西武ドームギンガムチェック握手会に行ってきた。11月11日日曜日だった。握手会は前日もビッグサイトであったようだ。私はデザインフェスタに行っていたのだ。このギンガムチェック握手券、弟から譲り受けたものであり私はAKBの握手会は初体験である。明確な推しメンはいないのであるが楽曲が大好きで今ではテレビもかなり熱心に見ている。劇場公演に行くことも企んでいるのだ。2010年の「ポニーテールとシュシュ」から気になり始め、2011年の「エブリディ、カチューシャ」で決定的にファンになり今年8月の東京ドーム公演初日死角席で見た。今回の握手会、弟の影響もあってかゆいはんきたりえレーンに行こうと決めていた。イベント開始が12時30分終了が6時ということで始めは昼3時ぐらいに出てもいいかと思ったが始めに「ミニライブ」があるとの弟の話を思いだし10時30分に出ることにする。しかしブルーレイレコーダーの空きハードディスク作りのためのダビング、編集作業に手間取り10時50分に出ることに。結局ヤキモキしながら西武ドームに到着したのは12時35分頃だった。しかしまだミニライブは始まっておらずホッとする。トイレに慌てて行った後席に座ってしばらくしたら始まった。結局始まったのは12時50分頃だったろうか。東京ドームでは死角席だったが今回は遠いけどステージのほぼ正面。サイリウムと双眼鏡を持って来なかったことをいささか後悔する。しかし「大声ダイヤモンド」や「真夏のサウンズグッド」で大盛り上がり。私も立ち上がり「エアサイリウム」で一緒に歌う。東京ドームのために覚えた「タイガーファイヤーサイバーファイバー…」も披露。コントコーナーではイジリー岡田が登場。ゆいはんのアルパカの真似(?)がおもしろかった。しかしトラブル発生。私整理券持ってない。どうやら握手のためには「整理券」が必要らしいのだが貰っていない。「握手券」は入場の時に渡したけど引き換えに何ももらわなかった。前に並んでいた人も貰っていないように見えたけど。福引券が入ってるみたいな白い段ボールの箱にみんなと一緒に順番に握手券を入れたけど。まずスタッフに渡して。それでスタッフが福引券が入ってるみたいな箱に握手券を入れる。並んだ列が間違いだったのか?よくわからない。四列ぐらいあって右から二番目の「2」と書いてある列だったと思うけど。そしてもうひとつの入場口で男性に鞄の中身を見せてドーム内へ。
ここに興味深い文章がある。『1968』という本の中にある「「芸術」なるもの、「美術」なるもの」という文章である。元々「アート」という言葉は「生存の技術」というような意味の言葉であるという。それは我々が思い描く「芸術」という言葉からイメージするものとは少々掛け離れている。1950年代1960年代と我が国では「美術」という言葉と「芸術」という言葉の使い方で混同があったという。当時日本で盛り上がったという「反芸術」の波。「反芸術的芸術」の盛り上がりである。ダダ、シュール、ピカソ、ポロックなどが一気に流れ込み、サルトルの小説や哲学が流行ったという。しかしそこで「反抗」していたのは「芸術」ではなく「美術」であるという。「美術」とはいわば「生活」を「生存」を心地良く保ったり改良する技術のことであり、「芸術」とは死を逃れられない人間の絶望的悲劇性を根拠にした表現だという。それは神秘主義的、宗教的、秘教的な色彩を帯び、「絶対性」「超越性」「至高性」への人間の渇望が表現されている。しかしそこには落とし穴があるという。「絶対的な理想」は人間を自滅させ他者を世界を殲滅させてしまうという。それへの反省、批判が1950年代ヨーロッパでは起こっていた。しかし日本ではそのような観点は輸入されずもっぱら「反芸術」という名の「反美術」で結局「芸術」で盛り上がっていたという。「芸術」というのはいわば「人気的余りに人間的」な振る舞いであり、それは乗り越えられるべきものだという。しかし人間特有の「陰欝さ」はカブトムシにとってのカブトムシの角のようなものであり(前方(未来)に向けて伸び、異様な形に拡がっている!)避けられないものだともいう。近年、「芸術」という言葉が嫌われ、みな「アートアート」と言う。それは「芸術」が意味する「人間の絶望、悲劇性から生まれる絶対性、理想性への希望」というものへの拒絶反応があるのではないかとのこと。要するに「陰気さ」「大袈裟さ」「重苦しさ」のようなものが嫌われているのであろう。そして「アート」へ。散歩するように物を作ること。生活と見分けのつかない「人間」の創造。しかし妙に明るく軽くオシャレになってしまった「アート」に何か物足りなさも感じる。ピカソやポロックの「不可能性の栄光」に魅惑されたような「人間的」な作品。そこに「可能性」は無いのか?どうであろうか。
とても良い天気だった。まさに快晴であった。ここのところ寒かったし体調を崩しかけていたので当然のように暖かい格好で家を出たのであるが。ヒートテックに長袖Tシャツにダウンジャケットに…。家からはゴボウ茶とサツマイモを携帯。りんかい線大崎駅のホームで食べやすくカットしてきたサツマイモをサランラップから取り出して食べる。国際展示場駅を出ると凄い人で驚いた。AKBの握手会もここビッグサイトで今日あるらしい。ちなみひ私は 明日の西武ドーム握手会に行く予定である。弟に譲ってもらったギンガムチェック握手券があるのだ。会場の全貌が見えてくる。何度も来ているが本当にジオンの基地かエヴァの使徒かといった景観である。会場内に入り絵画系のブースをなるべくすべて回る。やはり暑くなりセーターなど脱ぎ鞄に入れた。ゴボウ茶を口に含みながらアートを鑑賞。細かく描き込まれた作品を見ると思わず近づいて見てしまう。少し作風が近いからというのもある。全体の感想としてあまりアートアートしたアートが少ないとの印象。小物やイラスト系がとても多い。私としてはアートアートしたアートがもう少し見たい。これでは以前私が出展した時何となく肩身が狭かったのもわかる。しかし「立ち上止まって作品を見る」という事は自分の動きを考えてもほとんど無いことに気づいた。作品の数が多いしよっぽどでないと立ち止まらない。しかし作品を見ていないわけではない。数秒の間にそれなりにしっかり見ているのだ。それで「なかなかいいな」とか内心思っているのだ。まあ私の作品がどう思われているかはわからないが人も多いし誰かの心には届いていたと思いたい。あと次回出展しようと思っているのだが、備品として必要なのはやはり壁と椅子かな…と考えていた。画集と名刺はスケッチブックに名刺を載せていた人がいたけどそんな感じで床に紙を敷いてその上に載せればいいと思った。前回の経験から壁と椅子は必要かなと思ったのだ。床にクッションを敷いて座り、ずっと本を読んでいたのだが大変疲れた。展示予定の十枚の絵はすでに完成している。あと思ったのは土曜日と日曜日で出展者のカラーとか客層とか違うのかな、という事。あと余談だが切り絵を出していた女の子が少々可愛いかった。個性派美人といった感じだ。こういう場でナンパ的なものは嫌われるっぽい。そもそもナンパはそんなにしないが。しないというかできないっていうか。なかなか難しいものである。