
昨夜の雨を期待して急いで白菜定植予定地の準備をしたのですが、
こ~んな大快晴です。まいりました。
雨が降ったなら用意しているカキガラ石灰を畑に散布して耕すつもりでしたが、
思う様には行きません。
今の土の状態では耕しても良い仕上がりの土にはならない事は確実です。

カキガラ石灰とは牡蠣の殻ですから有機質です。
酸度矯正には人それぞれありますが、私はカキガラを主に使います。
(たまに苦土石灰も使います。)
カキガラ石灰の良い所は土が堅くならない事、土が急激にアルカリに傾き過ぎない。
(アルカリに傾きすぎると病気の元との事、)
ミネラル分たっぷり。そして、土中の微生物に優しい事。
あらかじめph値を計って散布しなくても悪影響がでにくい事。
定植の事前にEM資材を投入した場合は、消石灰を使うと効果半減な気がすると言う事です。
ただ、今年の白菜定植を前にして雨も降らず
カキガラを散布しても思う様に土になじんでくれないので、
以前、現在農業で読んだ方法を試してみたいと思います。
① まず、バケツなどにカキガラ石灰を入れます。

② そこに木酢液を注ぎます。

③ すごい泡立ちを伴い、カキガラを溶かしてます。

泡が落ち着いたら半日以上放置して完成です。
カキガラと木酢液の比率は適当でいい様です。
カキガラが全部溶けなければ飽和状態になっているのでしょうか・・・。
後で木酢液を足せば良い様です。またその逆も。
これを500倍に水で薄めて用面散布するといいようです。
散布時期は果菜類なら生殖成長期に葉面散布すると目に見えて効果があるとか。
葉がその日のうちに上を向き、葉の色もよくなるそうなのです。
また、潅水しても少し遅れ気味になる様ですが、効果があるとか。
白菜の様な葉菜類は栄養成長期でも大丈夫なのでしょうね。(多分)
と言う事で、カキガラ石灰を散布し、畝たてするのはいつになるのか解りませんが、
予防策としてこの速効性のカキガラ木酢液を使ってみたいと思います。
▼蒔いた白菜の種は発芽率100%でした。^^

木酢液は遅効性のカキガラを速効性にするほか、
木酢液にカツオを漬け込み寝かせると、
とても良い葉面散布剤になると現在農業で読んだ事もあります。
他にも色々な使い方がありそうですね。