大阪マルシェほんまもんにて(備忘録) | 自然派で行こう♪

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自然な農法での安全な米・野菜作りをしています。
釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。

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日曜日に大阪は中之島のほんまもんマルシェへ行ってきました。

お得意様である紀州うめまさ通販部門の「紀州いち梅本舗」様のお手伝いです。

眠い目をこすり、早朝5時に起きて5時半に自宅を出発。

その後、お得意様と合流して8時半に中之島に到着しました。


▼他府県からお越しの車の上には雪がドッサリ!
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雪国の皆様は和歌山から大阪に来るのと違いますね・・・

係の方や他の出店者の皆様と一緒にテントを作ってテーブル設置。

その後は各々の売り場作りです。


▼ビルの谷間から太陽が顔を覗かせた頃に催事の開始です。
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陽が昇るとちょっとは暖かくなりましたが、

この日はとても寒くて途中で雪がふったりして大変でした。

この日の服装は・・・

・下着(ヒートテック)

・フリース(釣り用のポーラテック200)

・釣り用の防寒スーツ

・スーパーロングコート

・超分厚いニット帽

と、釣りのスタイルよりもさらに着込んでいますが、足元が冷えてたまりません。^^;

やはり普通の靴ではダメですね。


▼梅干の陳列準備OK!
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このお店のネットでの一番人気はうす塩味梅6%で、

一番人気がないのは昔ながらの梅を塩だけで漬け込んで天日干しした白干梅。

そして、近日発売の生れもん梅干を試食されたお客様の反応が楽しみです。

生れもん梅とは名前のイメージとは逆にすっぱく無くて甘すぎない、

スイーツのような紀州いち梅本舗さんのオリジナル梅干です。


▼のぼりを立てて販売開始です。^^売れるかな~♪
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お得意様(梅干屋さん)の右隣はいかにも企業体な感じのファーマー集団。

メッチャ甘いというニンジンをメインに売っています。

品種はサカタのベーターリッチです。

肌がキレイでうちの黒田五寸ニンジンとは全く違います。^^;

そして左隣には京都丹後からこられた熟年のご夫婦。

私たちは馴れない口調でお客さんを呼び込みますが反応はイマイチ・・・

かたや、両隣の方々は野菜をバンバン売っています。

さすが場慣れしているだけあって試食の奨め方も積極的。

私たちはテーブルに試食品を置いているだけですが、

路上に出てニンジンの試食を配っています。

やはり、女性がいると違いますね~~。^^;

特に左隣の丹後の奥さんはまるで黒門市場の八百屋さんみたいです。

しかし、この場所は基本的に人通りが少なくて、

単価の高い梅干の売れ行きは伸びません。

過去の千里ニュータウンでの催事のようにバンバン売れてくれれば良いのですが・・・

そして不思議な事に白干梅が意外にもよく売れます。

恐らく、無農薬野菜を求て来た人には塩と梅だけのシンプルさが受けるのかもしれません。


▼何時間かして急に人通りがさらに少なくなりました・・・
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なんで?

と思ったら、その理由・・・


▼大阪国際女子マラソンの先頭集団がやってきました。
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売り場の隣の道路はコースになっていたんですね。

私も写真を数枚撮ってきました。^^

防寒して震えている私とはちがって生足でも平気そうです。スゴイ!

おっと・・・売り場に戻らねば~。

といっても、客足が途絶えていますので、左隣の丹後の旦那さんと農業談議に花を咲かせます。

この日、色んな収穫がありましたが、

丹後の旦那さんに色々お話を聞かせて頂いた事が野菜作りにおいての一番の財産になりました。


▼これが丹後の旦那さんが作った野菜。
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元々は大阪の方ですが、野菜を作りたい為に奥様の郷である丹後に引っ越したのだとか。

現在はハウスでイチゴとトマト。露地では色んな野菜や米を作っておられるそうです。

しかも過去には大塚化学とタイアップしてJAS有機認定を受けるこだわりの栽培方法をされています。

私が苦労しているトマトの青枯れ病についても対策法を伺いました。

無農薬にこだわらなければ薬(クロルペクリン)を使うのが一番だとかですが、

農薬を使わない方法として不織布を使う方法もあるのだとか!

土の下に不織布をしいて根が下に行かないようにすれば大丈夫だそうです。

やはり不織布を突き破らせない為にも直根は切った方がいいのでしょうか?

一昨年に私が試したタケノコの皮を使って根が下に入らないようにする方法と似ていますが、

違うところは不織布の場合は水はけが良いと言うところ。

恐らく使う不織布は厚手の不織布でしょうね。

よ~し!今年はそれを試してみよう。(後片付けが大変そうですが・・・)

その他にも色んなお話を伺う事が出来て嬉しかったです。


▼という農家さんなので一番気合いが入ってるのはやっぱりトマト?
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おひさまトマトという名前で販売されていますが、これはデルモンテぜいたくトマト。

大玉トマトでありながら、中玉トマトの様なフルーティーな味のトマト。

これを丹後の旦那さんは夏蒔きで無加温でハウス栽培されているそうです。

試食を頂いたけどとっても甘い!

さっそく2袋買いましたよ!

久々に出逢ったおいしい大玉トマトです。^^

糖度高く酸味もあり、真っ赤でなくても甘いトマト!

基本的に青臭いトマトが好きな私ですが、こんなトマトは大好きです。

青臭く無い最近の桃太郎の様な品種のトマトは水臭いのが多いけど、コレは別格でした。

あと、雪の下大根もスゴかったです。

首が甘いのはよくありますが、下の細いところまでメッチャ甘い!

曲がっていたり見た目はちょっと悪いのも中にはありましたが、

試食した人ほとんどの人が買って帰って完売でした。


▼野菜の他には自家製米とか海産物も販売していました。
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この久美浜の牡蠣がメチャクチャ美味しい!

鍋に海水と酒を入れて炒り蒸しするのですが、漂う香りはカニのよう!

そして試食させて頂いたそれはふっくらプックリしていて極上の味わいです。

素材は勿論、調理法で牡蠣の味を引きだしていました。

丹後の旦那さんスゴい~~!\(^o^)/


▼銀杏にねばり芋に牛蒡も売ってます。
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このねばり芋は兵庫のブロガー「にしやん」さんのブログで見た芋!

そしてそれを下ろすとこんな感じ。→ウッチーさんのブログより

でも、袋の中にはねばり芋と書かれているのに、POPにはひねり芋と書かれています。

なんで?おひさまトマトのようにオリジナル商標名なのだろうか?

あ、ちゃんと仕事もしましたよ。^^;

呼び込んだり、梅干の説明もしたり・・・

しかし、結局、思う様な売り上げを伸ばす事が出来ないまま閉店時間が迫ってきました。

唯一の救いは試食して頂いた方のほとんどが買ってくれた事。(特に生れもん梅)

試食さえして頂ければ買って頂けるって事でしょうか・・・。


▼近くでお店を出していらした方が猪汁を振る舞ってくれました。
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残っても仕方ないから・・・と言う事で、分けて頂きました。

この味つけ最高でした!^^冷え込んだ体に染み渡ります。

感謝~♪

この日は4:30分で店じまい。


▼さ~て、みんなでお片づけです。
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人数も多いのであっと言う間に片付きました。


▼お隣の丹後のご夫婦の荷物。
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コンテナの中がガラガラですね。

かなり売れた様です。

丹後まで無事にお帰宅されただろうか・・・?

またいつか同業者としてこの場で軒を連ねたいです。^^


▼頂いた名刺。
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いつか丹後まで足を運んで見学させて頂きたいと思っています。

その時はどうぞよろしくお願い致します。m(_ _ )m




さて、今回の催事での備忘録です。

① クロスや陳列にもっと気を配る。

② 商品の直射日光対策。

③ 試食は食べて頂くのを待たずに路上で試食を勧める。

④その催事のコンセプトにあった品揃えやPOP等の媒体の表現を考える。

⑤ 男性スタッフだけではなく女性スタッフを導入する。

⑥ プレゼントに使う方もいるのでレジ袋以外に化粧箱と包装紙も用意する。

⑦ 梅干以外の紀州の産物も揃えた方が良いかも。



この日は色々良い勉強をさせて頂いた有意義な1日でした。^^

そして当日、お忙しい中わざわざ足を運んで下さったブロガーの皆様!

どうもありがとうございました。m(_ _ )m




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