付知峡のブログに『迫力満点』としたから、今回は『大迫力』とした。(ボキャブラリーが少ないなぁ)


まずは、この動画から。【音量注意】

 
 
名古屋市科学館は、8年ほど前に改装され、世界最大のプラネタリウムとしてギネスに認定された。
前から行きたかったが、なかなか行く機会に恵まれなかった。
 
科学館近くで打合せの際、時間が空いたので、少しだけ覗いてみた。
 
展示内容は、(当たり前だけど)昔とまったく違っていた。
 
最初の動画は、『放電ラボ』での120万ボルトのテスラコイルによる放電の様子である。
放電は3回行われ、たぶん100dBは超えてるであろう音の迫力に小さな子供は泣き出してしまった。
 
楽しそうな展示がいっぱいなので、今度はじっくりと見学したい。
2年ほど前から足先に冷えを感じるようになった。その頃から、透析時に夏でも靴下を履くようになった。

ちょうど去年のSPP(皮膚灌流圧)測定でグレー判定だったので、循環器内科で精密検査を受けたが異常はなかった。
今年のSPPの数値は問題なかったが、相変わらず冷えを感じていた。

フットケア担当のT代さんに相談すると、炭酸泉による足浴(そくよく)を勧められた。
さっそく、薬局で重曹(炭酸水素ナトリウム)とクエン酸、100均で足浴に使う容器と軽量スプーンを購入した。


写真は、容器に重曹とクエン酸を入れたところ。
ここにお湯を注ぐと激しく泡立った。まるで、ドライアイスにお湯をかけたときみたい。

足を入れてみた。あれ?炭酸の泡が皮膚の周りにまとわりつかない。何か間違えたかも?(汗)

10分経って、写真を撮ると皮膚が赤くなってない。
高濃度炭酸泉(1000ppm以上)に浸かると紅潮反応(こうちょうはんのう)といって浸かったところが赤くなるはずなんだけど・・・。

お湯の温度が高かったか、先に粉末を入れたのが良くなかったかもしれない。

次回は、この点を改良してトライしてみよう。

では、ようやく常設展示室の1Fへ入ろう。(笑)

ここは、『19世紀ホール』と呼ばれているところ。


ここの天井は三角形の天窓があり、自然光が取り入れられている。

 


建物の柱をアップしてみると、型枠で使用した木型の木目がはっきりと見ることができる。

後で調べてみると、家具職人が型枠を作ったんだとか。

 


次の展示室へは、『建築的プロムナード』と呼ばれるスロープを上がっていく。

スロープを上がりながら、ゆっくりと変わっていく景色を楽しめるように設計されたらしい。

 

スロープを上がっていくと、本館展示室になる。


19世紀ホールを中心にその周りをらせん状に展示室が囲むように配置されている。

この巻き貝のように展示室が配置されてる理由は、展示作品の増加とともに展示室を増やせるようにした『無限成長美術館』構想である。これこそがル・コルビュジエが実現したかったもののようだ。

ただ、実際に展示室を増やすことは実現できてない。

『無限成長美術館』構想の美術館は、世界に3つしかないようだ。

 

 

本館2階の展示室は、『モデュロール』を使って設計されてる。

モデュロールとは、人の身体の寸法を元に、それを黄金比の基準として考えた、建築における基準寸法のことである。

西洋人の理想的な身長が183cmで、その人のおへその高さが113cmで、それを2倍にした高さが低い方の天井の高さ、226cmになっている。

高い方の天井は、低い方の2倍、452cmとなっている。

 

ここで、身長:おへその高さ=183:113=1.619:1

これこそが、フィボナッチ数列(2つ前の項と1つ前の項を足し合わせていくことでできる数列)が示す黄金比である。

ミロのビーナスのおへその位置も、この黄金比と同じになっている。

フィボナッチ数列については、別の機会にでも。

 

このように国立西洋美術館は、建物自体やその中の展示物、すべてがすばらしい。

 

せっかく世界遺産に登録された国立西洋美術館に来たんだから、建物の方を見ていこう。

 

 

箱形の建物を柱で浮かせた構造になっている。今では一般的だけど、『ピロティ』と言われる構造で、ル・コルビュジエが初めて提案したものである。

 

 

建物の外壁は、玉砂利を洗い出したパネルとなっていて、雨に濡れると少し緑がかって見える。洗い出しの良いところは、雨による黒い筋のような水の跡がつかないところ。

 

 

ピロティの足元には、建物と広場の間には継ぎ目があるが、これは建築当初にはなかったものである。

この継ぎ目こそ、『免震レトロフィット工法』による工事の跡である。

免震レトロフィット工法は、建物と地面を切り離し、その間にゴムを挟み、地震で地面が揺れた場合にこのゴムが揺れを吸収して、地震による揺れが建物に伝わらなくするもの。

耐震補強をすれば、ピロティの柱は太くなり、筋かい等が必要になり、ル・コルビュジエが設計した建物の様相が変わってしまうので、免震レトロフィット工法が採用されたんだと思う。

 

建物の地震対策として、『耐震』、『免震』、『制震』があるが、耐震は揺れに耐えるように頑丈な建物にすること、免震はゴムなどで建物に揺れを伝えないようにすること、制震はおもりやダンパーなどで揺れを吸収するもので、役所や病院などは、免震構造を採用する場合が多いようだ。

充足感いっぱいで『松方コレクション展』を見終えたが、帰りの新幹線まで時間があったので、常設展を見に行った。

 

常設展には、ピーテル・パウル・ルーベンスの描いたお気に入りの作品がある。

 

ルーベンスと言えば、『フランダースの犬』でネロがどうしても見たかったのが、ルーベンスの描いた『キリストの降架』(アントワープ聖母大聖堂)である。

この絵の前でネロとパトラッシュが横たわり、天使に囲まれて昇天していく最後のシーン。

今思い出しても、涙が出てきそう。

 

さて、お気に入りの絵は、この『眠る二人の子供』という作品。

 

今にも寝息が聞こえてきそうな絵を見るたびに、自然と笑みがこぼれてしまう。

りんご病(笑)のように頬が赤いのも、とっても愛くるしい。

時間があったので、10分ほど眺めてた。

 

西美にはオーギュスト・ロダンの彫刻も、数多く展示されている。

一番有名なのは、やっぱり『考える人』かな。


屋外展示なので、料金を払わなくても見ることができる。

 

この『考える人』は、ダンテの『神曲』に着想を得た『地獄の門』という作品の一部だったんです。

『地獄の門』は、こちら。


この上の部分をアップすると、



考える人がいました。(笑)

 

どんな企画展よりも充実している常設展が500円で見られるなんて、東京の人は羨ましい。

あ、もちろん障害者の人は、無料です。