和歌山県南部でマイナス8度の極寒地獄!透明マルチの間違った使い方 | 自然派で行こう♪

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風がとても強い寒い日が続いています。

朝起きて畑に行くと色んなものが飛ばされています。

この地域は地形と建物の関係で非常に風が強く吹きます。

知り合いの保険屋さん曰く、「この辺は家屋の破損がとても多くて困りもの」なんだとか・・・

我が家も一度台風で酷い目に遭いました。


▼今日もこんな感じで不織布ビリビリ・・・
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しかし、そんな事は日常の事であって、何も珍しくは無いのです。

本日はもっと意外な事に気がついたのです。


▼それはイチゴのトンネルの中の現象です。
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これはトンネルのなかの夜明け直後の様子です。

霜がイチゴの葉に付着していますが、冬なのでこれくらい当たり前だと思います。

問題はこの温度です。


▼え!?マイナス8℃!?
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ここは和歌山県で本州最南端の県です。

しかも、海からさほど離れていません。

こんな気温は今まで経験した事がないのです。

どうしてこんな温度にまで下がったのか考えてみました。

例年この頃の本来の地温は摂氏+2~5℃くらいです。

mapion発表の本日の午前3時~午後6時の最低気温は+3度です。

恐らく蓄熱ならぬ蓄冷したに違いありません。

このイチゴの畝は透明マルチを張ってあります。

そして透明マルチでトンネルをしています。

一般的に透明マルチは黒マルチよりも地温が上がりやすいようですが、

夜間は逆に黒マルチよりも地温の低下が激しくなります。

その対策として透明マルチの中にもみ殻を敷いて保温効果を図りましたが、

これが大きな誤算だったのかもしれません。

おまけに雑草が生えて地面と透明マルチの間に空間が出来ています。

結果、マルチとトンネルの間(イチゴの地上部のある部分)は地熱が届かず、

さらに外気に冷やされる状態だったのでしょうか?

これは黒マルチに張り替えないとダメですね。^^;

それにしてもマイナス8度って・・・酷過ぎます。




しかし、これを逆に利用すればとてもあまいほうれん草が出来るかもです。



氷室京介 「KISS ME」