原始的脱穀作業 | 自然派で行こう♪

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自然な農法での安全な米・野菜作りをしています。
釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。



昨日刈ったハッピーヒルを束ね終わりました。

本日は梅の里自然農塾の日でしたが、午前中で早退して午後からは昨日の続きをしました。

今回は自然農塾で教わった事を実際に役立ててみようと思います。

さて、ハッピーヒルの稲作も大詰めです。

本日気がついたのですが、やっぱり全ての稲はハッピーヒルだったと言う事。

中には貧弱な株もありましたが、概ねコナギに負ける事無くそだったし、茎の太さはとても太いです。


▼稲を刈って寝かしてみると稲穂がハッピーヒルの形をしています。


田に生えている時は気がつきませんでしたが、穂首のあたりを見れば普通の稲とは明らかに違います。

やはり出穂時期に水が来なくなったのが原因で貧相な稲穂になったのかも?

さて、稲架を組むとします。

自然農塾では荒縄を使っていましたが、荒縄が無いので代用品を使うとします。


▼稲刈り機(バインダー)の麻ひもです。


麻ひもは残っても毎年買い替える事にしていますので、これを使ってみます。

滑らなければ問題ないと思います。


▼3本1組にして1本とします。


強度的にはコレで問題ないかも?

滑るか滑らないかが問題です。


▼うん!滑る事も無く良い感じです。


稲架を組んだ後ナマケモノのようにぶら下がったり鉄棒のように前回りをしましたが全く問題ありません。

逆上がりはさすがに勇気がいるのでやめました。w


▼残念ながらほんの僅かの稲束を残して日が暮れました。


明日の朝、一気にかけ終えようと思います。

さて、問題は脱穀です。

食用にするのならハーベスターを使っても問題ありませんが、

種籾用の脱穀となるとハーベスターを使うと先に脱穀したササシグレと混じる可能性があります。

それはなんとしても避け無ければなりません。

千歯扱きがあれば絶対に混じる心配も無く手でこそげ取るよりも効率がいいのですが・・・

でも、そんなのご近所の農家さんも今は持っていません。

困りました・・・

でも!なんと!!


▼ジャジャジャ~ン♪


梅の里自然農塾の勇惣塾頭がお持ちでした。^^それをお借りしてきました。

塾頭もどなたかから譲り受けたようで、まだ使った事が無いとの事。

そして至る所にガタが来ていてこのままでは脱穀中にバラバラになりそうなくらい老朽化しています。

でも、ケニーさんがとっても頑丈に補強して下さいました。^^いつもありがとうございます。


▼お隣のお爺ちゃんに詳しい使い方も教わって準備万端♪


水分量を見計らって千歯扱き初挑戦です。^^

そして、脱穀した籾は唐箕にかけて選別します。

無肥料育苗、尺角1本手植え、肥料・農薬不使用、手刈り、稲架かけ天日干し、千歯扱きに唐箕。

まさに明治~昭和初期の昔ながらの稲作です。^^

稲作プロセスは大詰めですが、コレからは私にとって未知の領域。

なんだかワクワクしてきましたよ~~♪\(^o^)/