
ピッコロ胡瓜に続いて四葉胡瓜も収穫最盛期になりました。
このキュウリは昔ながらのキュウリとでも言いましょうか?イボイボがあって固いキュウリです。
水を毎日欠かさずにあげないと良い実がつきません。
水不足でゆっくり肥大すると食感がシナシナでいまいちなキュウリになってしまいます。
元々はヌカ漬け用に毎年育てているモノですが、沢山出来過ぎるとヌカ床に入りきりません。
と言う事で、こんなときはキュウリのきゅうちゃん風の漬け物を作ります。
そもそも、キュウリのキューちゃんはこの四葉胡瓜(スーヨーキュウリ)を使っています。
中国に大規模な農場があり、そこで大量に栽培されたキュウリを塩漬けし、
製造前に塩抜きしてからキュウリのきゅうちゃんを作るそうです。
キュウリのキューちゃんのレシピはネット上にいくつも流れています。
いろんな作り方をしてもどうもイマイチうまく行かないのは、
その方々が使うキュウリと私が使うキュウリの固さが違うからでしょうか?
私はキューリのキューちゃんよりもおいしい漬け物を食べたい訳ではありません。
キュウリのキューちゃんと同じ味の漬け物を食べたい訳ですから。
どなた様か「限りなくキューちゃんの味になるレシピ」をご存知ではありませんか?
もしご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さいませ。
▼ということで私のキューちゃんの作り方です。

キュウリを厚さ7~8mmの小口切りにして、キュウリ1kgに対して大さじ1の塩をふりまぜます。
▼そのまま30分おいとくと水分が出て来ます。

ザルにあけ、水分を切ります。
▼醤油と酢と三温糖を鍋に入れて沸騰させます。

醤油にもよるし、酢にもよるし、砂糖の質によっても分量が変って来ると思いますが、
醤油は濃い口で300cc、お酢は50cc、三温糖は200g使いました。
お酢はもう少し多くても良い様な気がします。
▼そのタレの火を止めたらすぐにキュウリと生姜を20~30g入れます。

そして掻き回して冷めるまでまちます。
▼冷めるとちょっと色が染み込みました。

再度キュウリと生姜を取り出してタレを沸騰させます。
火を止めてそのなかにまたまたキュウリと生姜をもどします。
▼その時に白ごま少々と自家製のこれを入れます。

二年前に作った紫蘇の実の塩漬けです。
▼大さじ山もり1杯投入。

キューちゃんにも紫蘇の実は入っていますし、これで随分と近づくかも?
一晩寝かせて出来上がり。
▼完成♪

さて、いただきます♪
▼一回で食べるのはこれくらい。

1kgもあれば随分な保存食の出来上がりです。^^
しかし、見た目はどことなくキューちゃんですが、味はな~んか違います!!!
タレを寝かせていないから?酢の量が不足?それとも酢の種類?砂糖の量がちょっと多い?
いや・・・根本的に何かが違う。
キューちゃんは漬け物だけど、これはなんとなく煮物に近い気が・・・
キュウリから出た水分が逆にキュウリの味を邪魔している?
やはり、塩漬け保存したキュウリを塩抜きして作るから漬け物独特の食感とか風味が出るのかも?
キューちゃん作り奥深し・・・。