
昨日も6時前に里田に草取りに行きました。
足腰だけでなく、腕、そして指先も筋肉痛のような疲労感が蓄積されてきました。
1~2時間で、↑の写真のサンダルを脱いでいる場所から右に数mしか除草出来なくなりました。
コナギが大きくなったのと、畦際には田植え前に刈り取った畦草の養分が含まれているからか・・・
非常にガッシリとしたコナギとホタルイにクログワイがビッシリ生えていてペースが上がりません。
このままでは、疲れるだけで能率が悪いです。
でも、手抜きをすると後で結局泣きを見るので、手を抜かずに何とかするいい方法は・・・?
▼小鎌を使うことにしました。

ちゃんと砥石で研いでおきました。
コレで条間と株間のコナギを土の中から刈りとる事にしました。
そして、株周りは手で丁寧に抜き取ります。
コレだけで作業効率はかなり上がりました。
条間に茎だけ残ってるかもしれないコナギは後で田車を掛けて埋め込むことにします。
▼今度は随分とペースが上がりました。

強靭なコナギが生えている部分を通過したので、またオール手取り除草に戻すとします。
でも、そろそろ田んぼに這いつくばる体勢がしんどくなってきました。
と言う事で、里田の中では一番大きな田んぼで久しぶりの田車除草をすることにしました。
前回、田車を掛けたのは6月22日です。
あれから25日・・・
▼こんなになっています。

とりきれなかったコナギ、後から生えたコナギ、もうビッシリ生えてしまっています。
稲の色も除草が出来ている手前側以外はトコトン黄色に近い薄い黄緑色で勢いが感じられません。
と言う事で田車を田んぼに搬入し、除草開始するも・・・
▼コナギがスゴすぎて、埋め込む事も浮かす事も満足に出来ません。

コレでは根を刺激してコナギの勢いが増す一方かも?
ということで、ご近所にすむブログでお知り合いになったケニーさんにミニエースをお借りする事に。
ミニエースとは動力付きの田車です。
すぐに持って来て下さると言う事なので、その前に下準備を。
▼畦際から侵入しているキシュウスズメのヒエを全部取り除いておきました。

これを細かく切ってしまうと切った分だけ増えて、とんでもない事になってしまいます。
そして、まもなくケニーさんのご登場♪
▼これがミニエースです。

なんだかいかにもよく働いてくれそうです。^^
▼ケニーさんにレクチャーを受けて、使わせて頂く事にしました。

▼当然ですが、田車とは比較にならないスピードで条間の除草を終えました。

しかも、コナギは粉々になっていたり、埋め込まれていたりで、かなり良い感じ。
仕事の休憩中にまたケニーさんが良い道具を持って来て下さいました。
▼金属製の熊手の数々

全て色々と特長が有ります。
爪先が長いもの、爪先の短いもの、先が球体になっているもの・・・。
▼株間のコナギを掻き取る目的で使うようです。

昨年、熊手で除草をしましたが満足な効果は得られませんでしたが、
ミニエースや田車で条間除草した後では、株間が畝状になり、しかも柔らかくなっています。
なので、かなり簡単に株間の除草が出来ます。
▼そしてそのコナギをお掃除間隔で端っこまで掻き集めます。

これはいい!!^^足腰ガタガタでもたった姿勢なら、特に畦際の除草には効果的です。
▼株間の除草にはこの先が球体になっている熊手が稲にも優しく良い感じです。

この後、元の田んぼに戻り、枕地を一周除草して午後6時にこの日の作業を終えました。
12時間、昼ご飯も食べずに頑張りました。よくやった!自分。w
おかげで本日はもうボロボロです。
今日は休憩してまた明日びっしりと除草作業するとします。
ケニーさん、
素晴らしい文明の利器と、うっかり見落とす意外な道具のご提供、ありがとうございました。m(_ _)m
それにしても、道具って本当に素晴らしいです。^^
日本の製造メーカーさんには、さらに完璧で手軽に除草出来る道具を作って頂きたいです。
金儲けのために人々を殺す軍事用の武器なんか作って輸出している場合ではないですよ。
美味しくて安全なお米を作るための道具の開発を望みます。
John Lennon 「Happy Xmas」 (War Is Over)