主婦向け家庭円満カウンセラー☆カスミン☆です
病気の母を病院に連れていった時に、手を握ったらとても冷たくて、胸が痛くなりました。
久しぶりに、ギャンブル依存症の内容です。
ギャンブル依存症の回復に重要なのは、信仰心です。
自助グループでは、自分を超えた大きな力と表現しています。
それは、自分が信仰している宗教でもいいですし、宗教ではなくても、ご先祖様、自然、ハイヤーセルフなど、自分なりの解釈でＯＫです。
信仰心って、○○の教えを守るとか、そんな大袈裟なものではなく
自分は守られているという根拠ない信頼感であったり、
自分は何かに生かされているという畏敬心だったり、
そういうものが信仰心だと、私は思います。
根拠はないけれど自分は守られている！と言う信頼感が信仰心となって、生きる指針になるのだと。
その信頼感があるから、人生を委ねられるし、この世は自分だけの力で生きている訳ではないと分かるのです。
そういう意味では、信仰心とは強い心であり、謙虚さでもあると思います。
ギャンブル依存症者の心の根底には、怖れと不安でいっぱいです。
それを、ギャンブルで埋めることで生き延びている、いわゆるギャンブル信仰を、違う信仰に置き換えることが回復への道筋です。
元々、私たちは自分の中に、自分の神さまがいます。
その自分の神さまと良い関係を作ることが、良い方向へと自分を導いてくれます。
毎週、ミーティングを開くために、ある教会のお部屋をお借りしています。
その信者さんが、私がギャンブル依存症者の家族だと知って、お話し下さいました。
実は、私もギャンブル依存症者なんです。
ギャンブルが止められなくて苦しんでいる時に、この教会で信仰を持ちました。
その信仰とは、キリスト教のことですね。
そこから、ギャンブルをやりたいと言う衝動が無くなったそうです。
回復とは、我慢して止めるのではなく、ギャンブルをしたい欲求が無くなり、毎日をギャンブル無しで送れると言うこと。
そういう意味では、仲間であり回復した姿を見せてくれる生き証人です。
そんな生き証人の姿を見ることで、苦しんでいる仲間の希望となるのです。
信仰心とは、大昔から人間に根付いたものであり、現代人はつい忘れがちになりますね。
ここでは、ギャンブルのことで書かせて貰いましたが、生きていく上での全ての真理に通じているのでは。
