前回の続きです
私が通っていたのは、中高一貫校だったので
そのままエスカレーター式で高校へあがりました。
高校生になって 困ったことが…
教室が4階にある、ということ。
私の身体では 4階まで登るのはかなりキツくて、何度か試してみましたが
教室に入る頃には酸欠状態でした。
そこで エレベーター許可をもらおうと
担任の先生にお願いして、特別にエレベーターを使えるようにしてもらいました。
しかし…
あるとき、普段通りエレベーターを使っていると
前から 「コラ!」と教頭先生が怖い顔をして近づいてきました。
「あなた、足悪くないでしょう」
この発言には正直かなりビックリしてしまいました。
見た目じゃわからない障害もある、ということを知らない人が
ここにいるんだ…学校の先生なんだ…って。
先生が大きい声で怒鳴るので、
他の学生が振り向き 私が悪者みたいになってしまいました。
しかし、これは黙っていられず
「呼吸が悪いんです」と言い返しました。
本当はもっと言いたいことあったけれど、
泣きそうになっちゃって この一言を言うのが精一杯でした。
すると
「あ、、そう。」といって、先生はどこかへ行きました。
この事件があってから 私は内部障害者としての立場で、将来なにかできることはないかと
考えるキッカケになりました。
もっと、私のような存在を知ってほしい…って。
いまこうして 自分のことをブログで綴ったり、SNSで発信するようになったのは
あのとき怒鳴ってこられた、教頭先生の存在が
少し関係しているのかもしれません…
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