大きな台風16号が日本に迫っています。
稲刈り前に・・・いや、明日稲刈り予定だったのに絶対に無理。
冒頭の写真はこちらが明日稲刈り予定だったササシグレ。
また稲刈りが伸びてしまいました。
10日は伸びるかな・・・台風にによる倒伏はもちろん、雨が続いて保発芽したりしたら品質が心配です。
本当に毎年毎年のことながら稲刈りがうまくいってくれません。
早めに植えて8月末〜9月初旬にコンバインで稲刈りする方が本当に楽。
台風の通り道の和歌山県の地域のみんなはそれが辛くて早く植えるようになったそうです。
この台風の季節が来るたびに来年こそは普通に栽培してやろうか!?
コンバインで刈り取って機械乾燥してやろうか!?と、思ってしまいます。
そしたら楽チン。苦労も少ないし台風の進路とか大雨も大して悩まなくても大丈夫。
悲しいかな、学習能力がない私は毎年同じような事をしております。
でも、そんな中で収穫したお米は本当に愛着がわきます。
10月初旬に稲刈り予定です。
こっちのほうが台風が心配・・・米の出来栄えはこちらの方が良さそうです。
▼さて、こちらは6月27日に2.5畝の田んぼに植えたササシグレ
こちらもまずまずの感じです。
▼こちらも6月27日に5畝の田んぼに植えたササシグレ
草取りが遅れたところはあんまり出来が良くありません。
この1枚の田んぼにはメダカが多く住んでいました。
水路から流れ込んできたメダカでしょうけど、いまはどうなっているのかな?
8月末日で水路の水は止まってしまい、いまは田んぼに注ぐ水は雨水のみ。
そんな田んぼをよく見ると・・・
メダカたち、生きていました〜〜♪(^O^)
ヨカッタヨカッタ!でも、いずれは水が無くなって死んでしまうんですよね・・・
稲が倒れている・・・
この辺にはイノシシもシカも出ないはず・・・
犬?
でも、内側から外に向かって倒されています。
▼ここも・・・
これは・・・もしや!!!
自宅の二階の窓から遠くに見えるこの田んぼ・・・
ずっと観察していると、やはりあいつらが!!!
▼白サギが数羽田んぼに舞い降りています。
何をしているんだろう??
と、悩む間もなく何素しているのかわかりました。
メダカを狙っているようです。
この田んぼは高低差が激しく、低いところはいつも水が溜まっています。
ビオトープみたいな感じで田んぼの生き物を守っています・・・といえば、聞こえはいいけど・・・
稲を踏み荒らされては困ります。
結局はメダカよりも稲が大事。
私ってなんて自分勝手で冷酷な人間なんだろうか・・・
田んぼに生態系を作ると言ってもそんな生易しいもんじゃないな・・・と、痛感した今年の稲作です。
この時期、メダカの棲んでいる田んぼは私の田んぼだけですからね・・・これから毎年標的にされそうです。