もち米を栽培する小さな水田の準備が整いました。
5畝の面積の田んぼの端っこを0.8畝に新しく作った畦で区切った田んぼです。
畦塗りをして新しく水口を作って準備万端。
そこにもち米の苗、ササシグレの苗、キヌヒカリの苗を保管しています。
それまでは毎日ジョウロで水やりしていましたが・・・
▼水やりが追いつかずに焼けた苗も・・・
でも、もうこれで安心です。
ただ、密に播いた上に長期の育苗をしてしまったので苗いもち病が発生しました。
▼ということで牡蠣殻石灰を散布するとします。
ブロ友のあぐりさんの情報によるとホタテの貝殻粉末がいいようなのですが、牡蠣殻石灰でも試してみます。
有機石灰がいいとのことですから。
▼いろんな微量要素が含まれています。
この中のどれがいもち病に効くのでしょう?
あらかじめ田んぼに散布しておくと稲が大きくなってからのいもち病対策にもいいようですし、
葉面散布でもいいし、上澄み液の散布でもいいようです。
▼さて、散布します。
ホームセンターで売られている牡蠣殻石灰よりも少し高いけど、量が多くてお買い得。
▼散布完了です。
効果がありますように。
▼貝殻なのに水に浮くんですね。
まだ今のところは、水田雑草も生えてい無いようです。
圃場の準備の際にすでに生えていたホタルイやクログワイは引っこ抜いて退治しておきました。
▼せっかく畦塗りしたのにサギたちが踏んづけまくります。
と・・・足跡の隣に恐怖のアゾラクリスタータを発見!
え〜!?全滅していなかったのか?
アゾラクリスタータはチッソ固定してくれるし、圃場一面に繁殖すれば抑草効果もあります。
しかし、アゾラの上にアゾラが覆いかぶさるように繁殖し、昨年は5cmくらいの層になりました。
▼こんなに分厚く圃場を覆えば水温も地温も上がりません。
昨年のこの圃場での収穫量は最悪な結果でした。
▼徹底的に拾い集めました。
もう昨年のような事になるのはこりごりです。
中干しすれば問題ないようですが、自然栽培では中干しなんかしません。
今年はコナギ退治とヒエ退治とアゾラ退治の稲作になりそうです。