教会巡りの途中にあった資料館
この辺りは隠れキリシタンが多く住んでいたそうで、当時の歴史ある信仰の品々が並べられていた。10分ほど見学してすぐに出発
程なくして根獅子の浜にたどり着く。現在は《日本の海水浴場88選》にも選ばれるくらいの人気海水浴スポットとなっているそうですが、ここには隠れキリシタンにまつわる悲しい話がありました。
あら、あれは…マリア様なのかしら
まるでお地蔵さんのように…気になる
写真は同じものを違う角度から撮っただけだけど〜こんな場所になぜ?
禁教時代、根獅子のとあるキリシタン一家に婿が来て、その婿にキリシタンであることを伝えたら、次の日婿は家から姿を消し、程なくして一家は捕まり、浜で処刑されたそう
近くに行ってよく眺めたい
そう思って…
ちょいと立ち寄って手を合わせる。
悲しい物語をもつ「根獅子の浜」を見下ろす丘の上に立つルルドのマリア様。布教時代はこの場所に教会が建てられていたとか⛪️
他にも、残酷な話をいくつか聞いたけれども、何しろ、信者狩りのような弾圧があって、一時はこの海が血で真っ赤に染まったと言うんです
・・・・・・
それが今では海水浴場として人々で賑わっているだなんて信じられないなあ…東京のとある有名私立の小学校も毎年この浜に臨海学校に来るそうです
なんか複雑な気分
浜の片隅にある製塩所。稼働しているみたいです。平戸市内のお土産屋で見かける「慈眼の塩」はここで作ってるらしいです
至る所に見かけるおにぎり型のお地蔵さんみたいなもの。実はこのお地蔵さんには意味があり、禁教時代、とらわれるのを防ぐため??〝わたしたちはキリシタンではありませんよ〟というカモフラージュの万霊塔なんですって 弾圧から逃れるための苦肉の策だったのかしら…