《『リヤド・シーズン』サウジアラビア娯楽庁&英米プロモーション共催》米国/No.1472 | ◆ ボクシングを愛する猫パンチ男のブログ ◆

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ー『リヤド・シーズン』米国進出第一弾!ー

開催日:8月3日(日本時間4日)
開催地/会場:米国カリフォルニア州ロサンゼルス市/BMO・スタジアム(22.000人収容)




ーmaineventー
《WBA世界Sウェルター級TM》
&《WBO世界Sウェルター級暫定王座決定戦》


WBA・WBC・WBO世界ウェルター級王者
テレンス・クロフォード(36=SH/USA)
VS.
WBA世界Sウェルター級王者
イスラエル・マドリモフ(29=O/UZB)


クロフォードやや苦戦も4階級制覇達成!

〈試合経過〉
序盤戦は王者マドリモフが右ストレートを繰り出すとスイッチヒッターのクロフォードは左構えでスタートして速い右ジャブで対抗する。途中お互い攻めの組み立てから隙を窺い牽制し合って手数の減る場面もあった。しかし、回を重ねるとお互い左右手数が増える。
5回、ようやくマドリモフが右ストレートから接近して左アッパーを突き上げ本領発揮して優勢に映った。
6回、前進してくるマドリモフに左右をヒットさせたクロフォードだったが、右目周りを腫らした。
7回〜8回、マドリモフが右ストレートから左フック、クロフォードは圧力をかけボディ攻めから左ストレート、右フックとポイントで引き離したように映る。
しかし、9回、マドリモフが右ストレートから左フックで意地を見せ巻き返してポイント差を縮めたかに見えた。
10回〜11回、マドリモフが右ストレート、左フック、クロフォードは左アッパーから左右連打も拮抗しているように映った。
最終回、あわよくば倒して決めたいクロフォードが疲れの見えるマドリモフに左右アッパーから右フックを浴びせるとマドリモフに反撃する攻めがない中、ゴングとなった。

〈12回採点結果〉
116ー112(クロフォード)
115ー113(クロフォード)
115ー113(クロフォード)

クロフォードが3ー0判定勝ちでWBA世界Sウェルター級王座獲得と懸けられたWBO世界同級暫定王座も獲得した。同時に4階級制覇も達成となった。しかし、苦戦と言えた。そして、2016年12月10日から続いたKO勝ちも11連続でストップした。
どうやら4階級目のこのSウェルター級が限界と言えそうです。
来月には37歳となるクロフォードにとっては体力的にも限界が見えてくるはず。果たして、若手成長株の多いこの階級でどこまで防衛を重ねられるか注目したい。

敗れたマドリモフは今年3月8日、王座決定戦で手にした王座の初防衛に失敗すると同時にWBO世界同級暫定王座獲得に失敗した。
しかし、PFPの1、2位を争う相手に大善戦の印象だった。
マドリモフは右ストレートや右フックを浴びせて仰け反らす場面もありなかなか見応えはあった。もう少しパンチに破壊力があればもしやの場面も作れたでしょう。それにもっと攻撃力とタフさを高めれば間違いなくトップ戦線に留まる選手でしょう。
マドリモフのグレードアップした再起戦に期待したい。

〈4団体スーパーウェルター級王者〉
★WBA
👑王者テレンス・クロフォード(36=SH/USA🇺🇸)
戦績41戦41勝(31KO)無敗

★WBC
👑王者セバスチャン・ファンドラ(26=S/USA🇺🇸)
戦績23戦21勝(13KO)1敗1分
👑暫定王者セルヒイ・ボハチュク(29=O/UKR🇺🇦)
戦績25戦24勝(23KO)1敗

★IBF
👑王者バフラム・ムルタザリエフ(31=O/RUS🇷🇺)
戦績22戦22勝(16KO)無敗

★WBO
👑王者セバスチャン・ファンドラ(26=S/USA🇺🇸)
戦績23戦21勝(13KO)1敗1分





(Photos by boxingscen.com)

それではクロフォードが4階級制覇に成功したシーンをハイライトでどうぞ!(3分10秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★テレンス・クロフォード/41戦41勝(31KO)無敗
★イスラエル・マドリモフ/12戦10勝(7KO)1敗1分









▼《WBA世界Sライト級TM》

WBA世界Sライト級王者
イサック・クルス(26=O/MEX)
VS.
WBA世界同級5位
ホセ・バレンスエラ(25=S/USA)

〈12回採点結果〉
116ー112(バレンスエラ)
115ー113(クルス)
116ー112(バレンスエラ)

バレンスエラが2ー1のスプリットも判定勝ちでWBA世界Sライト級王座奪取に成功した。連敗したこともあり不利とされたが世界初挑戦も覆して見せた。初防衛戦が楽しみです。

クルスは初防衛に失敗して王座から陥落となった。
果たして、クルスは微妙な判定に再戦要求するのか・・・

【両選手の戦績】
★イサック・クルス/30戦26勝(18KO)3敗1分
★ホセ・バレンスエラ/16戦14勝(9KO)2敗








▼《ヘビー級ノンタイトル12回戦》

元3団体世界ヘビー級統一王者
アンディ・ルイスJr.(34=O/USA)
VS.
元世界ランカー・元NABO北米ヘビー級王者
ジャーレル・ミラー(36=O/USA)

〈12回採点結果〉
116ー112(ミラー)
114ー114(ドロー)
114ー114(ドロー)

1ー0で勝敗成立せず引き分け。

元3冠王者のルイスJr.は1年11ヶ月ぶりのリングを白星ならず。
もう以前の当て勘が消え失せ世界への再アタックは厳しいと指摘されたが、果たして・・・

ミラーが勝っていたという意見も多かったが、勝利には届かなかった。悔しい再出発です。

★アンディ・ルイスJr./38戦35勝(22KO)2敗1分
★ジャーレル・ミラー/29戦26勝(22KO)1敗2分






▼《WBOインターN・ヘビー級TM》
&《NABF北米ヘビー級王座決定戦》


元WBCインターN・ヘビー級王者
WBA世界1位・WBC7位・WBO11位

マーティン・バコーレ(31=O/COD)
VS.
WBOインターN・ヘビー級王者
WBA&WBO世界4位・WBC5位・IBF5位

ジャレッド・アンダーソン(24=O/USA)


ーTKO・5回2分7秒ー

バコーレが予想不利を覆えす3度ダウンを奪ってのTKO勝利。
バコーレは地域王座ながら2王座を獲得して世界ランキングも上昇間違いなし。次戦次第で世界挑戦も夢ではないかもしれない。
兄で元WBC世界クルーザー級王者イルンガ・マカブに続く頂点を目指していく。

米期待のアンダーソンは無敗で臨んだがまさかのストップ負け。
保持したWBOインターN・王座5度目防衛に失敗となった。
初黒星となったアンダーソンはまだ24歳で連敗さえなければ再浮上は難しくない。再起に期待したい選手だ。

米国売り出し中のスター候補に3度ダウンを奪い快勝した伏兵バコーレのストップ勝ちシーンをどうぞ!(3分17秒)
※途中消除の場合ありです。



【両選手の戦績】
★マーティン・バコーレ/22戦21勝(16KO)1敗
★ジャレッド・アンダーソン/18戦17勝(15KO)1敗






▼《WBA世界Lヘビー級王座決定戦》

WBA世界Sミドル級王者
デビッド・モレル(26=S/CUB)
VS.
WBA世界Lヘビー級6位
ラディボエ・カラジッチ(32=O/USA)

〈12回採点結果〉
118ー110(モレル)
117ー111(モレル)
117ー111(モレル)

モレルが3ー0大差判定勝ちで2階級制覇に成功した。
果たしてライトヘビー級でどんな戦いを見せるのか今後の防衛戦に注目したい。

カラジッチは2度目の世界チャンスだったが、届かなかった。
現在の世界ランク6位からの下降は免れないが、再起に成功して再浮上なるか。

【両選手の戦績】
★デビッド・モレル/11戦11勝(9KO)無敗
★ラディボエ・カラジッチ/32戦29勝(21KO)3敗







▼《IBFインターナショナル・ライト級TM》&
《WBAコンチネンタル・ラテンアメリカ同級TM》


IBFインターN・ライト級王者
WBAコンチネンタル・ラテンアメリカ同王者

アンディ・クルス(28=O/CUB)
VS.
元ライト級世界ランカー
アントニオ・モラン(31=O/MEX)


ーKO・7回2分59秒ー

クルスがIBFインターNライト級3度目、WBAコンチネンタル・ラテンアメリカ同級王座2度目の防衛に成功した。クルスの世界ランキングはWBA&WBCが8位、IBF9位、WBO15位と4団体全てにランクインしている。またアマチュア時代はパンナム・ゲームズSライト級3連覇、アマ世界選手権(AIBA)Sライト級3連覇、2020年東京五輪ライト級金メダルなど今後が期待される逸材の選手。次戦が楽しみです。

元世界ランカーのモランは地域王座獲得ならず。
過去にのちの2階級制覇王者ホセ・ペドロサ(プエルトリコ)や2階級制覇王者デヴィン・ヘイニー(米国)などと対戦してともに敗れてはいるもののタフさを発揮していた。モランは再出発です。

キューバ期待のアンディ・クルスがベテラン実力者にストップ勝ちしたシーンをどうぞ!(3分5秒)
※途中消除の場合ありです。



【両選手の戦績】
★アンディ・クルス/4戦4勝(2KO)無敗
★アントニオ・モラン/38戦30勝(21KO)7敗1分