ダッフンダ…だっふんだ…ガタッ…妙な匂い…そして音……。「前田敦子とは何だったのか」というポスターというか吊り広告がずらり頭上に並ぶ渋谷駅から映画館へ。満席で観られず。代官山の蔦屋まで歩こうかとも思うが途中献血の呼び込み。永くしていないし時間も出来たし血液検査がてらやってみるかと思い若い女性の献血呼び込みのビルの6階へ。久しぶりで勝手を忘れている。すべて終了後エレベーターで一階へ。何処からか流れて来る「重力シンパシー」つられて行くとパチンコ屋。路地の向こうにはアダルトショップが見える。エレベーター前の通路を引き返し入って来たビルの入口へ。呼び込みの若い女性は別の中年女性に替わっていた。電車で一駅、代官山へ。事前に調べて大体の場所はわかっていた蔦屋書店へ向かう。以前めざましテレビで紹介されていて一度行ってみたかった。今日来たのは9日にあるという佐々木敦さんのトークショーの整理券を貰う為だ。もう無いかもしれない。ちなみに今現在以前から手元にあったが読んでいなかった佐々木敦かんの『ニッポンの思想』を読んでいる。ちょうど半分くらいだ。結局整理券はまだあった。家に帰り着いたのは7時過ぎ。代官山から目黒まで歩いたし献血後なのに少し動き過ぎたか。軽くめまいがする。めちゃイケSPを観る。AKB48が出るからだ。『永遠より続くように』がとてもいい曲だ。YouTubeなどで何度も聴いてしまった。深夜「久保ヒャダ」を観る。『僕らが旅に出る理由』を久しぶりに聴く。これもいい曲だ。YouTubeで安藤裕子が歌っているのを何度も聴いてしまった。どちらの曲も10年以上前に聴いて知っていた曲だ。こういう「音楽との再会」というのも人生にはあるんだな。中目黒から乗った電車の中で右隣に坐っていたお爺さん二人が「昔のヤクザは今とは違って、よその組の罪を自分のところが被ろうとしたんだよ」というような事を喋っていた、今やヤクザは何だか悪の象徴みたいになっているが昔は「独立的に正義を実現する共同体」のようなものだったのかも知れない。社会が腐りきり期待できなかったら自分たちで義理人情や正義や道徳を実現しなくてはならない。そんな精神が「ヤクザ組織」を生み出したのかもしれない。時の流れがすべてを押し流し、そして不意に再来させる。時間はとても不思議なものだ。
AKBAKBAKBAKB…頭の中に回帰する先日の火曜曲!ライブスペシャル…何故最高画質で録画できなかったのか…何故こうなった!…そう思いながらも繰り返し視聴する。何度も何度も何度も…。二日前の握手会の記憶も真新しい中にぶち込まれた『エブリディ、カチューシャ』。階段セットに楕円に列んだメンバーたちが順々に半身を折り曲げて行く。そして反対廻りに半身を反らして元に戻る。人生の絶頂、幸福の絶頂、そんな映像体験。それをブルーレイDR画質で録画したかったのだ。結果HM画質になってしまった。録画出来ていないよりはいいが。AKBINGOの『次のSeason』とMステの『重力シンパシー』と火曜曲!メドレーと有線大賞『ギンガムチェック』とメドレーを繰り返し繰り返し観たのである。さあどうする?それからどうした?『文学フリマ』。晴れ舞台である。渾身の一撃の本を発表。二年ぶりか?二年かけて書いた小説4作を収録したコピー誌『B級テーマパーク『カネボウ』』。これは新宿東口歩いて10分の模索舎さんや中野ブロードウェイ3階のタコシェさんに置いてあるので見てみてね。『文学フリマ』前日激しい雨が降りしきる中晩飯を求めて新宿をさ迷う兄弟二人。アルタ裏、その左にあった『カフェジュニア』に入る。美味いパスタに舌鼓。店内は若い女性でいっぱいである。なかなかこんな店に到達出来なかった。東京に住んで12年。やっと到達したのだ。そしてカラオケ『歌広場』へ。コマ劇場は消失している。あるはずのものがない。不思議な気持ちである。ある意味新宿の象徴的な場所。この近くでいくつものドラマがあった。歌広場ではワンナイトカーニバル、白い恋人達、と歌いその後は前述の繰り返し観ていたAKBだ。全11曲を歌い切り、『真夏のサウンズグッド』を歌おうか、というところで時間切れ。老人と若者の喧嘩を目撃しつつ西新宿のホテルへ帰る。ルームナンバー815。風呂に入浴剤『松』を入れ眠りにつく。私は全然寝れなかったと思ったが弟によればグーグー寝ていたそうだ。不思議な話である。翌朝窓の外は晴れ渡っていた。快晴の西新宿を歩いて流通センター駅の『文学フリマ』へと向かう。果たして我々の同人誌はどれだけ売れるのであろうか。「あといくつの夢をみようか」(『次のSeason』アンダーガールズ)。
西武ドームに入る。といっても東京ドームみたいな「室内」ではない。「屋外」だ球場を取り囲むコンクリートの坂を急ぎ足で上って行く。まだライブは始まっていないようだ。外から球場の中が見える。席はまだ空いているようだ。適当な場所から球場内に侵入する。客席の間の通路を歩いて良い席を探す。右手にステージが見える。なるべくステージの正面がいい。死角席のリベンジだ。ステージの真正面の席に座るがバックネットの紐が少々邪魔な気がしたので数メートル右の席に座る。この辺りはお客さんもまばらで空席も多い。しかしグラウンドの中や前の席はいっぱいに埋まっている。まだ始まらなさそうなので急いでトイレに行く事にした。いつ始まるかわからないので駆け足だ。トイレと表示されているところに入って行く。前を行く男性に着いて行ったら関係者のようで奥の薄暗い別の場所へ危うく行きかけた。慌てて戻り男性トイレに入り小を済ませる。席に戻りミニライブの開始を待つ。………ライブが終わり握手会の開始を本を読んだりツイッターをしながら待つ。本は『基低材を猛り狂わせる』。なかなか難しい。なかなか理解出来ず繰り返し読む。まだ全然冒頭部分である。「基底材」とは「デッサン」に対立する「描線図」のようなものなのか?質料的なもの物質的なものらしい。「言語の物質性について」という文章を思い出す。言語の物質性の物質性も「基底材」みたいなものなのだろうか?言語の物質性、デッサンの基底材性、そのようなものがあるのだろうか。西武ドームは寒くなってきた。一時間ばかりが過ぎる。オーロラビジョンに表示される「何番までの人は並んでください」みたいな文字。場内にアナウンスされる「整理券」という言葉。恐るべきことに私はそのようなものはなにひとつ持ち合わせが無いのである。昔の私ならスゴスゴひきあげるのであろうか。しかし今の私はそうではない。会場の女性スタッフに説明し一旦西武ドームの外に出て始めの入場口の所まで行き整理券を一枚貰った。いやはや危ないところであった。しかし何故こうなったか謎である。ありえないトラブルを引き起こす男、要注意人物、それが私なのだ。無事にきたりえゆいはんと握手を済ませた私は雨の中西武ドームを後にした。ゆいはんきたりえとの握手は一瞬だった。用意してきた質問もする暇はなかった。「握手会来るの初めてです」「ありがとうございます」満面笑顔のゆいはん。きたりえはずっと手を振ってくれた。