《WBA米大陸ウェルター級TM〜パルメッタVS.サラチョ戦》米国/No.1471 | ◆ ボクシングを愛する猫パンチ男のブログ ◆

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《WBA米大陸ウェルター級TM》
開催日:7月31日(日本時間8月1日)
開催地/会場:米国フロリダ州プラント・シティー/プロボックス・イベント・センター




WBA世界ウェルター級12位
WBA米大陸・ウェルター級王者

アルベルト・パルメッタ(34=S/ARG)
VS.
元WBOラテンアメリカSライト級王者
ヘスス・サラチョ(23=S/MEX)

〈試合経過〉
初回、サウスポー同士はパルメッタが右ジャブを突いて前に出る。サラチョはガードしながらパルメッタの打ち終わりに右ボディを打ち込み離れぎわ左ストレートヒット。
2回、パルメッタが右ボディから左ストレートヒット。サラチョも怯まず左右ボディから左右アッパーを突き上げる。
互角の展開が続いた4回序盤、接近しての打ち合いでパルメッタの右ボディがローブローとなり、パルメッタに減点1点。中断してサラチョに1分間の休憩が与えられた。再開すると拮抗しているもののサラチョの右ボディから左ストレートが優勢に映った。
6回、序盤接近しての打ち合いでサラチョがダウン。しかし、スリップと判定。再開するとパルメッタの左右ボディ攻めが優勢。
終盤戦に突入するとサラチョの右ジャブから左ストレート、パルメッタは左右ボディ、左右フックと相変わらず拮抗した。
最終回、パルメッタが左右ボディから左右フックと攻めるとサラチョも負けじと右ジャブから左ストレートでパルメッタを仰け反らせる場面を作りゴングとなった。

サラチョが格上相手破る金星勝利!

〈10回採点結果〉
97ー93(サラチョ)
94ー96(パルメッタ)
96ー94(サラチョ)

サラチョが2ー1のスプリットながらも判定勝ちで懸けられたWBA米大陸ウェルター級王座を獲得した。
さほど強打は持ち合わせていないものの上下に打ち分けるスピードあるコンビネーションを持つ選手だ。今回WBA世界ウェルター級12位の格上相手に勝利したことで15位以内にランクインの可能性ありでしょう。若いサラチョは今後更に格上相手と戦い飛躍するのか期待される。

敗れたパルメッタは保持していたWBA米大陸ウェルター級王座の初防衛に失敗した。WBAウェルター級9位にいた去年2月25日、元WBA世界ウェルター級王者ジャマル・ジェームス(米国)と10回戦で対戦して0ー3判定負け、その後は同年11月1日にホープで19戦17勝11KO1敗1分のジャネルソン・ボカチカ(米国)と戦い10回3ー0判定勝ちした。若手を破り調子を上げていただけに悔しい黒星です。

(右アッパーを跳ね上げるサラチョ/右側)

(Photos by boxingscen.com)

7試合が行なわれメインはパルメッタVS.サラチョ戦で最後になります。メインだけご覧になりたい方はクリアーしてご覧ください。(3時間24分33秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★アルベルト・パルメッタ/22戦19勝(13KO)3敗
★ヘスス・サラチョ/17戦14勝(11KO)2敗1分