乳酸菌を増やして畑で活躍させたい。 | 自然派で行こう♪

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乳酸菌を増やして畑に入れたいと思います。

乳酸菌とひとくちに言っても、色々ありますよね。

大きく分けて言えば動物性と植物性。

動物性乳酸菌は動物性のエサで増えます。

ヨーグルト等がそうです。

一方、植物性乳酸菌は植物をエサにして増殖していきます。

私はぬか漬けが大好きで数年前にぬか床作りにハマりました。

その時に色々勉強したのですが、ぬか床にヨーグルトを入れる人がいますが、

あれは、余り効果がないようです。

ヌカをエサに増やす事は出来ないのだそうです。

実際にやってみて、一番効果があるのは、

キャベツを丸々一球つかい、ヌカの中に入れると最も早く乳酸発酵しました。

キャベツは他の野菜に比べ、乳酸菌が豊富に含まれている様に感じました。

もちろん、他の野菜でもっと多く含む野菜があるかもしれませんが・・・。

手に入りやすい野菜ではキャベツでした。

でも、今はキャベツが高い!


と言う事で、手っ取り早くしかも、有益な植物性乳酸菌を

食塩無添加のヌカ床の中で増やしたいのですが、

コレが一番いいかな?と思いました。

それは・・・


▼植物性乳酸菌飲料ラブレです。
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別にカゴメ側の人間ではありませんが、

これは絶対に良いと思いました。

というのも、ラブレに含まれている乳酸菌はとても免疫賦活作用が強いのです。

この乳酸菌飲料には、別名スグキ菌とも呼ばれるラブレ菌が含まれています。

しかも、菌そのものの生命力が強いとされています。

生の米ぬかに一度沸騰させて40度まで冷ましたぬるま湯を入れます。

40度が一番ラブレ菌が活発に活動するのでしょうか?

というのも真夏の40度の温度で一週間かけて発酵させスグキ漬けを作るそうです。



では、さっそく作ってみます。

普通のヌカ床よりもべちゃべちゃに練ります。

漬け物を作ろうとしている訳ではなく、

乳酸菌を増やす事が目的なのであまり混ぜません。

空気に触れさせない方がいいと思うからです。

そして、水分多めにします。



▼ラブレ3本投入。
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3本も入れる必要は無いと思いますが、

賞味期限が切れてしまっていたので、3本全部入れました。(笑)



▼かき混ぜて表面をぺたぺたします。
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ぺたぺたするのは空気を外に追い出すためです。

ボトルの中でも人のオナカの中でも生きる力が強いラブレ菌は、

嫌気性菌だとおもいます。

だから空気に出来るだけ触れさせない方が増えやすいかな?


▼フタをして準備万端。
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ちなみに、植物性乳酸菌は植物を食べます。

ラクトバチルス等の乳酸菌を利用して残渣処理をするのはそのためでしょう。

植物性の乳酸菌を畑に入れる事により、有益菌が増えて悪玉菌をやっつける。

そして、すき込んだ雑草も含め、作物残渣を分解して肥えた土にしてくれる。

そう信じてこのヌカ床を育てたいと思います。





ちなみに、現代農業に書かれていた乳酸菌の増やし方で、

ヌカを水に溶き、上澄み液と沈殿したヌカの間にある白い物質(乳酸菌)を

牛乳に入れてヨーグルトを作成する・・・

と、ありましたが・・・私はスゴく疑問を感じています。

牛乳をエサに植物性乳酸菌は増えるのでしょうか?

それとも、米ぬかにも動物性の乳酸菌は存在するのでしょうか?^^;





最後まで読んで頂いた方。

戯言にお付き合いくださいましてありがとうございました。m(_ _)m