厳しい寒波とともに迎えた2010年も早や一月近く経ちました。
私の畑は収穫する野菜も無くなりかけていますが、
相反する様に今まで花も実も葉も無かったお隣の梅畑は
これからが開花、結実、収穫と一年で一番華やかな時期を迎えます。
▼剪定した後です。
昔から、「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と言われます様に、
梅の木は剪定が不可欠です。
剪定時期は年末年始、開花後等に行われるようです。
剪定直後の梅の切り口には「木工ボンドと墨汁」を混ぜたものを防腐剤として塗る人もいます。
▼すべての樹に蕾がつき始めています。
同じ紀州でも地域のによって開花時期はかなり異なります。
山間部・平野部・日照条件・気温等により、その差が出てくるのです。
同じ梅畑でも少々の違いは出てきます。
↑の蕾はもう数日でほころんでくると思われます。
この梅畑は2月中旬頃が花の見頃でしょうか?
▼幹の隣に置かれているバケツはゴミではありません。
梅の品種によっては自家結実性が無いものが多く、
紀州南高梅も他の品種の梅が近くに無いと多収は望めないのです。
だから南高梅のそばに交配樹として小梅等を植えたり、
梅の花が咲き始めるとこのバケツに水を張り、小梅等の花を活けておくのです。
また、小梅等を紀州南高梅に接ぎ木するという方法もあります。
昨年はこの梅畑の人に伺うとかなりの不作でしたが、今年は秀品が豊作になるといいな~♪
ウチの畑の様子です。
人参をすべて収穫し、後は辛味大根・みやま小カブ・ほうれんそう・下仁田ネギ・和歌山大根等、
わずかな野菜が残るだけとなりました。
収穫を終えた春夏野菜にむけての畝の準備もしたいのですが、
ここ一週間、腱鞘炎に悩まされまともに左手が使えないのでヤキモキしております。^^;
▼しばらく放置していたルッコラです。
間引き後、ずいぶんと成長してきました。
しかし、ストチューや竹酢液をしばらくかけていなかったので虫食いの葉を発見!
▼被害はほんのわずかですが、気を抜くとトンネル栽培は一気にやられます。
▼虫食いの葉をちぎります。
捨てるのも勿体ないので、食べてみました。
苦みは強くなく、胡麻の風味も効いてなかなかの味です。
いつになったら収穫が始められるのでしょうか?^^;早く大きくなって欲しいです。
秋の一週間の蒔き遅れは収穫時期に大きな遅れが出てきます。
▼ムラサキエンドウ
ワラ等の防風防寒を何もせず種を蒔いただけの放任栽培ですが、
何となく自力で生き延びてくれています。
10年程この地域で放任栽培→自家採種を繰り返したので、
この辺の気候に慣れてきていると信じたいです。
下葉は赤くなっていますが、先端にいく程緑っぽいです。
やはり赤よりも緑を見ると生命の勢いを感じます。
▼雑草化したパクチーです。
ウチの畑に於いて憎き雑草ホトケノザと勢力争いをしている感じのパクチーですが、
気が向いた時に収穫しているのでだんだん数が減ってきました。
▼今日の収穫
本日もちょっと収穫。塩ラーメンのトッピングにします。
パクチーが無くなる前にトムヤンクンも作らねば~。
▼こんなのも見つけました。
早起きは三文の徳(得)とはいいますが、その何倍もの1円玉をみつけました~♪
(多分自分のですけどね。w)
ところで三文の得の由来ってご存知ですか?
ちょっと疑問に思ったので調べてみました。(引用開始)
由来その1:wikipediaによれば「早起きをすると、1日が長くなる分わずかな徳(得)があるということ。」
由来その2:☆早起きは三文の得!
奈良県では、鹿は神様の使いとされ、現在でも神聖な動物として扱われています。
遠い昔は鹿を傷つけたり、殺してしまうと罰金を払わなければなりませんでした。もし、朝起きたときに自分の家の前に鹿が倒れていたら、自分でやったわけではなくても罰金を払わなければならなかったのです。
罰金は誰も払いたくありません。そこで、朝早くに起きて家の前に鹿が居たときはその鹿を隣の家の前に。鹿を置かれた家はそのまた隣の家に。と、順番に回していき最後まで寝ていて、家の前に鹿が置かれた人が罰金を払っていたのです。そのときの罰金が三文だったことから、『早起きは三文の得』ということわざが出来たのです。(引用終了)
えええ???
それってマジですか?^^;当時の三文はどれだけの価値があるのか解りませんが、
人に罪をなすり付けて平気でいられる人達とは一緒にいたくないので、
私ならさっさと引っ越します。(笑)
※奈良県の方に対してではなくこの言い伝えの一部地域の人の事ですので。聞き流して下さいね。m(_ _)m