弊社計画中の貸別荘その2です。
敷地の広い軽井沢ではこのような平屋別荘のプランも多いです。
さて、前回までの窓の話に続き、今回ご説明する外観に影響する設備とは家に付随する外回りの設備です。
今回の注意すべきポイントは以下の通りです。
●設置後に動かせない設備
●設計時にはわからなかった設備
●完成後に設置する設備
ここでも従来からの建売住宅の事例を引き続き使用してご説明します。
わかりやすいよう北側ファサードのお話になります。
前回までに記載した窓の見直しを行わない場合、デザインがちょっと残念なこのような完成予想の建売住宅でした。
(完成予想)
しかしながら、このたび実際に入居を迎えたところ、北側ファサードは以下のようにさらに残念な見た目の変化がありました。
(入居時)
違いがおわかりでしょうか?
●実際には向かって左端の玄関の脇に、2階軒下からグレーの縦樋(雨を流す「とい」)が設置されました。
●入居に伴い、2階向かって左側の部屋にエアコンが設置されたため、地上の中央あたりにはエアコン室外機が設置され、さらにその室外機に向かって2階の壁からベージュの配管が降りてくるように設置されました。
これだけでも元々の完成予想と比較してさらにゴチャついてしまったのがおわかりになりませんでしょうか?
接道のファサードたるこちらのお家の北側ですが、さらに美観も損なわれ裏側感が増したと思います。
●樋は上記ポイントのうち、「設計時にはわからなかった設備」になります。
●エアコンの室外機&配管は上記ポイントのうち、「完成後に設置する設備」になります。
●さらに向かって右側地上の浴室窓下には大きな給湯暖房設備が元々設置されていました。これは上記ポイントのうち、「完成後に動かせない設備」になります。
これらの見え方を設計時から想定しておく必要があったのです…
(続きます)
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