
この写真、どちらも同じ種袋の種を蒔いた日本ほうれん草です。
ただ、蒔いた時期が10日違いです。
向かって左の畝の日本ほうれん草は10月16日に蒔き、
右側の方は10日遅れの10月26日に蒔きました。
それ以外に違う所と言えば、
最初に蒔いたのは不耕起っぽい状態のカチカチに固まった畝に蒔きました。
2回目に蒔いたものはよく耕して蒔きました。
どちらも肥料は同じで、1ヶ月前に鶏糞・カキガラ・過リン酸石灰・藁の灰を入れておきました。
その後、水やり代わりに同じ様にカツオの有機液肥や天恵緑汁を与えました。
殆ど条件が同じ筈なのに、現状は全然違います。
▼これは第一弾の日本ほうれん草。

葉の大きさは当然の事ながら、こちらの方が大きいです。
▼これは第二弾の日本ほうれん草。

見た目に色がスゴく濃いです。
それに、葉の厚さが見た目も触った感じも1.5~2倍は違います。
後、剣葉の日本ほうれん草にも関わらず、全体的に葉柄が短く葉も丸いです。
成長期の気温のせい?
▼これは特に丸い個体。

今までにも時期をずらして蒔いていたのですが、ココまで顕著に差が出た事はありません。
一体これはどういう事なんでしょう?
ちなみに日当りは先に蒔いた方は僅かですが、日照時間が長いです。
やはり、カチカチの畝と耕した畝の差が出たのでしょうか?
謎です・・・。(-_-)
ご存知の方いらっしゃいませんか?
追記
Farmer’s KEIKOさんに教えて頂きました。
結局、後蒔きしたほうれん草は成長期にタイミング良く寒波の影響を受けただけの様です。
ほうれん草の生態(?)は理解しているつもりでいましたが、
ここ南国紀州では第一級の寒波が矢継ぎ早やにやってくる事はほとんどなかったために、
先蒔きは葉が凍ったり、後蒔きが今までに無い生育を見せたのだと思います。
しかし、糖度が上がると葉が分厚くなったり縮れるだけでなく
剣葉の日本ほうれん草でも葉が丸くなるんですね。
それに、圃場の違い。
去年までほうれん草を作っていたメイン畑よりもコチラの畑の方が寒暖が激しいのだと思います。
メイン畑は民家により北西風が遮られます。
ところが、この畑は北西風がまともに当たります。
例年は時期をずらして種蒔きしてもココまで縮れてたり、ローゼット状になる事は無かったです。
ただ・・・メイン畑では氷点下になっても凍る事は無かったです。
しかし、最初に蒔いたほうれん草に比べれば、
甘さは去年まで作っていたメイン畑の方が上でしたから、そこんところがちょっと謎です・・・
初冬~年末までが暖かったと言う事なのでしょうかね・・・?
ともあれ、後蒔きしたほうれん草がどれだけ甘くなっているのか、楽しみでなりません。 (*´∀`*)ワクワク