長引く腰痛で1週間も農作業できず。
本当ならこの連休で稲刈りをする予定でしたが、腰痛で稲刈りなんかできず。
その以前に、大雨に祟られて稲刈りどころか秋冬野菜の準備もできず・・・
そしてまだ腰痛に悩まされています。
台風が迫っていても何も備えができない・・・まったく情けない。
なのでこの連休は仕方なく、調べ物や米袋に貼るラベルのデザインをしておりました。
▼とりあえずこんな感じで作ってみました。
今年のラベルは田んぼの所在地と面積を商品名にしています。
そして、何年間農薬不使用なのかも記載しています。
お米って栽培された田んぼによって味が違います。
同じ品種、同じ栽培方法でも味が違います。
それを分けるための物。
複数枚の田んぼをコンバインで一斉に刈りとってしまえば悩む必要もない部分です。
▼今年の5kg米袋の色は黒
非農家の米としてはそれなりに見えます。
ホームセンターでもこんな無地の米袋を扱ってくれませんかね〜?^^;
「農家自慢のお米」とか書かれている米袋ばかり・・・あれは陳腐で恥ずかしい。
最大の悩みは価格設定。
今まで5年間を無農薬、無肥料を通してきた田んぼでできたお米と、
今年初めて無農薬に切り替えた田んぼで採れたお米の違い・・・
無農薬1年目なら体は受け付けないけど、無施肥・無農薬何年目かの田んぼのお米は食べられる・・・
そんなことありますか?
悲しいかな、健常者の自分にはわかりません。
でも、無農薬5年目の田んぼで採れたお米と無農薬1年目の田んぼで採れたお米は差をつけないといけないです。
それはなぜなら、同じ値段で同じ味なら無農薬5年のがいい!となるからです。
無農薬何年目というのは関係なく、どの田んぼも同じように一夏頑張って作りました。
むしろ、栽培初年度だからこそ一番草取りなどに力を注いだ田んぼもあります。
無肥料無農薬5年目でもさほど苦労しなかった田んぼもあります。
価格設定は無施肥無農薬5年の田んぼで採れた玄米30kg袋売りで15,000円
無施肥無農薬初年度の田んぼで採れた玄米が30kg袋売りで14,000円あたりが妥当でしょうか?
計り売りでは玄米10kgで5800円、玄米5kgで3,000円前後でしょうか。
いくら頑張って草退治しても、いくら収穫量が少なくても、いくら美味しいお米ができたとしても
30kgで15,000円を上回ると食べ盛りのお子さんがいる一般家庭では常食できませんから。
ちなみに、日本で一番高いお米は30kgで末端価格11万円だそうです。
不耕起、手植え、無農薬、無施肥、手刈り、天日干し。
しかも超有名な米の産地のお米。
すごく安全そうで、すごく美味しそうで、とても食べてみたい気にはなります!
が・・・絶対に買えません。^^;