな収納ボックスで産卵セットを組んでいましたが、期待しているメスだったので、これは服をしまう衣装ケースなのです。
ですから菌糸ブロック一つと、特大産卵促進木を二本投入していました。
つまり見える産卵木の下にもう一つ産卵木があるのです!
実際割り出したら、下の産卵木から5匹の幼虫を割り出せましたが、菌糸ブロックにはたしているのか、疑問は消えませんでしたが、割り出そうと持ち上げると、穴が貫通していないことが分かりまして、そこを中心に割り出すと結構出てきましたよ!
なんと14匹も!
この地点で卵はゼロ。
全て幼虫でした。
大きさもまちまちで、明らかに初令のものから、二令のものもいました。
産卵セットを組んで1ヶ月しか経過していなかったので、入れた直後から産んでいたことが想像できます。
残すは土です。
7リットル以上の土を使用しているため、まだ全てチェックしたわけではないですが、約7割確認した段階で7匹の幼虫を確認しています。
これは明らかに菌糸ブロックから抜け出たと思われます。
ブロックがあった位置の下に皆いたからです。
産卵木は一本まるまる無傷だったこと、土の中に埋まっていたのだけに産卵したみたいですが、数が少ないとは思いましたが見方を変えれば、菌糸ブロック中心に先に産卵したと考えれば可能性はやはりブロックから出てきたのではないかなと感じます。
今夜中には残りの土のチェックも終わらせたいです。
現段階で、26匹です。
かなり多く産んでくれた雌に感謝です。
割り出し結果報告
結果発表です。
全部で12匹の幼虫と4個の卵が出てきました。
内訳ですが、
私の作成した産卵セットは、産卵木一本、菌糸ブロック一個、念のためクワガタ用の腐葉土です。
産卵木から、6匹
菌糸ブロックから、2匹
土から、4匹
でした。
ただ、土から直接出てきたわけでなく、多分産卵木から出て土へ移動したと考えられます。
理由はいろいろですが、卵4個のうち半分が菌糸ブロックから発見はしましたが、幼虫がどれも小さかったので、考えられるのは、産んだ順番が、産卵木→菌糸ブロックの順だったのではないか、ということです。
ですから、菌糸ブロックを解体しても食跡がないのは頷けます。
見方によるとやはりまだ解体が早かったということですから、今回解体した産卵セットはしばらく粉々ではありますが、そのまま予定の8月中頃まで放置予定です。
割り出した12匹は深い理由はないですが、菌糸カップや、菌糸瓶に投入しましたが、10匹はオリジナル2の菌糸カップ、瓶に投入しました。
残りは在庫がなくなったので、産卵セットに使用していた土を使ったカップに1匹、先月成虫を出した際に残った菌糸瓶に残りの1匹を投入しました。
さてさて、大きくなってくれればどういう育て方をしたらよいかは何でもよいのですが、昨日取り寄せたのが、今日届きましてそれを使った方がよいかどうか悩みます。
何を取り寄せたかといいますと、オリジナル菌糸瓶1を作成した際に使った菌糸のカップを大量購入したのです。
これから次の産卵セットを割り出すからです。
同じ数幼虫が出たとしても12匹分のカップ入りますが、暑いのでオリジナル菌糸瓶を作成するのが困難なこと、常時子供が夏休みでいるので、現実的にも作業出来ない状態だからです。
手元に30購入しましたが、足りるかどうか、少なくとも極太血統だというメスが生んだらしい幼虫は底を見るだけでも4匹確認出来ています。
夜割り出し作業しようかなと思います。





