
スギナ茶は健康茶として効果があると言われます。
さて、スギナというのは土筆から飛んだ胞子から出来るいわば、土筆の子供。
このスギナは畑仕事をされている人にはおなじみの(というか、非常に厄介な雑草)で、
地下にはびこる茎から続々生える防除が難しい、いわば畑の天敵です。
除草剤を撒いて根絶しない限りはまず撤去は難しいです。
しかし、畑に除草剤は残留しないとはいっても、私的には散布したくないので、
この際、以前から耳にしていたスギナ茶を作ってみる事にしました。
▼手で揉んでおきました。

スギナ茶の作り方は簡単で、
地上に生えている緑の葉を摘んで水洗いした後、カラカラに乾燥させるだけ。
それを細かくちぎって保存しておきます。
お湯を沸かしてその中にスギナ茶を入れ、
5~10分煎じるだけです。
今回は緑茶バージョンですが、焙じて飲んでもいいようです。
▼出来上がりました。

どことなく懐かしい香りがします。
体に良い・・・そんな薫りです。
飲んでみます!
・・・・お茶と呼ぶにはちょっと野暮ったい味ですが、
薫りがよく、甘味が出ています。
決してまずい味ではありません。
個人的にはちょっとクセになりそうな味ですね。
で、スギナの成分と驚くべき効能は
~~以下引用~~
【主要成分】
・葉緑素(血液を造ったりきれいにする。損傷を受けた組織を修復する。
肝臓を強化し体内の毒素を排出しやすくする)
・ケイ酸(体内の組織と組織結ぶ作用、不足すると記憶力低下)
・エキセトニン(サポニンの一種)
・ガルテオリン
・ベータ・シトステロール
・カルシウム(骨格を形成し、体液、血液の酸・アルカリバランスを保つ)
・マグネシウム(骨格を形成し、体液、血液の酸・アルカリバランスを保つ)
・ナトリウム(自律神経の働きをコントロールする)
・カリウム(自律神経の働きをコントロールする)
・ビタミンA
・ビタミンC
・ビタミンE
・鉄(ミネラル)
・亜鉛(ミネラル)
・マンガン(ミネラル)
・銅(ミネラル)
・その他のサポニン類
備考:スギナはミネラルの宝庫です。
ミネラルが豊富な野菜の代表ほうれんそうと比較すると
リン、カリウムは5倍、カルシウムは155倍、マグネシウムは3倍など
【効果・効能・予防】
・解熱
・利尿効果・・・葉緑素の作用
・デトックス効果
・鎮咳作用
・結石
・腎臓病の予防、腎機能の促進
・潰瘍
・ガンの予防
・自律神経失調症・・ナトリウム及びカリウム不足が原因で起こる。
・むくみ解消
・咳止め
・アトピー改善
・ガン
・糖尿病の予防
・肝臓病
・高血圧の予防(血圧低下作用)
・老化防止
・美容効果
・ダイエット効果 美髪・・・ケイ酸で抜け毛を防止
健康な爪・・・ケイ酸が不足すると爪に筋ができる。
アンチエイジ・・・ビタミンEの働きで老化防止
料理の食材:スギナ料理 若葉(油炒め、佃煮)
薬草酒・薬用酒 ○すぎな酒・・・すぎな茶をホワイトリカーに漬込んで1~2ヶ月ほど冷暗所にて保管すると出来上がり。生のスギナをホワイトリカーに漬込んでも良いでしょう。外用するとニキビや吹き出物などに効果的で美肌を保つことに役立ちます。
入浴剤 スギナ風呂
その他 スギナ化粧水、スギナ水
~~引用終了~~
と、いい事尽くめの事が書かれています。
持病の胃潰瘍にも効くとの事♪
と言う訳で、しばらく続けてみようと思います。