昔のトマトはウスターソースで食うべし♪ | 自然派で行こう♪

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やっとやっとやっと!!!ポンデローザが赤くなってきました!^^

今年は例年とは違う、トマトにとっては過酷な植え付け方をしました。

根を切って皿の上に乗せて根を底の方に伸ばさないという植え付け方です。

これはさほど地表近くには出てこない青枯れ病菌とトマトの根を接触させない為です。

案の定、活着するのはトコトンおそく、一段目~3段目の果房にはほとんど着果していません。

そのかわり、青枯れ病にはかかっていません。

枯れたトマトはもっと他の原因だと思われます。

それは全然蔓延しないからです。

それにしてもトマトの葉っぱが異常です!

水分不足になると葉は上向けにカールしますが、それが上下逆になっています。

かなり深刻な水不足。

トマトは水を切って育てると甘くなると言いますが、このトマトは甘くする必要はありません。

水をあげればすぐに割れる・・・そんな干ばつ状態です。


▼収穫間近のポンデローザ発見!
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しかし、今年は本当に過酷なトマト栽培になってしまいました。


▼ちょっとでも水をあげるとこんなになってしまいます。
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ポンデローザは水をあげても割れにくいトマトと認識していましたが、そうではなさそうです。

やはり土中の水分が安定していないとどんなトマトも割れますね。

というよりも、今回は空気中の水分で割れたのかもです。

(土から水分を吸収出来ないので。)

実が青いうちなら大丈夫かな?と思い、実がまだ青いものにだけ水をあげると


▼青いのに割れてしまう始末。
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根本となる「植え付け方」を変えてしまうとそれ以降の栽培方法も変えないと行けないのかも。

きっと去年までの根の状態と違うのでしょうね。


▼とりあえず初収穫♪
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被害は裂果だけではありません。

もうすぐ収穫!と思える様な赤くなりかけたトマトはほとんど虫さんに穴を開けられています。

もう対策なんかしません。

食べたいなら食べろ・・・そんな心境です。

そのかわり虫たちよりも早く私が食べてやる!そんな考え方に切り替えました。^^;

それは、青さが半分残っていても美味しく食べられる昔のトマトだから。


▼ということで、頭がかなり青いまま収穫。
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というよりも、赤い部分は少しだけ・・・そんな感じかも?

とはいえ、追熟なんかさせません。

この状態で新しいうちに食べるとします。

うまいトマトは青いままでも美味しいですし、昔のトマトは頭が青いまま売られていました。

糖度にこだわらない昔のトマトはこんな状態でもトマトの味がして美味しいです。


▼私はこの食べ方が一番好きです。
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串切りにしてウスターソースをどばっとかける。


▼そしてがぶっと行きます。
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あ~~!全然甘く無い!!!でも、懐かしくて大好きな味です。

トマトをウスターソースで食べると子供の頃を思い出します。



もう少し気温が下がればもっともっとおいしい味になってくれるんですが・・・

10月~11月まで生き延びていてくれれば今年のトマト栽培は成功です。

どうか長生きしてくれますように。(。-人-。)