
モミスリの際に出た小米はたった5畝の水田で20kg近くありました。
これはいくら何でも出過ぎです。
よく見ると普通の粒の大きさのお米もかなり混じっています。
お米は楕円形をしているので小米ではなくても選別の網をすり抜けてしまうのかも知れないですね。
ということでまず精米開始。
使う道具は循環式の精米機です。
コイン精米機は小米を入れてはいけないことになっているので循環式の精米機を使います。
これはれっきとしたご注文の品。
ペットのためのご飯です。
猫にコバン・・・ではなく、猫にゴハンはあまりよくないようなのですが、
肉などを主体にするならば1割程度を混ぜてもいいようです。
ご注文の精米歩合は8分搗き。
はて・・・?8分とはどれくらいの感じが8分なのか・・・?^^;
いつも白米とか上白米ばかり食べているのでわかりません。
▼最初はこれくらいだったのが・・・

しばらく精米すると~~
▼これくらいになりました。

こんな感じかな~?^^;
とりあえず確認してみるとこれでいいようなのでここで精米をストップ。
ヌカを落とすためにテンションをゼロにして循環しました。
▼そして網目2mm程度の園芸用のフルイにかけます。

かなりの小米というか割れた米などが網目から落ちていきます。
この際に汚いお米も気がつき次第取り除きました。
▼左が選別で落ちたお米で、右が落ちなかったお米。

園芸用のフルイとはいえ、それなりの効果はあるようですね。
▼そして、フルイにかけていると小さな米だけでなく米ぬかもかなり落ちました。

米ぬかが酸化すると美味しくないし体によくないのでこれはなかなか効果的。
とはいえ、無洗米のように米ぬかがキレイさっぱり落ちるわけではないので工夫が必要。
ペット用なのでかなりの期間の食料になると思いますので。
▼ボウルの中が小さな米で袋に入ったものが大きなお米。

選別にもれたとても小さなお米は烏骨鶏卵をたまに頂く方にエサとしてプレゼントします。
▼袋詰めして作業完了。

真空&脱酸素パックです。
袋は衣装収納袋を使用しています。
▼裏面には吸引バルブが付いています。

吸引の際にバルブにお米がつまらないように脱酸素剤(使い捨てカイロ)を貼り付けています。
お米を取り出したら再びチャックをして掃除機で吸引して保存できます。
開封して少しづつ使うにももってこいかも?
ヌカ切れが悪い循環式精米機のお米でも鮮度がある程度保てると思います。
お届けした後で気になったのがこの小米のお味です。
▼ということで炊飯スタート。

これで美味しければ普通に人が食べられます。
▼炊き上がりました♩

やっぱり白米の色とは少し違いますね。
香りも古風な香り?田舎な香り?
でも、玄米の香りとは随分違います。
▼炊飯すると小米のご飯粒も普通のご飯粒と見た目に違わなく思えます。

少なくとも◯ら寿司のシャリの米粒よりも確実に大きいです。
味ですが、なかなか美味しい!!
白米とはやはり違いますが、8分搗きのお米が美味しいとはよく聞きますが、確かに美味しいかも!
小米も再選別するともはや小米ではありませんね。
モミスリセンターの選別網はかなり大きな網目にしているのかな?
▼精米所に行くと標準に次いで多いのが8分搗きのお客さんだということもうなづけました。

ボタンのキズが使用頻度の証?
さて! お次は米米交換、お約束していた方への発送開始です。^^もうしばらくお待ちくださいませ。