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〜ボクシングをこよなく愛し、熱狂する男の見聞記!〜





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《EBU欧州ヘビー級王座決定戦》
《コモンウェルス英連邦ヘビー級Tマッチ》
《BBBofC英国ヘビー級Tマッチ》

開催日:11月28日(日本時間29日)
開催地/会場:英国ウエストミンスター/ザ・チャーチ・ハウス内特設リング


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WBCヘビー級シルバー王者
BBBofC英国ヘビー級王者

ダニエル・デュボア(23=O/GBR)IMG_6677.png
VS.
WBAヘビー級ゴールド王者
コモンウェルス英連邦ヘビー級王者

ジョー・ジョイス(35=O/GBR)IMG_6677.png

ジョイスが予想不利を覆すKO勝利!

〈試合経過〉
初回、序盤からデュボアがフットワークを使ってジャブ、左右フックをヒットさせジョイスをややリードした。
3回〜4回とジョイスも鋭いジャブを多用して反撃すると度々ヒットしたデュボアの左まぶたが腫れ出した。
5回〜6回とデュボアの右フックがヒットするとジョイスもジャブで対抗する。
7回もデュボアの左右フックがヒットしてポイント差を広げるかに見えたが、ジョイスも動きで躱して負けじとジャブを返し続ける。
8回〜9回と相変わらずジョイスの繰り出すジャブを被弾したデュボアは左目まぶたが完全に塞がって戦意が削がれたように映った。

迎えた10回序盤、ジョイスの重い左ジャブが腫れた左目辺りにヒットするとデュボアはグローブで左目を押さえながら間を置いて膝を着くダウン。立ち上がったが、もう、デュボアは戦闘意欲をなくしたかのようにレフェリーの10カウントを聞いてしまった。

ーKO・10回36秒ー

ジョイスが徹底したジャブ攻撃でKO勝ち。
保持するコモンウェルス英連邦王座の2度目防衛成功とともに懸けられたEBU欧州王座にBBBofC英国王座を獲得した。
これでジョイスはヘビー級WBO2位とWBC7位にいたデュボアを破ったことで世界ランキング(現在WBC11位/WBO11位/IBF13位)も一桁台にアップするのは間違いないでしょう。
そして、来年はいよいよ世界初挑戦となるのか注目です。

敗れたデュボアは9回まで2ー1とポイントでリードしていたが、左目の腫れに耐えらなかったと言えそうです。
はっきり言って逆転負けです。
〈9回までのポイント〉
88ー83(デュボア)
84ー87(ジョイス)
86ー85(デュボア)
2ー1
とデュボアがリードしていた。
23歳と若いデュボアはディフェンスの甘さが露呈してしまった格好だった。
また1から出直しです。

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(Photos by boxingscene.com)

それではジョイスが10回左ジャブでKOに下したシーンをハイライトでどうぞ!(2分8秒)


【両選手の戦績】
★ダニエル・デュボア/16戦15勝(14KO)1敗
★ジョー・ジョイス/12戦12勝(11KO)無敗


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《ヘビー級エキシビションマッチ8回戦》
開催日:11月28日(日本時間29日)
開催地/会場:米国カリフォルニア州ロサンゼルス/ステープルズ・センター


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元3団体統一世界ヘビー級王者
マイク・タイソン(54=O/USA)IMG_6773.png
VS.
元4階級制覇王者
ロイ・ジョーンズJr.(51=O/USA)IMG_6773.png

この注目のエキシビションマッチは1ラウンド2分の8回戦で公式採点は行わないことを条件に開催された。

レジェンドのエキシビションマッチは引き分け!

〈試合経過〉
初回からタイソンが前進してジャブから右ボディー、左右ボディーとジョーンズを攻めながら始まった。
ジョーンズも手数は少ないものの、時折左右フックで応戦。
再びタイソンがボディー連打を打ち込むとジョーンズは巧みなクリンチワークでしのいで8回を戦い切った。

★一応、非公式で選ばれた本職ではない3人のジャッジは共に引き分けとしました。
まあ、これはあくまでもエキシビション(模範試合)でありタイソンが顔面にパンチを集中しなかったのはカットさせない気遣いからだったと言えます。

試合後にはWBC団体から元両王者にボクシング界の話題作りに貢献したとして栄誉ベルトが贈呈されました。

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(Photos by badlefthook.com)

【両選手の生涯戦績】
★マイク・タイソン/58戦50勝(44KO)6敗
★ロイ・ジョーンズJr./75戦66勝(47KO)9敗






《スーパーミドル級ノンタイトル12回戦》
開催日:11月27日(日本時間28日)
開催地/米国フロリダ州ハリウッド/セミノール・ハードロック・ホテル&カジノ


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元WBA・IBF世界ミドル級王者
ダニエル・ジェイコブス(33=O/USA)IMG_6792.png
VS.
WBC世界ミドル級11位
ガブリエル・ロサド(34=O/USA)IMG_6792.png

元王者ジェイコブスが辛くも勝利!

〈試合経過〉
前半は序盤からお互いジャブを突き合う静かな立ち上がりから始まった。
しかし、中盤戦に突入しても見せ場のない展開は続いた。
8回、ようやくジェイコブスがスイッチを混じえてテンポアップしたが、ロサドも動きで躱してジャブを突くなど差はなく互角。
結局、最終回にジェイコブスが右をヒットさせたが、決定打とまでいかない中でゴングを聞いた。

〈12回採点結果〉
115ー113(ジェイコブス)
115ー113(ジェイコブス)
115ー113(ロサド)
2ー1
のスプリット判定ながら辛くもジェイコブスが勝利した。
しかし、2階級制覇を目論むジェイコブスにとってはアピールできない凡戦だった。

※最初2ー1でロサドの勝ちとコールされたが、集計ミスでジェイコブスの2ー1で勝ちと訂正され、な〜んじゃこれといった最後まで後味の悪い終わり方だった。😤

ロサドは最初に勝利コールされたが、ぬか喜びに終わった。(>_<)
見た目は互角ももう一押し有効打が足りなかったか。
スーパーミドル級のノンタイトル戦だったとはいえ、WBCミドル級の世界ランキング11位から下降して15位内から外される可能性もありロサドにとっては試練でしょう。

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(Photos by boxingscene.com)

【両選手の戦績】
★ダニエル・ジェイコブス/40戦37勝(30KO)3敗
★ガブ・ロサド/40戦25勝(14KO)13敗1分1ND






《WBC世界ミニマム級タイトルマッチ》
開催日:11月27日
開催地/会場:タイ国ナコーンサワン/シティー・ホール・グランド野外特設リング


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WBC世界ミニマム級王者
ワンヘン・ミナヨーティン(35=O/THA)IMG_6791.png
VS.
WBC世界同級3位・WBCアジア同級王者
パンヤ・プラダブスリ(29=O/THA)IMG_6791.png

挑戦者パンヤが新王者、ワンヘン王座陥落!

〈試合経過〉
前半戦は王者ワンヘンが右ストレート、挑戦者パンヤが接近して左アッパーで攻め4回には手数で上回った。
公開採点は(39ー37/38ー37/38ー38)2ー0で挑戦者パンヤがリードした。
中盤戦に突入するとワンヘンが左右フックで攻め、パンヤは時折右ストレートがヒットした。
8回、ワンヘンが有効打でアピールするとパンヤは手数をアピールした。
公開採点は(77ー75×3者)3ー0でパンヤがわずかながら引き離した。
9回、パンヤの右ストレートがヒットすると10回ワンヘンが疲れの見えるパンヤに連打を見せる。
最終回、挽回を図るワンヘンが連打を見せるとパンヤも必死に左右を返す中でゴングとなった。

〈12回採点結果〉
115ー113(パンヤ)
115ー113(パンヤ)
115ー113(パンヤ)

世界初挑戦のパンヤが3ー0判定勝ちで新王者となった。
パンヤはこれまでWBCミニマム級アジア王座やOPBF王座、PABA王座、WBOオリエンタル王座などアジア地域王座は全て獲得するなど元々実力のある選手だった。
36戦目での王座獲得は格別な喜びでしょう。
初防衛戦に注目です。

敗れたワンヘンは有効打で上回ったようだったが、採点に反映されなかった。
6年という長い間、王座を守り続けてきたが、絶対王者としてのその牙城はついに崩された。
13度目の防衛ならず、連勝記録も54連勝(史上初の連勝記録)でストップして初黒星となり王座から陥落となった。
今年春には引退を表明したが、撤回しての防衛戦だった。
果たして、今度は本当の引退発表となるのか・・・

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(Photos by asianmma.com)

【両選手の】
★ワンヘン・ミナヨーティン/55戦54勝(18KO)1敗
★パンヤ・プラダブスリ/36戦35勝(22KO)1敗


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《WBCヘビー級シルバー王座TM》
《EBU欧州ヘビー級王座決定戦》
《コモンウェルス英連邦ヘビー級TM》
《BBBofC英国ヘビー級TM》

開催日:11月28日(日本時間29日)
開催地/会場:英国ロンドン/ウエストミンスター・ザ・チャーチ・ハウス内特設リング


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WBCヘビー級シルバー王者
BBBofC英国ヘビー級王者

ダニエル・デュボア(23=O/GBR)IMG_6677.png
VS.
WBAヘビー級ゴールド王者
コモンウェルス英連邦ヘビー級王者

ジョー・ジョイス(35=O/GBR)IMG_6677.png

英国ヘビー級注目の無敗同士対決!

このヘビー級の無敗対決は並みの世界戦より注目度が高いことは言うまでもありません。
勝利した方が世界挑戦にグッと近付けるという一戦です。
今年2月初旬には対戦が正式決定してプレゼンテーションも済ませて4月11日のゴングを待つばかりでした。
これは英国ファンのみならず世界も注目していました。
このマッチメイクが面白くない訳がありません。

(2月のプレゼンでは両者が取っ組み合い寸前)
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(Photos by boxingnews24.com)

そんな矢先、新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるい始めて延期に追い込まれてしまう。
その後も7月11日、10月24日とセッティングされたが、次々と延期されもう消滅してしまう運命なのかとさえ思われた。
しかし、プロモーターでクイーンズベリー・プロモーションズの社長であるフランク・ウォーレン氏はファンのためにとこの対決を白紙にすることなく年内の実現を模索していたという。
そして、ようやく徹底したコロナ対策を施すことで11月28日(日本時間29日)開催に漕ぎつけたのでした。

デュボアのここ3戦は昨年9月27日、19戦全勝(16KO)無敗だったエベニーザー・テテ(ガーナ)との無敗対決はわずか初回の秒速TKO勝ち。
同年12月21日、アジア地域のヘビー級王者として君臨していた日本の藤本 京太郎(角海老宝石)との対戦も余裕で何もさせることなくわずか2回KOで下した。
今年8月29日にはリカルド・スナイダース(オランダ)も2回TKO勝ちで下して6連続KO中。
もう、デュボアは勢いが止まらない強さです。
デュボアの現在世界ランキング=WBO-2位、WBC-7位

一方、アマチュアで欧州選手権Sヘビー級優勝、リオ五輪Sヘビー級銀メダリストからプロ転向したジョイスは昨年2月23日、8戦目で元WBC世界ヘビー級王者だったバーメイン・スタイバーン(カナダ)に6回TKO勝ちすると一気に注目された。
次に同年7月13日、2度の世界挑戦経験者であるブライアント・ジェニングス(米国)と対戦してKOは逃したものの、3ー0大差判定勝ち勝利。
今年7月25日には元WBO欧州王者のマイケル・ウォリッシュ(ドイツ)を3回TKOで下している。
デュボアより4試合少ないものの、大物をことごとく退けていることから、こちらも引けを取らない選手と言える。
ジョイスの現在世界ランキング=WBC-11位、WBO-11位、IBF-13位

〈ちょいと予想〉
大方、メディアやファンはスピードがあって的確に強打を打ち込むデュボアが6:4で有利としていますが、ジョイスにも重い破壊力ある左右がヒットすれば勝機がないとも言えないでしょう。
いかに、年齢で一回り違うジョイスがデュボアの強打を外してスピードについていけるのかがカギだと見ています。
そして、どっちが勝利するにしても最終ラウンドまでは行かないと予想します。
デュボアが叩き上げなら、ジョイスはスーパーエリート出身。
う〜ん、やっぱり、これまでの戦いぶりを見ると勢いに乗っている若いデュボア君でしょうか・・・

【両選手の戦績】
★ダニエル・デュボア/15戦15勝(14KO)無敗
★ジョー・ジョイス/11戦11勝(10KO)無敗


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《ライト級ノンタイトル10回戦》
開催日:11月21日(日本時間22日)
開催地/会場:米国カリフォルニア州ロサンゼルス/ステイプルズ・センター


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WBC世界ライト級1位・元2階級制覇王者
ハビエル・フォルトゥナ(31=S/DOM)IMG_6771.png
VS.
元WBC中米Sライト級王者・元世界ランカー
アントニオ・ロサダ(30=O/MEX)IMG_6772.png

当初フォルトゥナは8月28日、米国カリフォルニア州インディオで元3階級制覇王者のホルヘ・リナレス(帝拳)とWBCライト級ダイヤモンド王座決定戦もしくは暫定王座決定戦が予定されていたが、リナレスが新型コロナウイルスに感染したことで白紙となってしまった。今回、王座の懸からないライト級の実力を試すノンタイトル試合という形となった。

3階級制覇目論むフォルトゥナ圧倒KO勝ち!

〈試合経過〉
初回、序盤169cmと小柄なフォルトゥナの左右フックを浴びて183cmと大柄なロサダがズルズル後退、中盤に差し掛かったところで再び左フックを浴びせるとロサダは早くも尻もちダウン。カウント8で再開するとロサダは長いリーチでフォルトゥナの攻めを防ぐとゴングに救われた。
2回、フォルトゥナは右目を小さくカットしたが、なりふり構わず左右を振り回した。
3回、さほどダメージのなかったロサダは大振りな左右で巻き返しにかかるものの、ラウンド終盤フォルトゥナの左ボディーで2度目のダウン。しかし、これはフォルトゥナの右足に引っ掛かってのスリップと判定。
その後スピードに加えて荒々しいフォルトゥナの攻めに押されてロサダに攻めらしい場面がない。
4回、お互い接近しての打ち合いも両者にバッティング注意が入るとフォルトゥナの右目が腫れ出した。
それでもフォルトゥナの前に出る勢いは続いた。

迎えた6回、ラウンド中盤フォルトゥナの左右フックでロサダは後退、コーナー前でさらに左右連打から強烈左フックを浴びせるとロサダの顔が跳ね上がってダメージを負ったところでレフェリーは勝負ありと試合を止めた。

ーKO・6回2分34秒ー

フォルトゥナはこれで最初のライト級王座アタックに失敗してから3連勝を飾った。
2018年1月20日、当時IBF世界ライト級王者だったロバート・イースターJr.(米国)に挑戦したが、1ー2のスプリットによる僅差判定負けで3階級制覇に失敗している。
今後は来年1月2日に行われるWBC世界ライト級暫定王座決定戦のライアン・ガルシア(米国)VS.ルーク・キャンベル(英国)の勝者との対戦が予定されているようで注目です。

敗れたロサダはトップコンテンダーを破ってのランキング入りを目指したが、持ち前の強打が不発で3連敗となった。
羽ばたくチャンスだったが、また出直しです。

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(Photos by fightnews.com)

それではフォルトゥナの激しいファイトぶりをハイライトシーンでどうぞ!(4分17秒)


【両選手の戦績】
★J・フォルトゥナ/41戦36勝(25KO)2敗1分2NC
★A・ロサダ/46戦40勝(34KO)5敗1分






《WBCスーパーフェザー級シルバー王座TM》
開催日:11月19日(日本時間20日)
開催地/会場:米国カリフォルニア州ロサンゼルス/ワイルド・カード・ボクシングジム


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WBC・Sフェザー級シルバー王者
オーシャキー・フォスター(27=O/USA)IMG_6773.png
VS.
WBC世界Sフェザー級7位
ミゲール・ローマン(35=O/MEX)IMG_6772.png

フォスターKO勝ちシルバー王座防衛V3!

〈試合経過〉
開始から1分過ぎフォスターが右ストレートで早くもローマンからダウンを奪ってスタートした。フォスターがそのまま一気に畳み掛けるかと思われたが、ローマンはロープに詰まりながらも必死にガードして凌いだ。
3回以降はローマンも回復して時折右ストレートをヒットさせる。
フォスターはスイッチしながら接近して上下に打ち込むものの、ローマンのボディー反撃に攻めあぐんで回を重ねた。
7回〜8回、フォスターがフットワークを増やしてアウトボクシングに切り替え右ストレートが当たり出すとローマンの攻めが鈍り出した。

迎えた9回、序盤にフォスターがワンツーを外したあと追撃の左フックが顎にヒットしてローマン2度目のダウン。ローマンは続行に応じて再開。フォスターはここぞとばかりに粘るローマンをロープに詰めて連打で防戦一方にするとレフェリーはダメージを確認して勝負ありと割って入り試合を止めた。

ーKO・9回58秒ー

フォスターは保持するWBCスーパーフェザー級シルバー王座の3度目防衛に成功した。
これまで将来のスター候補と期待されながらも2敗を喫してしまった。しかし、黒星から脱出して今回で8連勝。この先連勝を続ければ、そろそろ世界挑戦の声も聞こえてきそうです。

敗れたベテランのローマンはかつて元WBC世界Sフェザー級王者の三浦 隆司(帝拳)や現WBC世界Sフェザー級王者ミゲール・ベルチェルト(メキシコ)など知名度ある選手と戦いともに敗れたが、自慢の強打で激闘を演じて大いに観衆を沸かせていた。
今回も粘りを見せたが、35歳となった現在ローマンにはもう昔ほどのパワーは見られず、若いフォスターのパワーに押し切られてしまった格好だった。
ローマンはもう限界なのか・・・

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(Photos by ringtv.com)

【両選手の戦績】
★オーシャキー・フォスター/20戦18勝(11KO)2敗
★ミゲール・ローマン/76戦62勝(47KO)14敗


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《WBA世界Sミドル級王座統一戦》
ー有観客試合ー

開催日:12月19日(日本時間20日)
開催地/会場:米国テキサス州サンアントニオ/アラモドーム


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WBA世界Sミドル級スーパー王者
カラム・スミス(30=O/GBR)IMG_6324.png
VS.
WBA世界Sミドル級正規王者
サウル"カネロ"アルバレス(30=O/MEX)IMG_6220.png

PFPキングのアルバレスがようやく登場!

アルバレスはこれまで所属していたゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)DAZNを相手取り(マッチメイク関連や金銭問題など)契約違反だと訴訟を起こして現在係争中だ。
そんな中、アルバレス陣営は11月6日をもってGBPとは所属契約を解消してフリーエージェントになったと発表した。
裁判沙汰の影響で年内の試合は難しいと予想されたなか助け舟を出したのが米国での興行にも力を入れる英国マッチルーム・スポーツ社の敏腕社長エディー・ハーン氏だった。
フリーエージェントとなったアルバレスはハーン氏の誘いを受け入れ共同プロモートする形の契約を結ぶとマッチメークはとんとん拍子に進んでカラム・スミス(英国)との対戦がすんなり決定した。
格上スーパー王者のスミスにレギュラー王者のアルバレスが挑戦する形での統一戦となる。
まあ、直ぐに対戦交渉がまとまったのはマッチルーム社がDAZNとボクシング映像権を独占契約しているからにほかならない。
アルバレスにとっては裁判に訴え出たテレビ局の画面に登場することになるからなんとも面白い。(^。^)

〈カラム・スミス〉
スミスにとっては兄の元WBO世界Sウェルター級王者だったリアム・スミス(2016年9月アルバレスに9回KO負けで王座陥落)の敵討ち対決の格好となる。
英国ファンにとってはたまらないでしょう。
弟スミスは2018年9月28日、24連勝を引っ提げ当時WBA世界Sミドル級スーパー王者だったジョージ・グローブス(英国)と保持していたWBC同級ダイヤモンド王座を賭けWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)の決勝戦で対戦して7回KO勝ちで見事に優勝。WBA世界Sミドル級スーパー王座も手にした。その後は難敵を退けWBAスーパー王座を2度防衛して無敗を驀進中。
この階級では最も大柄で身長が191cmでリーチは198cmもありLヘビー級やクルーザー級クラスでも通用しそうな体躯。
攻めの特徴は技巧を駆使しながら強烈左フックと右カウンターを打ち込むのが得意。
接近しての打ち合いは意外にもコンパクトな回転力ある左右で上下に打ち分けるコンビネーション攻撃もできる。
弱点は時折、相手の出方をうかがう"待ち"のボクシングになるところでしょうか。

両者ともに1年1カ月ぶりのリングです。
おそらく両者がリングに上がれば大人と子供のような違いに驚かされるでしょう。
しかし、アルバレスはセルゲイ・コバレフ(ロシア)との戦いでも10cm差をものともせず懐に潜り込んでの執拗なボディー打ちで勝機を掴んだ。最後はズバッと右ストレートでマットに沈めた。
昔、誰が言ったか「ボディーを殺せば、脳も死ぬ」の格言。
果たして、173cmのアルバレスが18cmも背の高いスミスもコバレフと同じように打ち砕いて格の違いを見せ付けるのでしょうか、非常に楽しみな対決です!

【両選手の戦績】
★カラム・スミス/27戦27勝(19KO)無敗
★サウル・アルバレス/56戦53勝(36KO)1敗2分


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《WBO世界ウェルター級タイトルマッチ》
ーunder cardー
《WBA世界Sフライ級タイトルマッチ

開催日:11月14日(日本時間15日)
開催地/会場:米国ネバダ州ラスベガス/MGMグランド・カンファレンス・センター(通称 ザ・バブル)


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WBO世界ウェルター級王者・元SL級4団体統一王者
テレンス・クロフォード(33=SH/USA)IMG_6674.png
VS.
WBO世界同級5位・元IBF世界同級王者
ケル・ブルック(34=O/GBR)IMG_6677.png

クロフォードが焦らず仕留めてV4成功!

〈試合経過〉
初回〜2回と本来のサウスポーから右構えで対抗した王者クロフォードに対して挑戦者のブルックがテンポよく左ジャブをヒットさせるなど序盤をリードした展開でスタートした。
3回、やや右目を腫らしたクロフォードが左構えに戻すと攻め遅れを感じたか、ラウンド終盤から俄然手数を増やして巻き返しに掛かった。
しかし、ここまでブルックがリードしているように映った。

迎えた4回、序盤にクロフォードが鋭い右カウンターを浴びせるとブルックがロープに飛ばされたところでレフェリーはスタンディングダウンとみなしてカウント。ブルックが続行に応じて再開するとクロフォードはここぞとばかりに連打から左フックでブルックがロープにもたれ掛かったところでレフェリーは試合を止めた。

ーTKO・4回1分14秒ー

序盤のクロフォードはブルックに手を焼いた感もあったが、4回ついに強打を爆発させて8試合連続KOでWBOウェルター級王座の4度目の防衛に成功した。
試合後はWBAスーパー王者のマニー・パッキャオ(比国)との統一戦を口にしたが、果たしてビッグマッチは実現するのか注目されます。

元IBF世界同級王者のブルックはもしやの場面も見せたが、王者の強打に耐えられず敗れ去って王座返り咲きは成らなかった。

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(Photos by badlefthook.com)

それではクロフォードが4ラウンドにパワーを爆発させたシーンをどうぞ!(4分43秒)


【両選手の戦績】
★テレンス・クロフォード/37戦37勝(28KO)無敗
★ケル・ブルック/42戦39勝(27KO)3敗


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ーunder cardー
《WBA世界Sフライ級タイトルマッチ


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WBA世界Sフライ級王者
ジョシュア・フランコ(25=O/USA)IMG_6325.png
VS.
WBA世界同級2位・前WBA世界同級王者
アンドリュー・マロニー(29=O/AUS)IMG_5960.png

10月31日(日本時間11月1日)、同会場で世界バンタム級2団体統一王者の井上 尚弥(大橋)に挑戦して7回KO負けに終わったジェイソン・マロニー(豪州)の弟で前WBAスーパーフライ級王者のアンドリュー・マロニーが再戦で登場した。

王者の右目負傷でまさかの2回終了無判定!

〈試合経過〉
初回、前王者で挑戦者となったマロニーが序盤から積極的にジャブ、ワンツーを打ち込んで王者フランコをリードしてスタートした。フランコは早くも右目を腫らす。
2回、フランコにドクターチェックが入ると続行許可。再開するとお互い接近しての打ち合いはマロニーがフットワークを使って左右小刻みなパンチでこの回もフランコを上回ったように見えた。
しかし、インターバルで再びフランコにドクターチェックが入ると続行不可能と診断されレフェリーは試合終了を宣言した。
なんとも後味の悪い結末だった。

ー2回終了の無判定試合!ー

王者のフランコは試合が成立せず初防衛とは成らなかった。
おそらく、WBA団体は再々戦を指示することになるでしょう。

〈WBAの偶然なバッティングのルール〉
どちらかの負傷による続行不可の場合は初回〜3回までは無判定か無効試合となる。
ただし、故意的に傷を与えた場合はラウンドに関係なく失格負けとなる。(再三の注意者は出場停止処分も)
4回までは引き分けとする。(王座は移動せず)
5回以上の場合は負傷ストップした回を含めて採点によって勝者を決定する。(負傷判定)

終了間もなくマロニー陣営がバッティングやヘッドバッドではなく有効打によるものだと主張してリプレイ検証を要求した。
要求によりVTR検証されたが、有効打による負傷ではないと裁定され最終的に無判定試合となった。
マロニーはインタビューで「故意に頭をぶつけた訳でもないし、パンチによるものだ。リードしていたのに急に止められるなんて納得出来ない。WBA団体は直ちに再戦を許可するよう要求したい」と不満のコメントを残した。
因みに、WBA団体は無効試合として裁定が分れた。

マロニーはダイレクトリマッチで王座奪還を目指したが、運悪く無判定に終わってリベンジと王座返り咲きを逃した。

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(Photos by fightnews.com)

それではマロニーがジャブを突いて途中まで優勢だったシーンをどうぞ!(3分4秒)


【両選手の戦績】
★ジョシュア・フランコ/21戦17勝(8KO)1敗2分1ND
★アンドリュー・マロニー/23戦21勝(14KO)1敗1ND
※NDは(ノーデシジョン=無判定試合)、因みにNC表記は(ノーコンテスト=無効試合)


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