最近、納豆ばかり食べています。
丸のままの粒の納豆よりも挽き割り納豆が好きです。
そして、またまた妙な癖?悪い癖?が出てきました。
過去に納豆は作ったことがありますが、挽き割り納豆は作ったことがありません。
自分で作ると安上がり。そして大豆の品種をいろいろ選べます。
そのためにも挽き割り納豆作りをマスターしなければ・・・
なぜかというと、納豆に使われる大豆は基本は小粒の納豆ですが、大粒の大豆にもとても美味しい大豆がたくさん。
大粒の大豆でも挽き割りにしてしまえば食べやすい納豆を作れますから。
▼今回使う大豆は三重県産の大豆です。
品種の名前は書かれていませんが、三重県で多く栽培され、
大豆の色や「目」の色合いからフクユタカという品種ではないかと思われます。
▼内容量は1kgあります。
納豆にすると乾燥大豆の2倍の重量になるので2kgの納豆ができます。
納豆食べ放題♪(納豆は1日50g程度がいいようです。)
▼さて、挽き割り納豆の作り方をネットで調べてみました。
納豆発祥の地である秋田県のサイトではこう書かれています。
何!?納豆を煮る?
以前、挽き割り納豆を作ろうと思い、調べた時には確か「煮る」ではなく「蒸す」だったような気がします。
そもそも味噌作りの際に大豆を煮ると煮汁がめちゃくちゃ甘い。
トウモロコシもしかり。
それ相応に栄養分も煮ると流出してしまうような気がします。
ということで、蒸すことにしました。
▼水でガシガシ洗っておきました。
粒のままの納豆を作る場合は皮付きですのであんまりガシガシ洗わない方がいいのかな?
でも、挽き割り納豆の場合は皮を炒って取り除くので思いっきりガシガシ洗いました。
大豆の皮には納豆菌の繁殖を阻害する物質(?)があるとか?
でもそれは大豆が生きている時の話で加熱して死んだ大豆では関係ないかと思います。
▼フライパンで中火でいるとします。
きな粉にするのなら仲間でじっくりと火を通す方がいいと思うのですけど、これは皮を取り除くための一環なのかな?
▼皮がひび割れてきましたので加熱終了。
うわ〜!気持ち悪い!
トライポフォビア(集合体恐怖症)の僕にはちょっと厳しい絵面です。
やっぱり小糸在来大豆のような白目の青大豆が僕には無難です
粗熱が取れたら石臼で挽いて大豆から皮を剥がします。
▼久しぶりの登場の石臼くん。
育てた蕎麦を使って蕎麦粉を挽いたり、小麦粉を挽いたりするのに使っています。
▼さて、準備完了♪
うまくいくかな〜?
決して時計回しに挽いてはいけません。
時計の逆回りに石臼を回します。
まずはフルイにかけてみました。
粉々になったものはこれで取り除けましたが、まだ全然取り除けていません。
風選すれば簡単なのですが、唐箕は知り合いの倉庫に置かせてもらっているし、大雨の中そんな作業ができません。
▼ ということで、手でもんで皮を粉々にすることにしました。
でも、うまく行きません。
結局、扇風機を使って窓を開け、隣の田んぼ(僕が栽培している田んぼですよ)に皮を吹き飛ばしました。
▼その後、ミルサーをかけて、もう少し大豆を細かく砕いてみました。
しかし・・・
▼大豆のかけらの大きさのバラツキときたら・・・
もう少しミルサーにかけてみましょうか。
しかし、今度は大豆が粉々になり始めました・・・
▼再度フルイにかけて細かいかけらはミルサーできな粉にしておきました。
これで無駄はありません。
▼とはいえ、この状態・・・どうしましょうか?
このまま納豆にするときっと食感の良くない中途半端な挽き割り納豆になりそうです。
ここでちょっと良い事を思いつきました。
▼先ずは大豆を一晩水につけておくとします。
さて、このまま浸漬して明日の朝まで置いておきましょうか♪
つづく。