![自然派で行こう♪](https://stat.ameba.jp/user_images/20100114/19/mocki/38/52/p/o0605040310375946325.png?caw=800)
近所のおじさんに鰹節削り器を頂きました!
先日鰹節削り器が壊れたと言う話をしたら
「使ってないからあげるわ」と、下さいました~^^
本枯節はあるものの、削り器がないので、包丁で削っていましたが、
コレでようやく食感の良い削り節が頂ける事になりました。
それにしても、鰹節削り器のエンブレム楽しい~♪(笑)
「このマークの製品は研がなくてもそのまま気持ちよく削れます。」
(う~ん・・・どう考えても誇大な表現かと・・・?)
現在ではまずあり得ないこの表現。それもそのはず!
いつの時代の物かと思えば、昭和41年!
この時代は取締法が無かったのか・・・何でもアリだったようです。^^
▼昔の人ってよく購入日を書きますが、何のためだろうか?
![自然派で行こう♪](https://stat.ameba.jp/user_images/20100114/19/mocki/00/00/p/o0605040310375946011.png?caw=800)
▼これが研がなくても削れる不思議な歯。(笑)
![自然派で行こう♪](https://stat.ameba.jp/user_images/20100114/19/mocki/b1/99/p/o0605040310375946341.png?caw=800)
鰹節削り器とは、大工さんが使うカンナを逆さまにした物で、
削られた鰹節はハコにたまる仕組みになっています。
▼裏返せばカンナみたいです。
![自然派で行こう♪](https://stat.ameba.jp/user_images/20100114/19/mocki/c3/4b/p/o0605040310375946040.png?caw=800)
▼蝶番も年季が入っています。
![自然派で行こう♪](https://stat.ameba.jp/user_images/20100114/19/mocki/dc/bd/p/o0605040310375946005.png?caw=800)
▼鰹節けづりと書かれていますが・・・
![自然派で行こう♪](https://stat.ameba.jp/user_images/20100114/19/mocki/40/eb/p/o0605040310375946026.png?caw=800)
これは、誤字ではありません。
年配の和歌山県民はダ行とザ行の区別が曖昧になっているんです。
たとえば・・・
座布団→だぶとん
不動産→ふぞうさん
勉強机→べんきょうずくえ
こんな具合です。^^;
▼いよいよ削ってみる事にします。
![$自然派で行こう♪](https://stat.ameba.jp/user_images/20100114/19/mocki/a4/4c/p/o0605040310375946062.png?caw=800)
なかなか心地よく削れます。
音もいいです。^^研がなくても削れると言うのはまんざらウソでもないのかも?
調子に乗って削り過ぎました。
▼キレイに削れました!
![自然派で行こう♪](https://stat.ameba.jp/user_images/20100114/19/mocki/f5/fc/p/o0605040310375945498.png?caw=800)
やはり本枯れ節の削りたては香りが違います。
さて、ここからが本題です。
▼ウチの畑の日本ほうれん草です。
![自然派で行こう♪](https://stat.ameba.jp/user_images/20100115/07/mocki/f9/b7/p/o0605040310376496710.png?caw=800)
▼葉が分厚く、みるからに年老いた感じのほうれん草です。
![自然派で行こう♪](https://stat.ameba.jp/user_images/20100114/19/mocki/ab/f1/p/o0605040310375945491.png?caw=800)
肝心の味の方はどうでしょうか?
一週間ほど前はかなり甘い物の、例年に比べるとイマイチ甘さが乗っていなかったのですが、
この猛烈な寒波で甘さが増している事を期待します。
▼何の変哲も無いおひたしです。
![自然派で行こう♪](https://stat.ameba.jp/user_images/20100114/19/mocki/67/6d/p/o0605040310375945475.png?caw=800)
そこに、先ほど削った鰹節と三ツ星醤油をたらします。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
と・・・ここで、ちょっと話は横道にそれます。
ほうれん草には体内でカルシウムと結合して結石の原因になる「蓚酸」が含まれていますが、
数日前、料理研究家の方のブログを拝見したら、
「ほうれん草に含まれる蓚酸は加熱するとほぼ無くなる」と言う情報を耳(目)にしました。
私は今まで加熱しても蓚酸が無くなるとは思っていなかったので、
気になって気になって仕方ないので色々調べてみました。
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/body/1246528868/l50
↑には興味深い記事が書かれていました。(以下引用)
14、生野菜食は有機蓚酸の補給源。
蓚酸は野菜や野草に豊富に含まれていますが、
火で熱を加えて煮たり、煎じたりしたら、すべて無機蓚酸(死んだ蓚酸)に変化します。
無機蓚酸は体内でカルシウムと結合すると蓚酸石灰となって、結石の原因になります。
また、硝酸石灰は、血管については動脈硬化症の原因ともなり、
関節や筋肉痛に貯留しては関節リウマチ、筋肉リウマチの原料となります。
さらに、蓚酸は体内で分解すると、炭酸ガスと水と一酸化炭素に変わり、
この一酸化炭素はガンの原因となります。
これとは反対に生野菜に含まれていて熱処理を加えられていない
蓚酸(有機蓚酸・生きた蓚酸)は、胃腸、膀胱、尿道、気管支などに
活力を与えてくれるので、便通がよくなり、排尿も快適となり、全身が若返るのです。
それだけではなく、有機蓚酸は体内ではビタミンCに変化するので、
人体にとっては極めて有益なのです。
煮た野菜や煎じた野菜は有害ですが、
生野菜は有機蓚酸の補給源として効果があるのです。(引用終了)
早い話が蓚酸は加熱すると消えるのではなく、有機蓚酸から無機蓚酸になり、
その無機蓚酸こそが諸悪の根源だと言う事です。
ということは、ほうれん草は生で食べる方がいいと言う事なのでしょうか?
(レンジでチンは一番最悪の食べ方と言う事になりますね。)
今まで生で食べると体に悪い。だから茹でて灰汁抜きをする・・・
そんな確たる信念を持っていた私の概念は大きく揺らぎました。
確かな情報をご存知の方いらっしゃいませんか?
▼本当にほうれん草は生の方が体に良いのか?
![自然派で行こう♪](https://stat.ameba.jp/user_images/20100115/07/mocki/3f/86/p/o0605040310376496717.png?caw=800)
生でかじってみましたが、シャリシャリして冷たかったです。(笑)
糖度は温度が低い程感じにくくなるので、
甘さは余り感じませんでした。
それに、ほうれん草の収穫は午後2時が最適らしく、
朝収穫した物はイマイチだそうです。
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話は元に戻ります。
▼寒波で甘味は増しているのでしょうか?
![自然派で行こう♪](https://stat.ameba.jp/user_images/20100114/19/mocki/60/00/p/o0605040310375945466.png?caw=800)
なんなの?この甘さは!!
普通じゃない甘さです。今までの中で一番甘い!
そして、味が濃い!!!
▼そして、根っこの部分
![自然派で行こう♪](https://stat.ameba.jp/user_images/20100114/19/mocki/4c/6e/p/o0605040310375945449.png?caw=800)
この部分、そして根と葉の間は特に甘いです。
少なくとも、私が今まで作った中で一番甘いトマトよりも確実に甘いです。
寒波は寒くて嫌ですが、寒波のおかげでほうれん草が甘くなってよかったです。
そして近所のおじさん。どうもありがとう!^^
今年のほうれん草もなんとか納得の行く味になり、美味しく頂く事が出来ました。