種類: ガレージキット
原作: ガヴリールドロップアウト by うかみ
原型: らい斗
スケール: 1/8
購入: -

【#08】 18/01/14 進捗100%+α ────────
組立と塗装の様子を記事にしました。詳細はこちら



【#07】 18/01/14 進捗100% ──────────
複製工程完了!写真のように3ショットだけ抜きました(シリコン型4種類×3回)。あとはワンフェス用に量産するだけ。シリコン型作成から抜きまでの様子をざっとまとめておきます。とりあえず複製工程はこれで完了なのでこの記事の更新はこれでおしまい。組み立て・塗装工程は別記事に書くことにします。

1番型のB面作成の様子。シリコンゴム同士の癒着を防ぐため定番ブルーワックスを筆塗りします。成分見るとロウが有機溶剤に溶けてるようです。原型についた部分は綿棒などで軽く拭き取ります。

ちなみにシリコンを硬化剤と混ぜる時に使ったこのカップですが再利用可能です。固まった後これ剥がすのがけっこう気持ちいいです。綺麗に剥がれるので!(^^)!

2番型のA面作成の様子。実は1番型で先行して抜きをやってみたのですが、案の定心配していた前髪が全然抜けませんでした。髪のドーナツも結び目と一体にした原型だったため、これもうまく空気抜きができず。そのため前髪の原型を修正、ポリパテで前髪に厚みを作り毛束も太くして抜きやすくして再度型取りをしました。©マークも背中にアルミ箔で作ったものを付けました。アルミ箔が薄いと思ったので3枚重ねにしてみました。

髪の輪っか及びその結び目、ヘアアクセも原型修正。抜きやすくするためです。まず輪っかと結び目を分離、それぞれボリュームを持たせ、結び目の毛束は5つぐらいから2つに減らしました。ヘアアクセは原型が薄すぎて(0.1mmぐらい)複製がヤバそうだったので、ポリパテを盛って厚みを持たせました。

型1/4(完成)。シリコン2kg/キャストXXg。

型2/4(ゲート空気抜き作成前)。シリコン3kg/キャスト140g。ボディーを抜くため3面型になっています。

型3/4(ゲート空気抜き作成前)。シリコン0.4kg/キャスト20g。痛恨のダボ忘れですが複製は可。

型4/4。シリコン0.04kg/キャスト5g。片面取りになります。

1番型で複製しているところ。型両面から厚い板で挟み込めば完璧!!!って思うじゃん?1番型はこれで上手くいったんですが・・・。

2番型で同じことやったらキャストだだ洩れ(´;ω;`) やっぱ上下からゴム、布団干しで挟むのが無難なようです。



【#06】 17/09/16 進捗75% ──────────
近況。応募していたワンダーフェスティバル2018冬のディーラー参加ですが・・・、無事受かることができました。どうすんだこれーーー(;^ω^) ということでワンフェスのガイドブックに載る予定のPRカードです。ちょっと頑張らないといけないかも。

作業の方は複製のための型作りに着手しました。まずは粘土埋めのシミュレーション。各パーツにマジックでパーティングラインも引いています。型は厚めのパーツ群、薄めのパーツ群、極小パーツ群の3つに決定。今回は薄めのパーツ群の片面(A面)の型を作るところまで作業しています。

粘土埋め。

シリコーンゴムを流しているところ。必要なゴムの量を見誤って3回も調合する羽目に。しかも、攪拌は全て同じカップで行ってしまったため、3回目に流した時にはろくにゴム面が広がらず写真のような状態で固まってしまいました。可使時間20分、しかも夏場っていう条件だから同じカップ使ってしまったのは失敗でした。

出来上がった薄めのパーツ群の型(A面)。使ったシリコーンゴムの量が1.2kgと半端なかったのでダメージを受けた感があります。使い古しのゴム型を使った増量やレイアウトを見直すなど工夫の余地はありそう。

参考にした書籍、フィギュアの達人上級編。原型製作から複製、塗装まで詳しく載っています。

複製のページが参考になりました。次回は型が全てできあがった頃に更新しようと思うのですが、極小パーツの複製はどうしたらいいものかと今は迷っているところです。今回は以上。



【#05】 17/09/03 進捗65% ──────────
サポート材の除去と表面処理を進めています。デジタルモデリングした原型を3Dプリントした場合、後から処理しなければならないのがサポート材の除去と積層段差の処理。この写真のは積層段差というよりアクリル樹脂が流れてうねっているように見えます。

こちらの顔パーツにも。それほど多くなかったですがこの大きなうねりのようなものは全体で3、4ヶ所見られました。うねりはラッカーパテを擦りこんでペーパーを当てて修正。

靴は足パーツを元にExtractで作っているのですが、その足と靴との間にすき間ができてしまっていたようです。爪でつついたら穴が開いてしまったのでパテで埋める必要があります。

サポート材の除去とうねりの修正、靴の修正が終わったのでサフェを吹きました。積層段差の処理はこれからです。ちなみにサポート材はしっかり落としておかないと塗料が乗らないようです。パーツをマスキングテープで塗装の持ち手に付けようとしたんですが、サポート材が残ってる部分は全然くっつかなかったので。

サフェを吹くと積層段差がよりはっきりと見えるようになります。段差部分をペーパー掛けすると写真のようになります。段差自体は微々たるものなので修正は容易ですが、こういった積層段差はパーツ全体に見られるので全パーツペーパー当てが必要となります。

サポート材との境目はちょうどパーティングラインのように線が入った状態。これもペーパーを当てて処理します。この後もう一度サフェを吹いて原型は完成、だったらいいなぁ。



【#04】 17/08/27 進捗60% ──────────
前回更新時に3Dプリントしないと書いてたんですが、その後考え直してDMMの3Dプリントを頼んじゃいました。netfabbでデータエラーが案外すんなりリペアできたのと、このソフトの無料試用期限が30日間だったのでつい。出力されたパーツ(アクリル樹脂)を組み上げたのが下の写真になります。ダボ寸法がドンピシャでまた、初めてとしてはでき過ぎなくらいパーツの合いがよかったのでびっくりしています。DMMの3Dプリントについては別記事(Review - DMM 3Dプリント)を書いてますので興味があればご覧ください。今後の予定ですが、ワンフェスにも申し込み済みなのででそれに向けて各パーツ処理および複製をしていこうかな、と考えています。ワンフェスはディーラーとしては初参加になるのですが受かるかドキドキです。


【#03】 17/08/17 進捗50% ──────────
どこまで作りこもうかと思ったのですが、3Dプリント用の入稿データ(STLファイル)作成までとしました。実際に入稿するわけじゃなく、分割やSTLデータ作成といった作業の流れを把握する程度です。こちらは分割前のもの。出来上がりイメージ確認のため、ポリペイントで採色してあります。最終的にはまあまあ似てるかな、って状態にできたので満足しています。

ターンテーブルの動画。

パーツ分割後の原型。サイズに余裕があるものにはダボを打ちました。結合部分はブーリアンの減算処理でオス型を元にメス型を作るのですが、すき間を意識してあらかじめオス側を1.5%拡大してから処理しました。「ZBrushベーシック」では1%程度と解説されてましたが、これは環境などによっても変わってくるようである程度の経験則が必要な様です。

制作にあたっては「ZBrushフィギュア制作の教科書」という書籍を参考にしました。この書籍についてはまた気が向いたらレビュー等しようかと。さて、STLファイル作成前のポリゴンリダクション(ポリゴンの削減)について覚書き。リダクションは、そのままでは3Dプリント用のデータとしてはポリゴン数が多すぎるのでポリゴン数を減らすための最適化作業です。ZBrushではDecimation Masterプラグインを使用。ただ、これどこまで減らしてやればいいのかがよくわからなくて。書籍では最大解像度(4096)でDyna Mesh化したオブジェクトの2%と指定しているのですが、実際にやってみると片足で6~8万ポリゴン。まだハイポリな気がする。ネットで調べてもどれぐらいが適正なポリゴン数かを明示しているサイトは見当たらず、ちょっとお手上げ状態。

その後、一応STLファイル出力まではできたのですが、その後のファイルチェック&リペア(書籍にあったnetfabb評価版使用)でも修復できないものがあったりと。実際に入稿するにはまだまだ先は長そう。調べたら3Dプリントの費用も思っていた程安くなくて。そんなこんなで、今回の制作はあくまでも練習なのでこれで完了にしようって考えに至った次第。ここまでやってきて学んだことは多いので、そのうち3Dプリントできるよう今後も精進していこうと思います。とりあえず分割後の原型(組んだ状態)の画像貼っておきます。






【#02】 17/08/10 進捗25% ──────────
暑い~~。ってな感じでだらしねぇ~日々を送っている今日この頃。進捗もかんばしくないです。その後ちょいちょいいじって現状こんな感じですが、服を非表示にしていて水着もいいなって思ってしまいました。靴とか早く作らないとなー。



【#01】 17/07/25 進捗20% ──────────
アホの子、サターニャ(胡桃沢=サタニキア=マクドウェル)の製作です。使用ソフトはZBrush 4R8。まず全身ざっくり作ってみて途中で気付いたのがおっπを大きくしすぎたってこと。修正が入ります。

修正して制服もちょっと作ってみたところで試しに色を載せてみました。主にテクスチャのスポットライト機能を使ったんですがこれ便利ですね。スポットライトで表示させた元絵の上にオブジェクトを配置、ブラシ(RGBオン)でなぞると絵がオブジェクトに転写されます。