
今年の高菜はめちゃくちゃ元気です。
今年の・・・ではなく、昨年の秋に植えた高菜ですけど、株元から刈り取っても次々生えてきます。
全収穫した後、さらに育ってまた収穫、またまた生えてこんなになりました。
条間に米ぬか入れていますけど、そんなのもうとっくに吸収しているはず。
そもそも米ぬかの窒素成分ってかなり少ないはず。
▼こんなに元気な原因はやはり稲わらでしょうか?

結構分厚く敷きましたけど、今ではずいぶん嵩が減りました。
▼はぐってみると菌糸がいっぱい。

わらに住み着いた菌がわんさかいるようです。
それにいつもと違うのは稲わらの色と匂い
古ぼけた稲わらの匂いではなくなんだかちょっと違う匂いです。
▼触ってみるとすぐにボロボロに崩れます。

まるで圧力鍋で柔らかく煮た肉のようです。
畝の上に米ぬかを敷いて稲わらを置くとこんなになるんですね。
早い話が堆肥になってそれが高菜の栄養分になっているってことでしょうか?
川口由一さんが言う所の「亡骸の層」を長年かけずに一度に多く作った感じ?
それはこの稲わらはここで採れた稲わらだから。
土の中に有機物を入れるより、こうする方が色々便利そうかもです。
抑草効果、ガスの発生で根を傷めるのを防ぐ、不耕起で機械いらず。
基本的に有機物は土の上にあるというのが自然ですからね。
そして土の中にある有機物は作物や草の根だけが自然。
しかしながら、今年はここでは稲作していないのでここで採れた稲わらは限りがあります。
やはり雑草は必要なんだな・・・つくづく感じるのです。