国のまほろば | モダンと暮らす、カカと生きる

モダンと暮らす、カカと生きる

脳出血で右半身マヒ&失語症になっちゃった〝カカ〝。
甘えん坊の個性派ビーグル〝モダン〟。

この大切なふたつの宝物を守るべく、介護&家事&稼ぎにいそしむ、お気楽のんびり屋な〝トト〟。そんな仲良し家族の日々をつづります。

倭は 国のまほろば

やまとは くにのまほろば

たたなづく 青垣
たたなづく あおがき

山隠れる 倭しうるはし
やまごもれる やまとしうるはし

            倭建命(ヤマトタケルノミコト)
            古事記歌謡 31


倭は母なる、すばらしき国。

幾重にも重なり青々とした垣をなす山々。

その山々に抱かれている倭は、なんと美しい国だろう。


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BSジャパンに『GRACE OF JAPAN』という番組がある。


季節ごとに、最も美しい景観を誇る神社と

そのまわりに広がる自然を、“ニッポン遺産”と認定。

未来に受け継ぎたい、日本の宝として紹介する!  

という内容の番組だ。


神社フリークのトトは、時々録画して見るのだが

先日放映されたのが、奈良・桜井の大神神社(おおみわじんじゃ)。

カカトトにとっては、とても想い出深いお社だ。



カカを初めて連れて出かけた時は、桜井から天理まで

古代の道・山辺の道を2人で歩いた。

17キロほどの道のりを、8時間かけてゆっくりと。


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大神神社のご神体・三輪山には

カカと2人で、3度ほど登拝させて頂いた。

飲食、撮影、採集は一切NGの、神の山。


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三輪山には、大神神社の摂社・狭井神社境内から

申込み(氏名・住所など)をした上で

たすきをかけ、登らせて頂く。


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三輪山への登拝口。
400mちょっとの低山ながら

登山道は部分的に急こう配で、なかなか息が切れる。



大神神社の境内から、狭井神社、登拝口(狭井神社)など

なじみの道すじが映像で流れる。

しかし、カカはさっぱり覚えていないらしい。

「覚えとる?何度も一緒に行ったよね」

「そーお?ディオディア…???」


さびしいけど、仕方ないか…と笑っていたら

三輪素麺の紹介があったとたん

「あぁ!ディオディアディア~!」

思い出したらしい…それも、にゅうめんとかき氷を食べたことだけは(笑)。

さすがカカだね。食べものアンテナだけは、健在らしい(笑)。



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三輪山を降りてきた帰りに、必ず立ち寄った

地元の素麺メーカー・池側が経営する、小さな茶店。



ここで買い求めた、赤膚焼の意匠(奈良絵)があまりにもかわいくて

大和郡山の窯元を訪れ

ダンボール2箱分の大人買いをした、カカ。

個人の一見客にしては

あまりのハイペースで数多い買い物に

手計算をしていた奥さん(当時60代?)は計算できなくなり

ずいぶん安くで買い物したなー。ほぼ6掛け?


まだモダンはいなかったから

10~15年前の、懐かしい想い出。

三輪山のあの急なこう配の登山道は

もう一緒には登れないけれど

三輪の里には、またいつか行きたいね、カカ。



■トトシェフ レポート



モダンと暮らす、カカと生きる

◎鶏手羽元のにんにく生姜煮

◎おぼろ豆腐の冷奴(生姜、かつお節)

◎キャベツとキュウリとトマトのサラダ

◎ほうれん草とえのきのソテー







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モダンは行ってなーい!

三輪山には登れなくても

山辺の道に連れてけー!

ポチッとよろしくお願いしまーす。
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