深川鍋〜深川めし(その2) | 自然派で行こう♪

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自然な農法での安全な米・野菜作りをしています。
釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。


前回は炊き込みの深川飯でしたが今回はぶっかけ版。

やはり、なんと言いますか・・・寒い夜には酒のアテのちご飯を食える方がいい気がします。

 

ということで、ずっと前から食べてみたかった深川鍋とぶっかけの深川めし(深川丼?)

昆布で出汁をとり、そこに白ネギと薄揚げを投入。

初めて作るのでよくわかりませんが、おそらく沸騰させない方がいいような気がします。


▼そこに殻付きのアサリを500g投入。

 

アサリからいい出汁が出そう♪

 

ここでも沸騰させずに弱火でコトコト。

 

その方がアサリから出汁がよく出つつもアサリの身が固くなりにくいと思います。

鍋としては酒のアテなのでもうちょっとパワーアップさせましょうか♪


▼オルニチンたっぷりの「しじみの力」


しじみエキスでうま味調整をしたい時、酒を飲み過ぎた翌朝に使ったりしています。

(アサリにはオルニチンは含まれていませんので。)

 

味的にはやはり本物のしじみ汁にはかないませんけど、湯に溶かすだけでもなかなか美味しいです。


▼使う味噌は7年前に仕込んだ麦味噌。

 

これは梅雨時期に仕込んだ麦麹です。

寒仕込みの味噌作りがいいのでしょうけど、この麹や味噌を仕込んだのは梅雨時期。

 

雨ばかりでやることがない時に仕込みました。


▼これが完成品


仕込んだ翌年に開封したのですけど、この時は「ふんどし」が固くて網で濾さないと舌に残りました。

でも、5年経った頃にもう一度食べてみると「ふんどし」も分解されていて舌に残らず非常に美味♪

ふんどしとは麦の表面にある筋のようなものです。

麹歩合は低めでキリッとした辛口(塩分は低めです)の味噌に仕上げました。


▼そして昨年仕込んだクロダマルと米麹の味噌。

 

麹歩合をうんと高くした甘い味噌に仕上げています。

 

この2つの味噌を合わせて使うとします。

 

3年ものの豆味噌や7年ものの発芽玄米麹味噌もあるのですが、それは次回使ってみるとします。



▼いったん火を止めて味噌を溶かし入れました。


味噌を入れた後で沸騰させてはいけないとか言われていますけど、それは天然醸造味噌のこと。

 

市販の即醸味噌はあまり関係ないと思います。

八丁味噌に代表される豆味噌は沸騰させても問題ないというか。逆に具材にいい味をつけてくれたりもします。


▼さて!完成しました。


アサリをほじりつつ、ネギを食べつつ、うす揚げも食べつつ、ビールがうまい!

シンプルなこの味最高!

とはいえ、普通のアサリの味噌汁とは全然違う気がするのはなぜだろうか?


▼ということで、軽く一杯ひっかけて〆の深川丼といきましょう♪


炊きたての土鍋ご飯の上にぶっかけます。


▼そこに刻み海苔をのっけます。


わさびも合うかも?山椒もあうかも?

でも、今回は初挑戦なのでそのままいただきます♪


▼加熱し過ぎていないのでアサリがプリップリ♪

 

これはたまりません♪

具材を食べたら汁と飯をかっこみました♪


▼2杯目は味を変えてバターと白髪ねぎを使いました。


これもすごく美味しい!

 

でも、個人的には本場の深川の老舗で本物の深川めしをいただきたいと思っています。

通販でパックに入ったものが売られていますが、やっぱり下町の風情を感じながらの食事がしたいものです、