とても美味しかったです。^^
アラもhaiji-mamaさんに教えて頂いたバター醤油焼で食べました。
余す事無く食べたつもりでもまだモツが残っています。
▼これはたんなるフライです。

モツと自家製の下仁田ネギでモツ煮込みを作ってみました。
どんな魚でも家畜でも野生動物でも内臓は美味しい部分です。
そして栄養価も高いです。事実、肉食獣はまず草食動物の内臓から食べると言います。
(植物の酵素が必要と言う事もありますが)
というわけで、モツ煮込みを我が家ではよく作ります。
使う材料は下仁田ネギの青い部分(いつもは青ネギを使用)とグレの内臓です。
それに、酒・砂糖・醤油・生姜
▼鍋にモツを入れ、酒を浸る程入れます。

続いて、砂糖と生姜を入れて火にかけます。
水は全く入れません。
アクをとりながら中火で煮ます。
少しずつ濃口醤油を入れながら味を調整します。
▼下仁田ネギ投入

下仁田ネギの青い部分は美味です。
恥ずかしながら、今まで捨てていたのですが、
ブログで下仁田ネギの青い部分が美味しいと教えて頂き、
それからは捨てずに使っています。
トロッとしたなめらかな舌触りが絶品です。
下仁田ネギが柔らかくなったら完成ですが、
ここで隠し味を入れます。
グレの腸の周囲の内臓脂肪を入れて味にコクと深みを出すのです。
ラーメンに例えれば豚の背脂みたいな効果でしょうか・・・
それを一煮立ちさせれば出来上がり♪
▼あっという間に完成しました♪

▼胃袋

コリコリした食感が絶妙です。
大きくなるともっと分厚くなり、噛み応えがあります。
▼幽門垂

グレの場合、ココが一番甘くて美味しいです。
胃袋と一緒に食べれば甘くてコリコリとした食感が楽しめます。
▼肝

肝には赤い肝と白い肝があります。
同じグレでも白と赤がありますが、赤は固く苦くて白が柔らかく甘いです。
その他の魚でもこんな現象が現れますが、理由はイマイチ解りません。
ただ、11月を過ぎた頃の旬のカワハギは何故か白い肝しか見た事ありません。
▼白子

産卵まで日があるから大きくなっていません。
50cm近いグレになると手のひらを合わせたくらいの大きさになります。
煮付け、ポン酢焼、塩焼き、酢の物、鍋物等にして食べますが、スゴく美味しい部分です。
▼下仁田ネギ

ココは中心の新芽部分です。
甘くてトロトロでスゴく美味しいです。
今度は下仁田ネギでミルクスープを作ろうと思います。
大型になれば腸も美味しく食べる事が出来ます。
特に55cmを超えたくらいのグレやイズスミの腸の煮付けは絶品です。
ウロコも素揚げにすれば美味しく食べられますが、今回はしませんでした。
でも、これだけ残す事無く食べれば魚も成仏してくれると思います。
ごちそうさまでした。(^人^)