イチゴの移植その② | 自然派で行こう♪

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草むしりに飽きたので本日はイチゴの植え替えをしました。

年末より少しずつ無肥料自然栽培のイチゴ・・・

というよりも、無肥料放任栽培のイチゴを植え替えています。

農業無関係の方々も読んで下さっているとしたら意味不明な記事になりそうなので、

ちょっといつもと違う感じで書きます。

しょうもない講釈たれやがって!と、思わないで下さいね。^^;



この品種は宝交早生という、一季成りで昔ながらの露地栽培向きイチゴです。

宝塚で交配された早生品種なんで、そう呼ばれるみたいです。

生まれは私よりも1年早い1960年生まれのおっさんイチゴです。

通常、イチゴは親株からランナーと呼ばれる匍匐茎が出てどんどん苗が増えます。

親株に近い苗は親株の病気を遺伝している可能性が高いのであまり使われる事は無いようですが、

こんなにも勝手に増殖してしまったら何が何やらもう訳がわかりません。

数百株植える予定なんで多少変な苗が混じってもそれはそれで仕方ない事にします。


▼それにしてもよく増えましたね・・・


無肥料でココまでのさばると、もはや性根は野生のイチゴと化しているかもです。


▼その中から確実に花芽がついていそうな苗で葉っぱの多いものを選んでみました。


株から剥がれそうになった赤い葉っぱを付け根からひっぺがして植え付け準備完了。

古い葉っぱをベロンと剥がすのは株を大きくする意味があるようです。

蛇の脱皮みたいなものでしょうか?^^;


▼最初に植え付けた苗は全体に紅葉しています。


こうなれば外からは見えなくても株の中に花芽は完全に出来ていると思います。

葉っぱが赤くなると言う事は、寒気に当たったり、茎や葉っぱの栄養となる窒素が不足している状態です。

そうなると、今まで大きくなろうとしていたイチゴは子孫を残そうと花芽を付けはじめます。


▼しかし、寒さにやられたのか?枯れている株も10株程ありました。


イチゴは肥当りして枯れやすいのですが、そうではない感じです。

やっぱり根の周りの土を落として植え付けると冬の植え替えには厳しいかな~?^^;


▼土の中は水分がたっぷりなんですけどね・・・


枯れたものは仕方ないです。


▼植え付けました。


適当に採った苗なんで植え付け方向の目安となるランナーの残りはありません。

なので、クラウンのカタチを目安に植え付けるとします。

この場合はイチゴは右側に出来ますので、収穫し易いように植え付けました。

クラウンと呼ばれる株元が隠れるまでに深くうえると株は大きくなりません。

なので、浅く植えないといけないです。

でも、株が大きいからと言って美味しいイチゴが出来るかどうかは無関係だと思います。


▼これは宝交早生ではなくチコベリー。


出荷する訳ではないので、品種が混じっても気にしないことにします。^^;

母がイチゴ狩りを楽しんでくれればそれでいいのです。


▼植え付け完了しました♪


畝、もう一本用意しているんですが、どうしようか悩みます

あんまり多すぎると母もイチゴ嫌いになるかもですから・・・。^^;

というよりも、そんなに食べられないだろう?と思うのです。

残った畝には何を植えようかな~。



アンジェラ・アキ 「手紙~拝啓 15の君へ~」