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野球部の活動自粛は

高野連(日本高等学校野球連盟)からの指示ではなく

監督や指導者の判断だった様です。



長男が事件の翌日に、いじめの事実と

自分の気持ちを監督に伝えたのですが

監督は「どうしたい?」と聞いてくださりました。



長男は言葉が出なかったのですが

私「一つだけあるやろ?」と誘導し

長男「野球がしたい」

とだけ言いました。



そして、その時ちょうど春の大会の前で

長男の暴力事件のせいで

大会辞退になるとどうしよう、と

心底焦りました。



『いじめが背景にある暴力事件』

となってしまっては大変です。

大会も辞退することになるかもしれません。

(判断は高野連がするみたいですが)



学校名やうちの長男(発達障害の疑いまでも?)

いろんな事が世間に晒されてしまい

長男は野球どころか

普通に高校生活も送れなくなってしまいます。



長男の心はどうなってしまうのだろう。



とりあえず

暴力事件の加害者であることを受け入れ

殴った事の反省をさせ

『単なる喧嘩の暴力事件』と

されるであろう事に目を瞑り



野球部の活動自粛の解除と

大会へ参加して欲しいという

長男の意思を伝えました。



長男をいじめた部員はどうでもいいみたいですが

真摯に野球を頑張ってきたメンバーが

大会に出れないのは長男として辛いのです。



そして、数日のうちに

活動自粛は解除されました。



その間、長男は自宅謹慎中で

毎日、B4のプリントの両面の反省日誌なるものを書かされ、課題と、(これも毎日)学校の先生の家庭訪問がありました。



謹慎の最終日に

担任の先生と部活の先生が来られた時に

いじめの背景の調査について尋ねました。



いじめについて

調査してもらっていると思っていたら

長男が加害者であると名前を出した数人に

個別で話を聞いただけで



それぞれの意見の齟齬がある。

相手(いじめの加害者)も反省している。

とのことでした。



流石に、私ブチ切れました。



「加害者だけに聞いたら

自分の都合のいいようにしか

言わないのは当然ちゃいますか??


これはイジメですよ。

私はそう思っています。


被害者(長男が怪我させた)の保護者まで

加害者であるうちの長男には非がないと

おっしゃってくださってるんです。

我慢が限界で仕方のない事だった。と。


(理解あるお父様で、

うちの長男の行為は全く責められませんでした。

長男が受けていたイジメ行為を話したら、

お母様も「イジメですよね。」と。

学校への対応も長男に悪い様にはしない。

と仰っていただき有り難かったです)


加害者だけでなく

部員全員に聞いてください。


事実が知りたいんです。


クラスでもその部員が嫌がらせをしているので

クラスにも聞いてください。


そして、いじめが事実であれば

相手の親にも伝えてください。


きっちりと対応してもらえなければ

こちらもそれなりの対応をさせてもらいます」



先生は(いじめの隠蔽を?)諦めたのか



「わかりました。

野球部とクラス全員に聞き取りをします」

と、約束してくださりました。



その実、私は事件の翌日に監督に話に行った時から

「動揺していて自分の話したこと等も

理解できないかもしれないので

録音させてもらいますね」と



堂々と机の上で

スマホのボイスレコーダーで録音していました。



多分、内容を聞くと

学校がいじめを隠蔽しようとした事は

明らかだと思います。




続きます。