家の外観を整える…引き違い窓はダサいか(2) | モダンスタイル軽井沢blog

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(前回の続きです)

「引き違い窓の使い方でデザイン的にダサくなる」とはどういうことでしょうか。

 

 

前回の建売住宅をイメージした事例です。

この南面はいたって普通のお家ですね…

(今回、南面はいったん置いときます)

 

 

そして、こちらが接道がありファサードとなる北側です。

一階北側には向かって左から玄関・トイレ・洗面所・お風呂が並んでいます。

北面であってもできるだけ日射と通風をとれるよう考慮して、それぞれの部屋に応じた大きさの引き違い窓を設け、1階は防犯のための面格子が取り付けられています。

 

こちらも南面と同じでパッと見た感じはいたって普通のお家に見えます。が、じっくり見ていると私はじわじわきます…

 

必要なところに必要な大きさの窓が実用性も考えて取り付けられているのですが、まさにファサードのブログでお話したとおり、ファサードであるにも関わらず家の裏側っぽさが出てしまっていないでしょうか…

そして、全体のバランスをじっと見ていると…

2階の窓が二つの目、一階の真ん中の窓が歯のある口と、なんだかロボットの顔のようにコミカルに見えないでしょうか?

 

どうやら引き違い窓は昔から一番使われているありふれた窓であることから、格好良さや新鮮味はなく、窓自体に野暮ったさを感じるようです。こちらもあくまで普通のお家ですが格好良いというわけではないですよね。

特に一階は窓の大きさもバラバラであることから情報量も多く、スマートさに欠け、面格子は裏側感を強調します。

さらに窓の配置が顔っぽさの原因になっています。

 

もちろん、可愛い感じ・楽しい感じ・素朴な感じが希望であればそのままでも良いと思います。

ただ、私もデザインを重視する場合は引き違い窓を多用しません。使い方次第と思っています。

ということで、北面を少しいじってみました。

 

 

●比較のため、窓枠の色は変えず窓デザインのみにフォーカスしました(本当は色も変えたいですが別の記事で紹介します)

●比較のためオーダー窓ではなく、あくまで標準的な製品のみの使用です

 

正直なところ、ベースのお家が正方形で真っ平らな切妻のため格好良くというのが難しく…(事例失敗しました)

 

今回、一階北側は通風がメインと考えて小さな正方形の横滑り窓という押し出して開くタイプの窓にすべて変更。

二階は上げ下げ窓という上下にスライドして開くデザイン性のある窓×2に変更。

窓は大きさ・高さを階ごとに統一、可能なところは上下階で縦位置もあわせてみました。

すべり窓は防犯性能もあり、通風も確保できます。バランスを考えて枚数を変えていますので価格は多少上がってしまうかも…

 

 

どうでしょうか。

今回はわかりやすいよう北側の窓すべてを変更してみたのですが、多少なりとも情報が整理されてスタイリッシュになり、野暮ったさと裏側感も減ったのではないでしょうか?

各自の感性にもよりますし、本事例がわかりにくかったら申し訳ございません…

 

では、本当に引き違い窓はデザイン的にダメなのでしょうか?そうではありません。今度は南面を含めて説明します。

 

(続きます)

 

弊社では第三者のフラットな視点で、見栄えの面でもダサい家を回避し、将来も売れる家を実現するため、間取りやデザインのコンサルティング・3D画像作成など、家づくりを支援するサービスを提供しております。

 

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