もえもえ育児ほぼ終了日記と障害児家族の防災ブログ -530ページ目

実家で静養

切迫流産とつわりに悩まされて、どんどん痩せていく私。

実家の母が心配して時々手作り料理等を差し入れに来てくれて、掃除や洗濯等もしてくれました。

実家からはドアツードアで一時間以上かかるので、そうしょっちゅうは来られませんでしたが、本当に有りがたかったです。

せっかく持ってきてくれたお惣菜も私自身はつわりでなかなか食べられませんでしたが、少しでも食べやすいものをと手を変え品を変えしてくれる母心(ノ_<。)

そんな母の心遣いもむなしく、つわりと切迫流産に加えて妊娠貧血症にまでなってしまいました(>_<)

それまで一度も血液検査で貧血と言われたことのない私。
先生曰く「普通預金は十分にあっても、定期預金がゼロだったようなもの」

…そうですか…(^^;

割りと意地っ張りな私。
母に助けてもらってはいても、ギリギリまで自分に出来ることはやりたいし、結婚した以上すっかり親におんぶに抱っこで世話になりたくはない、と自宅療養を続けていたのですが、流石に限界。

私の気持ちを尊重して見守っていてくれた母にも実家での静養をすすめられ、素直に甘えることにしました。

実家の父が車で迎えに来てくれて実家へ移動。
実家からは車だと30~40分ほどです。

里帰り出産の予定なので、産科もついでに探す予定ですが、決まるまでは、貧血の治療や検診に今までの病院に父が送迎してくれることに。

旦那は結婚半年でまた独り暮らしをするはめになってしまいましたが、私と赤ちゃんが一番大事だからこちらは気にせず療養しておいで、と送り出してくれました。

こうなると本当に家族のありがたさが見に染みます。

皆の労りを素直に目一杯受けて、実家で静養することにしました。

今日の日記〜運動会〜

今日は秋晴れのまさに運動会日和(*^_^*)
市内のあちこちの幼稚園・保育園・学校で運動会が開かれていました。

もえもえの交流保育先の保育園でも運動会が開催されたので、家族三人で見物(応援)に行ってきました。

交流保育とは、現在通っている肢体不自由児通園施設を通して、一般の保育園に定期的(もえもえの場合は月に一度、一時間半)に通って健常なお子さん達と共に過ごすことです。

もえもえは三年前から自宅近くの公立の保育園に交流保育で受け入れてもらっており、数日前の交流の時に今日が運動会だから見に来てね!と言ってもらっていました。

去年と一昨年はもえもえが風邪を引き、残念ながら見に来ることができなかったのですが、今年は初めて運動会に来ることができました(^_^)v

運動会は九時過ぎから正午まで。
小さい子のクラスから演技をするので、いつも混ぜてもらっているひとつ年下のクラス(年中さん)の出番は後半の10時以降です。

運動会全部(三時間)見るのはもえもえが飽きたり疲れてしまいそうなので、10時過ぎにのんびりお出掛け。

ここの保育園には、もえもえのクラスメートの弟さんや、もえもえの施設の調理師の先生のお子さんたちも通っています。

着いたときはちょうどクラスメートのママが弟さんと一緒に親子競技に参加していました。

親子競技だとお子さんより親の方(特にパパ)が真剣に頑張っているのが、何とも微笑ましい(*^_^*)
親としてのプライドもあるだろうし、何より子どものために負けられないですものね。

競技中に私達に気づいていたクラスメートのママが競技後にそばに来てくれて、その後はおしゃべりしながら競技を見物。

交流しているクラスの子達も、玉入れや障害物リレー、お遊戯にと頑張っていました。

特に玉入れでは、練習で負け続けていた白組が善戦。
見事一勝一敗の引き分けに持ち込んでいました(^o^)/

調理師の先生の親子競技に参加する姿も「先生」ではなく「ママ」としての顔を見られて新鮮でした(*^m^*) ムフッ

お遊戯は、やはり小さな子達から始まって年中年長と上の子達に進んでいきます。
進むにつれて(年が上がるにつれて)、どんどん演技の内容が高度に複雑になり、動きの幅やからだの切れも良くなっていくのに感心させられましたね。

同時に、もえもえと同じ歳の子は本来ここまでのことが出来るんだと言うことも再認識させられてしまいましたが(^^;

まぁ、焦っても仕方がない、もえもえはもえもえのペースで成長していくしかないのだものね。
ゆっくりのんびり歩いていけば良いや。

当の本人は終始ご機嫌で、特にお遊戯には大喜び。

テンポの良い音楽とカラフルな衣装や小道具、ノリノリで踊る皆。
つられたもえもえも手を振り、顔を振りして楽しそうです♪

本当にもえもえは音楽が大好きだね~!

交流クラスの出番だけ見て帰るつもりが、結局最後まで見てしまいました。

子どもたちの頑張る姿って良いですね!
小学校に上がれば運動会もあるはず。
もえもえはどんな風に頑張る姿を見せてくれるかな?

今からちょっと楽しみです(*^_^*)

今日の日記〜志望校と学区〜

昨日の日記にちらっと書いた、もえもえの就学手続きに関わる電話の件です。

先日、教育委員会から就学前健康診断の案内が、教育センターから「特別支援学校への進学が適する」との審議結果の通知が届きました。

いよいよ就学のための手続きが始まるんだなぁ、と感慨深いものがあります。

今週はあれこれ忙しかったので、昨日ようやく教育委員会保健体育課と義務教育課に電話連絡を入れました。

保健体育課の方は特別支援学校に進学予定のため、健康診断を受けませんという連絡のみなので、あっさり終了。

そして、続けて義務教育課に電話。

ここからちょっと話が違ってきます。

もえもえの進学希望は市内にある県立特別支援学校です。

ところが、現住所では学区でいうと市立の特別支援学校になるというのです。

同じ市内に県立と市立の二つの特別支援学校(どちらも知的障害メインのもの。肢体不自由児メインの学校は近隣の市に二校)があるため、厳密なものではないが、緩やかな学区分けがしてあって住み分けしているのだと言うのです。

県立だと、あくまでも県の学校なので、県との協議を待たねば入学許可が出るかどうかわからない。

その点市立なら、市の学校なので話が早い(学区内でもあるし)、出来れば市立に進んだ方が良い、県立に進むのはちょっと難しいと思って欲しいと言うのです。
県立だと通学バスも自宅の近くまで走っていないし(そんなこと知ってます!)と。

でも、もえもえの場合は、どちらの学校でも良いわけではなくて、県立を希望する理由があります。

それは給食。

もえもえは現在通う施設では、刻み食とミキサー粗がけ半々の給食を出してもらっていること、また、自食もまだまだ進まず介助が必要なこと、を話しました。

見学にいった際に、市立では給食センターから運ばれてくるので、キッチンばさみで切る程度の対応しか出来ない、食事介助も手が足りなくて難しいと言われたこと。

その点、県立だと、自校内で調理しており、ミキサー食にも刻み食にも対応が出来るし、全員が食堂で食べるため、介助も可能。

通学バスの件も、私自身が運転出来るので、最寄りのバス停まで送り迎えも可能だし、場合によっては直接学校に送迎することも考えていること、等を話しました。

何よりも市立特別支援学校を見学した際の質疑応答が受け入れに積極的とは言えない態度だったことから、学校側の姿勢に疑問点があることも。

元々、自力歩行が出来る(長くは歩けないが)もえもえの進学先としては、市立は最初から有力候補で、期待して見学に行ったのに、適切な対応をするのは難しい(出来ない)と言われたため、県立を希望したのだということを話しました。

環境も普通小学校の一部を間借りしている形の市立より、広々した敷地の県立が良いと思ったこと。

近隣の市にある県立特別支援学校の話題も出ましたが、もえもえの状態から言って、今後より一層伸ばしたいのは知的な発達の方であり、身体的なケアを重視する近隣の県立よりは市内の県立が適していると判断したこと、等々、説明しました。

話を進めるうちに、市立の対応に関しても(直接関係はないのに)謝罪してくれましたし、状況を理解してくれたようで「お話を踏まえて県側と協議します」と言ってくれたので、取り敢えず今回は「よろしくお願いします」と電話を切りました。

特別支援学校がどこの学校でも同レベルの対応が出来るのならば、学区で単純に分けても問題は無いでしょう。

でも、そうじゃない。
やはり得手不得手はあり、重視するポイントも違っている。

だからこそ、何度もあちこちの学校を見学し、自分の子供にあっているのはどこの学校なのかを真剣に悩んで決めるのです。

確かにある程度の枠組みは必要でしょうけれど、普通小学校にいけないのにはそれなりの訳があり、健常なお子さんより環境の影響を大きく受ける子どもたちです。

杓子定規な対応はせず、きちんと当事者である子どものために柔軟な対応をして欲しいと思います。

今後、県との協議については逐次連絡をもらえることになったので、その回答次第でまた乗り越えなければならない山が現れるのかもしれません。

もえもえのために最善の環境を。
この交渉には負けられません。

粘り強く頑張ります。