モダンと暮らす、カカと生きる

モダンと暮らす、カカと生きる

脳出血で右半身マヒ&失語症になっちゃった〝カカ〝。
甘えん坊の個性派ビーグル〝モダン〟。

この大切なふたつの宝物を守るべく、介護&家事&稼ぎにいそしむ、お気楽のんびり屋な〝トト〟。そんな仲良し家族の日々をつづります。


招待券をいただいたので
尾崎豊の没後30年展に
行ってきた。
トト、同い年なんだよね
行ってみて知った誕生日も
近く、同じ射手座でした(笑)
正直なところ
あまり好きではなかった。
何でだろうね。
歌い方も、歌詞に感じる
メッセージの面倒くささも
格好つけたパフォーマンスも
「ケッ」て感じで
いわば、いけ好かないヤツ。
覚せい剤で逮捕・勾留
そして26歳で突然の死。
その破滅的な生き方に
「何やってるんだ」とあきれ
なおさら嫌いになった。

トトだって
順風満帆だったわけじゃない。
人には言えない
べっとりと自分の内面に
こびりついた「業」に苦しみ
自分を持て余していた。
20代って、そんな世代。

でも、クスリや酒に溺れ
自ら破滅的な生き方をする
彼に、到底
共感などできなかった。

「何やってるんだ!」

才能も人気もあり
多くの人に支持され
何より家庭があり
息子も生まれたばかりなのに
全裸で、傷だらけで
民家の庭先で早朝ぶっ倒れ
その日の午後には死んだ?

何それ?

口には出さないが
冷ややかな目で
彼の死を報せる
狂乱したマスコミを
しらけた気分で眺めていた。

自殺、他殺、事故……
その死には後年まで
さまざまな憶測がされたが
破滅的な生き方の果てに
彼の死があったのは事実。

代表曲くらいなら
口ずさめるよ。
「I LOVE YOU」だって
もちろん名曲だと思う。
でも、アンタは嫌いだ。
そんな存在だった。

でも、トトも次第に年をとり
感じ方や考え方も変わった。

今でも、好きではないけれど
駆け抜けるように生きた
一人のアーティストとして
客観的視点で
彼を認識している。

死の真相に興味はない。
30代、40代、50代と
年齢を重ねる中で
身体はなくなっても
魂は何度でも生まれ変わると
思うようになったので
現世的な死に
心が動かされなくなった。
好きな人、大事な人の死は
もちろん寂しいけど
悲しい、つらい、とは違うし
葬式で涙を流すこともない。
じいちゃんの葬式も
大好きなばあちゃんの葬式も
涙ひとつ流さず
穏やかで温かな気もちが
あるだけだった。

話を戻そう。

いけ好かない
むしろ嫌いだった尾崎豊に
56歳にして初めて
きちんと向き合ったかも。
アンタが
いなくなってからの30年を
私は生きてきたよ

もし生きてたら
どんな人生を送った?
いい顔したオッサンに
なってた?
味わい尽くしたと思ったから
サッサと逝ったの?

18歳から26歳の8年間で
アンタは確かに
伝説を作ったね。

伝説を作るような
人生は送ってないけど
私は、生きてて良かったよ。
小さな幸せを積み重ねながら
毎日のんきにやってる。
あ、そうだね。
「おおむねごきげん」じゃ
あんな歌は作れないか(笑)。

今度はもう少し
楽に生きてみたら?
伝説になる生き方は
もうやったことだし。
名もなき一人の人生も
結構ドラマティックだよ(笑)。

そんな言葉を彼と交わした。
いけ好かないけど(笑)
いつかどこかでもし会ったら
つらつら話をしてみたい。
そう、感じたよ。


◆トト飯

伊之輔じいちゃんとは
字が違うけど
「伊之助」印のうどん生麺が
結構好きです。
ちゃんぽんの具の残りに
鶏肉とネギを加えて。
美味かった〜♪
冷凍ピザをオーブンで焼く
パクチーをトッピング
神セブンの向こうにモダン♪




先日、記事にアップした
トトの唯一無二の床屋さん
大野さんのお宅に
はじめ君とお参りしてきたよ。
お姉さん夫妻と1時間
ゆっくりいろんな想い出話で
盛り上がり
優しい時間を過ごしました。

大野さんの自宅は
古いマンションの最上階。
借景がとにかく見事だった。
せっせとDIYで
リフォームした室内は
明るくて居心地の良い
空間でした。

そうそう、大野さんは
好奇心旺盛で
次々にいろんなものに
夢中になる人でした。
最近ハマってたのが
大和缶(ヤマトカン)。
スピリチュアル界で
火がついた物理学的な
健康グッズらしいんだけど
熱弁ふるってたねぇ(笑)。


あまりに熱心なので
トトも作ってもらいました。
寝床の頭と足に転がして
毎日寝ています。

置き始めた初日
指先から足先まで
なんだかジ~ンとして
確かに、ここ1-2カ月ほど
短時間でも
深く眠れるようになったよ。
左脚のリンパ浮腫とも
うまくつきあえています。

詳しいメカニズムは
わからないけど
大野さんの一風変わった
置土産(笑)、ありがとね。

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5月15日は

じいちゃんの命日でもある。

吉丸伊之輔、享年84歳。

よしまる いのすけ、です。

明治43年、糸島生まれ。

実父を早くに亡くし

母と二人で暮らしていたが

再婚相手とともに母が

渡米(移住)することになり

中学を卒業したら自分も

渡米すると約束して

泣く泣く離れ離れに

暮らすことになったのが

まだ小学生の頃だった。


糸島中学を卒業し

いよいよ渡米することに

なったものの

エージェントに渡航費一切を

だまし取られてしまう。

博多の町中の貸家で

赤貧の暮らしを送っていた時

近所に住んでいた

ひいばあちゃんが

「あの人は係累も

少ないみたいだし

いいんじゃないか?」と言い

仕事(市の職員)を紹介し

娘(ばあちゃん)との縁談を

まとめたらしい。


その直後

ひいばあちゃんは

脳卒中で倒れ、なんと!

午前中に祝言を上げ

午後に葬式を出した。

戸主(男)が喪主となるのに

まわりがこだわったらしい。


そんなこんなで

バタバタと一緒になった

二人のもとに生まれたのが

ルリママ。

月足らずの1500gで生まれ

生きのびないと思われて

誰も祝いに来なかったって。

でも生後4ヶ月経ち

どうにか生き残ったので

あわてて出生届を

じいちゃんが出したらしい。

昔は、いいかげんだよね(笑)。

だから、ルリママ、実は

昭和10年11月生まれだけど

戸籍の誕生日は

昭和11年3月25日(笑)。

ホントはねずみ年じゃなく

イノシシなんだよ。


「子年が3代続くと

蔵が建つ」って言われる。

ばあちゃん、ルリママ、

そして、はじめ君で3代。

でも

京城(現ソウル)生まれの

ばあちゃんの出生届も

ずいぶん後だったらしい(笑)。

だから、わが家に蔵は無し。

「2人ともニセねずみで

僕だけが正真正銘やけん

蔵やら建たんったい」と

はじめ君は苦笑しとります。

なるほど(*´艸`*)


その後、炭鉱の職員に転職し
昭和10年代〜30年代半ばの
炭鉱が華やかだった頃を
田川・赤池で暮らした一家。
炭鉱の晩年、再び福岡市に
一家で引き上げた。
今の実家がある場所は
二人が結婚する直前に
ひいばあちゃんが
手に入れた土地。
だから、ばあちゃんの
思い入れがたっぷりつまった
場所なんだよね。

トトがまだ小さかった頃
よく、ピンクのウェハースの
パンを買ってくれた。
半ドンの土曜には
毎週バナナを一房
買ってきてくれた。
一緒に風呂に入ると
ガシガシタオルで洗われて
「こすりころされる〜!」
と悲鳴を上げた。
熱い湯が好きで
100数えるまで
上がらせてもらえなかった。
だからトトも熱い湯が好き。

竹馬がすごくうまかった。
甘党で、川端ぜんざいの
「大」をたいらげた。
梅ケ枝餅も食事前に5個
ペロリとたいらげていた。
毎朝、陶器のおろし器で
大根をすっていた。
茶飲みで、毎日やかんで
何度も湯を沸かしていた。
トトもしっかり茶飲みだよ。
掘りごたつの練炭を
替えるときは必ず
「ちんや〜ん、ちんや〜ん」
と、掛け声をかけた。
相撲が大好きで、10年日記に
その日の取組結果を
細かに書き残していた。
身体も声も大きかったけど
優しいじいちゃんで
怖いと感じたことは
一度もなかった。

健康管理もばっちりで
年をとってからも
いったい、じいちゃんは
何で亡くなるのだろうと
誰も想像がつかなかったが
思いがけず、白血病に。
「この年齢では珍しい」と
医者も驚いていた。
本人に告知はしなかったが
命の終わりは
わかっていたようだ。
ある日、傍らにいるトトに
「死ぬとも、きつかなぁ」
と、苦笑した。
なんと返事したか忘れたが
まだ20代半ばだったトトは
しどろもどろになった。

危篤の報が入り
トト、渾身の走りで
病室に駆け込み
息を引き取る瞬間に
間に合って良かった。

じいちゃん、元気かい?
5月場所やってるね。
テレビの前から
離れられないね(笑)。


◆トト飯

鶏皮キムチ丼
ちゃんぽん



外出先から帰宅して
玄関を開けると……
スタンプラリー
絶賛開催中(TдT)!

シーツ30枚くらい
ポイせざるを得ず
SDGsに反して罪悪感(泣)。
好きなところで
おしっこ&ウンチを
するようになったから
だいたい45-50枚
敷きつめてるんだよ。
でも、いつも部分的にしか
掃除できないから
しっかり掃除機かけて
雑巾で拭き上げ
あらためて、敷き直せたよ。
ケガの功名(笑)。

二次災害を避けるため
ササッとシーツをはがしたら
すぐにモダンを小脇に抱え
洗面所に走って
おててとあんよの「運」を
きれいに洗い流した。
放牧すると、興奮スイッチ
入って、ひとしきり爆走。


落ちついたら

ベッドでひと息つく。

モダンは別に落ち込んでる

わけではなく

常に泰然自若、唯我独尊。


猫背や揃ったおてて、

プクッとふくれたマズルが

たまらなく愛おしい。


家ではずっと室内徘徊して

あとは爆睡。だから

寝姿の写真ばかり(苦笑)。


先日から、乗車中の
ポジションを変えたモダン

座面を高くしてみたよ。

これはカカが
室内用車いすで
使っていた高反発おざぶ。
替えを含めて3枚あった。
それを再利用。
おざぶがすべらぬよう
間に滑り止めもはさんで。

外がチラリと見える高さ。

外が見えると得心し

落ちついたらしく

くつろぎ始めたよ。

可愛いなぁ。


あ〜、ゆっくり

おでかけしたいねぇ。



◆トト飯


久しぶりにビーフシチュー
いや、豚肉だけど(笑)
残り野菜の、じゃがいも、
人参、玉ねぎ、ズッキーニ
戴き物ワイン(たぶん上等)
使ったら、たまらん美味さ♪
冷蔵庫を開け、野菜や肉の
残り物を見ながら、さて……。
人参とパクチーのアンチョビあえ、
ニラ玉、ミンチで肉豆腐、
ひきわり納豆。よくできた
あまりもの定食でした(笑)