自然栽培ササシグレの稲刈りが終わりました。
稲刈りをしたのは9月3日〜4日。
出穂寸前まではほとんど生えていなかった垂涎雑草のコナギでしたが、急に大きく育ち始めました。
小さいコナギなら問題なく刈り取りできるのですが、
こんなに大きく育つとコナギを退治してからでないと稲刈り機にコナギが詰まるので稲刈りができません。
最初はコナギを刈り取ってからバインダー(稲刈り機)で刈り取っていました。
でも、そのうち無駄に時間がかかるように感じました。
▼結局、急がば回れ!で鎌で刈り取ることにしました。
手で刈り取ると時間はかかりますが、雑草が混じらないきれいな稲束にすることができます。
▼草が生えているのといないのでは同じ手刈りでも効率が全く違います。
しかし、このコナギの草丈・・・ササシグレの半分くらいもあります。
▼最高分蘖期の頃にはコナギもほとんどなかったので稲株はそんなに細くありません。
出穂直前に草がほとんど生えていないと感じても、最後の草退治は必要ですね。
▼稲を束ね終えたら隣の田んぼに運びました。
隣の田んぼのササシグレは天候も良く、ちょうど乾いたところでした。
脱穀して空いた稲架に刈り取った稲束をかけていきます。
▼面積も小さいし、こうすれば稲架を組み直さなくていいので楽チンです。
でも、稲藁を元に戻すのがちょっと面倒。
▼稲架にかけて天日干しで2日でいい感じに乾きました。
そして今年の収穫量は・・・
山田6畝で2斗と20kg
半分以上鹿に食われたのが痛かったですが、収穫できただけよかったです。
それに、8月にまとまった雨が降らなかったので田んぼに水がなかったのも原因でしょうか。
来年は反当7俵以上収穫できるようにしたいものです。
里田5畝で1俵と7kg
反当にして2俵と14kg!?少なすぎて笑さえ込み上げます。
スズメの被害もありましたが、主な原因はアゾラクリスタータが大繁殖したこと。
地温も水温も上がらずに稲株がひょろひょろのものが多すぎました。
里田2.6畝で1俵と29kg
無肥料栽培開始から6年目にして反当6俵ちかくあります。
まずまずの出来栄えでした。
6年前の無肥料栽培初年度には反当換算で反当8.6俵もありましたが、
収穫量が下がって再び収穫量が上がってきました。
里田2.5畝で1俵と10kg
こちらも同じく無肥料栽培開始から6年目です。
反当5俵以上ありました。
こちらも少し収穫量が上がってきた感じです。
上がってきた・・・というよりも、今年はどちら様も豊年のようですので、
たまたま少しよかっただけでしょうか?
さて、お次は9月17日に予定しているきぬむすめの稲刈りです。
こちらは天日干しせずに乾燥機でチャチャッと乾かしますので手間いらずです。