この香水は名前も素敵。
イヴでピュアで…もうどんな香りなのか
気になって仕方がありませんでした。
試香してみると、
バニラみたいな匂いはたしかにするんですが、
これまでとはなんか違う感じの香り。
なんていうのかな・・・、
どうしてもバニラ風味と混ざらない香りが
入っている感じなんですよ。
おそらくそれがリネンフラワーとかアルデヒド
なんだと思います。
水と油みたいに絶対に混ざらない。
だから不協和音。
じゃあ気持ち悪いのかと言ったら
そういうのではなくて
香水として成り立っている。
しかもイメージカラーとして白を連想させる程、
透明感があるんです。
白がイメージカラーの美女みたいな感じ。
で、ピュアさも感じるんですよね~。
バニラみたいな甘さがあるのに…。
おそらくミモザやホワイトローズの仕業かと(^^)
イメージカラーが白のせいか
気持ちをまっさらにしてくれる感じがする。
白を感じる爽やかさがあるところに
ほんのり甘さがあって
穏やかさを感じて自然と笑顔になれる…
この不協和音の不思議な白い香水の香りの構成は、
【トップ】アルデヒド
【ミドル】リネンフラワー、ミモザ、ホワイトローズ
【ラスト】カリソン、ムスク、シダーウッド
です。
アルデヒド(脂肪臭)の他にカリソンという
見慣れない香料があります。
驚くことにバニラは入っていないんですよ。
散々甘いだのバニラっぽいだの書いてきたのに。
じゃあ、なぜ甘いかというと
このカリソンに秘密があります。
このカリソンとはフランスのお菓子です。
アーモンド風味の甘い味です。
見た目はこんな感じ↓
私はこのピュアイヴの香水のおかげでカリソンを知ったので、
フランスに行った時には
カリソンを絶対に買ってやろうとムキになって探しました。
(そして見つけて食べました♪)
カリソンって教えてくれなければ
バニラが入っている香水と思っていたと思います。
つまりバニラが入っていると思い込むほど
分かりやすく甘いお菓子ということです。
この甘いお菓子とアルデヒドの脂肪臭とフローラル…
不協和音はこの3つが原因でした。
良い不協和音ですけどね。
で、果物の香りは入っていない。
このピュアイヴは
「オリエンタル グルマン」とあります。
グルマンとは食べ物の香りということ。
例えば、
バニラやキャラメルは有名なグルマン系の香りですが、
このカリソンも食べ物ですからね。
「たしかに~」
と思いましたよ。
白のイメージがあるおかげか
バニラのような甘さがあっても
冬以外にも使える軽さがあります(^^♪
冬でもまったりし過ぎた香りが苦手な人にはうってつけ☆。
秋冬春の香水ですね。
綺麗な不協和音を試してみたいなら
少量でお安く売っているので
好奇心を解決してみて下さい♪↓↓↓
★★ここから本題★★
「オメーのせいで失敗したけどなっっ!!」
なんて言われるのは
怖い以外の何ものでもありません。
でもさ、今回のお話だけは別。
そう言われても仕方がない(´ー`)
富士山の登山で起きた事件。
とってもヘンテコな事件のため、
『富士山の乱』
ではなく
『富士山の変』
と揶揄してやりたい。
私は富士山に登った当事者ではないため
登山した人から聞いた話になります。
【登場人物】
◆主人公、Aさん(男・65歳←当時)
◆私にエピソードを聞かせてくれた友人、梅さん
◆その他の登山メンバー数人
(この中に富士登山経験者アリ)
富士山の5~6合目までは
わりと穏やかな勾配らしく
すんなり行けるところなため、
速めのペースで行きがちな人もいるらしい。
とは言えども
速めに行ってしまうと後からけっこうキツくなるらしく
スピードはやや控えて下さいと、
富士登山経験者が教えてくれたそう。
しかしだ!
Aさんは言いつけを守らずに
5~6合目までを
「こんなの楽勝~♪」
って誰よりも速くスタスタ歩いたそう…。
その結果、
7合目からはヘトヘトになり、
登山を始めてまだ前半戦なのにも関わらず
これ以上登るのがかなりしんどくなってしまったらしい。
でも、メンバー達はここで引き返すのは絶対に嫌だし
無念過ぎるわけで…。
見かねた心が優しく力持ちなガタイの良い男性のメンバーが
「俺があなたの荷物も背負って登りますので
がんばりましょう!」
って言ってくれて
彼は1人で2人分の荷物を背負って
のしのし登ってくれた。
体格が良くて見た目が怖いのに優しいって
私のイメージとしてはマリオに出てくるクッパのイメージだ☆
もう、カッコ良すぎますよね( *´艸`)
私はクッパファン♪
力持ちの彼は上の落書きみたいな感じで
登山をしてくれたらしく
Aさんって人は
なんてはた迷惑な人だろうと思った( `ー´)ノ
経験者の言うことを聞けよ!
何はともあれ、
荷物の負担が減ったAさんは何とか登山を続けることが出来たのですが、
またまた問題発生!
なんとAさん
あれほどメンバーから登山靴を履いてくるようにって
言われてたのにも関わらず
登山靴を履かずに
ただのスニーカーで来たとのこと!
富士山をなめてると思う(`´)
そして
ただのスニーカーで登ってきたツケが回ってきたのか
休憩を入れたいと申し出たそう。
仕方がないからみんなで予定外の休憩を取ることに…。
休憩中にそれぞれ持参してきた水筒で水分補給。
しかしまたそこで問題発生!
Aさんは疲れからなのか
手を滑らして持っていた水筒を落としてしまった。
こぼれた水はAさんの服にまともにかかった。
これではいかんと着替えることになり、
リュックから着替えを出すことに。
荷物を開けてみると
Aさんのリュックの中は濡れていた…。
どうやら水筒を大と小の2つ持ってきてたらしく
小さい方の水筒の蓋の締り甘かったのか
漏れ出ていたらしい。
そのため着替えの服も濡れてしまって
着られる状態じゃない…。
話を聞き続ける限り、
メンバーが事前に
着替えなどの布物は
ビニール袋とかジップロックとかに入れて
リュックに入れるようにって言ってくれてたらしい。
けどAさんはビニール等に入れずに来たと…。
もう何も言いつけを守っていない!
5~6合目のことも
登山靴のことも
服のことも
なーんにも人の言うことを聞いてない!
私は一緒に登ったわけじゃないけど
すごくムカつく!
そういう人。
結局Aさんの疲れとかコンディションがよろしくないことから
頂上まで登らずに途中で引き返し、
富士山登頂失敗……(-_-;)
致し方ない理由で登頂できなかったのではなく
Aさんが富士山をナメ切っていたことによる失敗。
私は話を聞きながら
もう本当に1つ1つあり得ないって思ったけど
文句を挟むことなく
最後まで話を聞く姿勢を崩さなかった。
その甲斐あって
梅さんは後日談まで話してくれた。
Aさんは富士登山(失敗)の疲れも癒え、
日常に戻り、
この散々な登山の感想をポロっとこぼしたそう。
「次は頑張るっ」
って。
次は誘われねーよっっ!!
( `Д´)ノ
次も誘われると思ってるんだっ(゜o゜)
というところに驚きを隠せない。
ポジティブ過ぎて、もう…バカ。
私は梅さんの話を聞いて
ここのツッコミだけは止められなかった!
もう絶対に誘われないと思うっ。
みんな本当は怒っていると思う。
この富士登頂失敗の話を聞いて
負けず嫌いの知人は…
「そもそもやるからには成功させるつもりでやる。
こんなくだらないことで失敗って…。
ダサすぎる!」
…こんな理由で失敗だからダサい…。
本当におっしゃる通り。
精一杯頑張ったけど残念な結果に終わったのとは全然違うからね。
…性格の良いクッパの彼は
最後まで文句を言わず
下山するまで荷物を持ってくれたそう…。
もうぶっ飛ばしてやれよ★
でも、そういう人に限って
そんなことはしないんだよなぁ。
私なら嫌味と陰口を言っているけどね。
だって私は腹黒いピーチ姫タイプだから(;^ω^)
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ワニの絵カワイイ♪