
午後から堆肥作りのための落葉を拾いに行ってきました。
この界隈の山は杉やヒノキの植林が盛んで、
堆肥作りに必要な広葉樹の落葉だけを拾うのがかなり困難です。
▼道路際の落葉を見てもこんな感じ

針葉樹は腐りにくく堆肥として適しません。
広葉樹でも腐りにくい種類の物があるので、
クヌギやコナラの落葉が良いみたいです。
山奥に向かって車を走らせること数十分。

広葉樹林が見えてきました。
そこの一角に一本の大きな栗の樹がそびえていました。

かなり葉が落ちています。
喜んだのもつかの間・・・
この栗は道路の下の山小屋に住むおじいさんの土地の栗の樹で、
おじいさんもちょうど落葉拾いをしていました。

おじいさんに落葉をひろっても良いか尋ねると
快くOKがでました。
おじいさんはこの木の下の山小屋に住んでいるらしく、
水道はないので、水は全て谷の湧き水を使うのだとか。
ガスも無いらしく薪を切って保存していました。

この大きな栗の樹の下を見ると栗の葉っぱがワンサカと♪
たかが落葉ですが、私には宝の山に思えました。^^

おじいさんの畑です。
落葉が畑に落ちています。
このまま自然の力で腐熟してしまうのでしょうね。
すごく合理的と言うか、畑といえど大自然のサイクルの一部に溶け込んでる感じがします。

落葉を袋にぎゅーぎゅー詰めにしました♪
この後、クヌギの樹も発見したので、その落葉も詰め込みましたが、
▼本日の収穫はたったコレだけ・・・また落葉ひろいに行かなければ~。^^;

ひとくちの野菜を味わうためにトコトン手を加える、究極のスローフード。
野菜作りの楽しさはやはりプロセスにあります。
今日もよく遊びました。