

人が●ぬ、ということ
●んだのち火葬するということ
このことは子どもたちにとって
かなり衝撃的な出来事だったのだと思います。
こういった不幸があった場合
大人も悲しみの中にいるので子ども達のこころの中でどんなことが起こっていたのか
私は気づくことが出来ませんでした…
子ども達がいとこ達、他子ども達と廊下やお部屋で駆けてまわり、ゲラゲラ笑いながら
まるで日常のように過ごしていたからです
このような場所で、笑いながら過ごすことが
良いわけではないと思いますが
子ども達にとって●ぬこと、別れ、会えないこと
の意味はあまり分かっていなかったと思うので
ただ少し違和感はあるけれど、子ども同士普段通りに過ごしていたと思います
お通夜の夜、1番おしゃべりな娘が聞いてきました
「ママは●ぬの?」
どういう意味だろう?と思いましたが
「いつかはね。」と答えました。
3歳の娘に、酷なことかとしれませんでしたが
人はいつか●ぬ。
それはとても大切なことだと思ったんです。
すると娘はさらに
「いつ●ぬの?娘ちゃんも●ぬの?にいにも?
じいじばあばも?●んだから燃やすの?ママも燃やすの?」
いつかは分からないよ。
でもできるだけ頑張って生きるよ。
お空に戻る時に、道を間違えたり、身体を探したりしなくていいように身体はサヨナラするんだよ。
と伝えますが、葬儀が終わった後もしばらくは何度も何度も聞いてきては大泣きして抱きついてくるようになりました。
それに合わせて息子と娘も、なにも言いませんが急に泣き出すことが出てきました。
夜布団で並んで寝る時、
息子が「ママ、もう●ぬ?」と聞いてはポロポロ泣いています。
それをみて(感じて?)娘もわぁと泣き出します
それがおおよそ1ヶ月間続きました
保育園でも先生達が気にしてくださっていましたが
園で気になる様子はなかったようです。
家に帰ってからは時々●んだら燃やされる
という言葉を話すようになりましたが
多くはありませんでした。
子ども達の中で
シ=火葬
が結びついたようです
仕事の忙しさにかまけて、子ども達の小さな変化を見逃してしまっていたことをとても反省しています
以前一緒に働いていた上司達から、
5割の力で仕事をする意識をしなさい。
そうしてもあなたは8割以上で働くでしょ。
全力にならない意識をしなさい。
と言われたことを最近思い出します
どれもかしこもやりすぎていると
視野が狭くなって結果的にパフォーマンス力は落ちてしまう…
今大事なことは、もっと子ども達の話を聴くこと。
だわいない話でもなにかが隠れているかもしれないし、話しながらスッキリすることもある
自立するための声掛けやら促しやらしてたけど
多分今必要なことはそこじゃない…と改めて思いました