《WBF世界Sウェルター級タイトルマッチ》
&《WBOグローバルSウェルター級王座決定戦》
開催日:1月17日(日本時間18日)
開催地/会場:ドイツ・ホルシュタイン州フレンスブルク/GP・
ジョウロ・アリーナ
WBF世界Sウェルター級王者
フレディ・キウィット(35=O/ger)
VS.
元ナイジェリアSウェルター級王者
スレイマン・ジャファル(34=O/ngr)
〈試合経過〉
さすがにマイナー団体では直ぐに動画も見当たらなかった。いず
れ画像解禁されるでしょうが、待ってる時間がないのでAI記事を
利用しました。味気ないですが・・・(^O^)
〈AI解説記事より〉
キウィットが序盤から精度の高い左ジャブと左フックで試合の大部
分を支配。ジャファルも時折爆発力あるパンチで圧力をかける場面
もあったが、キウィットが技術で上回り判定勝ちした。
〈12回採点結果〉
118ー110(キウィット)
117ー111(キウィット)
117ー110(キウィット)
キウィットが3ー0判定勝ちでWBF世界Sウェルター級王座の2
度目防衛に成功、並びにWBOグローバルSウェルター級王座も獲
得した。キウィットはヨーロッパでは知られているものの最近マイ
ナー団体で燻っている。過去ウェルター級時代にWBO欧州王座を
獲得して世界ランクイン直前もなぜか返上。今回再びWBO地域王
座を獲得したことでいよいよメジャー団体の世界ランキングにも登
場してくると予想される。但し、年齢がネックとなりそうでどこま
で世界へと食い込めるのか注目したいところ。
尚、WBF世界ボクシング連盟(WORD BOXING FEDERATION)とは
主要4団体の他にIBO団体が存在しますが、それに次ぐ第6団体
に位置付けされるいわゆるマイナー団体です。
スレイマン・ジャファルは両王座獲得失敗となった。
中々の戦績とKO率78%を誇って挑戦したが、これまでの相手と
はレベルが違ったということでしょう。これまでジャファルは5戦
目でナイジェリアSウェルター級王座を獲得したが防衛せず返上。
その後も負け知らずの10連勝とした。しかし、2024年1月2
8日、ミラノ・プラット(フランス🇫🇷)と対戦して2回KO負けの
初黒星。世界ランキング入りを逃した。再び2連勝して今回に臨ん
だが、出直しです。
(PHOTO BY BOXINGNEWS.com)
【両選手の戦績】
★フレディ・キウィット/32戦29勝(18KO)3敗
★スレイマン・ジャファル/19戦17勝(14KO)2敗
《WBOインターN・ミドル級王座決定戦》
開催日:1月16日(金曜日)
開催地/会場:豪州クィーンズランド州ブリスベン/ブリスベン・
エンターテイメント・センター
IBF世界Sウェルター級6位・WBO12位
ニキータ・チュー(28=S/aus)
VS.
WBAミドル級4位・WBO8位・IBF12位
マイケル・ゼラファ(33=O/aus)
ゼラファの左瞼カットで無判定終了!
〈試合経過〉
初回、前に出て圧力をかけるチューにゼラファがいきなり右ストレ
ートをヒットさせ始まった。
2回、両者激しい打ち合いが始まるとチューがゼラファをコーナー
に追い詰める、更に右ジャブから左ストレートを打ち込んだところ
でゼラファは偶然のバッティングで左瞼をカット。しかし、映し出
された映像では出血も少なくさほど大きなカットではない。
3回、開始直前レフェリーは深刻なカットではないにも拘らずゼラ
ファにドクターチェックを促した。ドクターはゼラファに何やら聞
いている。その結果を聞いたレフェリーは試合終了を宣言、チュー
は唖然とした表情を見せた。観衆も呆気ない突然の結末に怒りが爆
発、罵声が飛び交った。
ー3回3秒終了・ND(ノーデシジョン=無判定)ー
採点は5回まで達していない為、負傷判定とはならず無判定で勝敗
は成立しなかった。従って両者共に王座獲得とはならず痛み分けと
なった。今後仕切り直しての再戦となるかのコメントはなかった。
尚,2回までの採点は19ー19だった。
(PHOTO SOUTHCOASTREGISTER.COM)
解説陣の話を含めて無判定となったシーンをどうぞ!
(CMあり/6分39秒)
*途中消除の場合ありです。
【両選手の戦績】
★ニキータ・チュー/12戦11勝(9KO)1ND無敗
★マイケル・ゼラファ/40戦34勝(22KO)5敗1ND
最高峰ヘビー級は世代交代突入か!
最近気がついたことだが、最高峰のヘビー級はあまりこれといっ
た話題もなくパッとしない。スター不在ってことか・・・
勿論、2階級(クルーザー級&ヘビー級)で4団体統一を成し遂げ
て現在は3団体王者のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ🇺🇦)が
君臨してきたが今一つ人気がない。その要因はクルーザー級時代は
KO率が75%あったがヘビー級では相手によって強打が通用せず
37%に留まっている。テクニックは素晴らしいがエキサイティン
グではないとファンから不評を買っていたことも影響している。
何れにしてもウシクはかつてWBC王者で剛腕ぶりを発揮して10
度も防衛したデオンテイ・ワイルダー(米国🇺🇸)との3団体防衛戦
が決定しつつあり、もし勝利となれば過去最強と呼ばれた王者達を
全て退けることになりヘビー級では最後となる可能性大だ。何故な
ら2戦前のタイソン・フューリー(英国🇬🇧)との再戦後にこの階級
はあと1、2試合で卒業だと言い切ったコメントだったからだ。
それ以降は昨年仄めかしたクルーザー級に戻して再び王座奪取に向
かう計画だという。果たしてウシクの思惑通りとなるのか・・・
現在ヘビー級はウシクを除けばWBA正規王者ムラト・ガシエフ(
ロシア🇷🇺)、WBC暫定王者アギット・カバイエル(ドイツ🇩🇪)、
ウシクが王座を返上して暫定からWBO正規王者となったファビオ
・ウォードリー(英国🇬🇧)らがいるが3王者ともにまだ王座に就い
て日が浅くどれだけ実力があるかはまだ未知数なのだ。従ってウシ
クが階級を去ったあと久々にヘビー級が激戦階級となるのは必至だ。
つまり、一気に最高峰の世代交代を迎えることになる。
そこで上記3団体王者を脅かす存在となりそうで最近メディアでも
度々取り上げられた試合直前の有望株モーゼス・イタウマ選手の紹
介です。
有望スター候補モーゼス・イタウマ登場!
《ヘビー級10回戦》
開催日:当初1月24日の開催もイタウマがトレーニング中負傷し
た為、延期を発表。その後、振替日は3月28日と再発表された。
開催地/会場:英イングランド・マンチェスター/コープ・ライブ
・アリーナ
WBAヘビー級1位・WBO1位・WBC4位
モーゼス・イタウマ(21=S/gbr)
VS.
WBOヘビー級11位
ジャーメイン・フランクリン(32=O/usa)
昨年春辺りからヘビー級のイタウマの名前はその戦いぶりからメ
ディアへの登場が増えていた。その時点で12戦全勝(10KO)
無敗の戦績だった。まあ、これくらいの選手はこれまでも数多く出
現しては消え去っていった。ヘビー級とは所詮そんなものです。
しかし、イタウマの場合は違った。昨年8月16日、ベテランで数
多くのスター実力者とグローブを交えた元WBC世界ヘビー級暫定
王者ディリアン・ホワイト(英国🇬🇧)との対戦だった。イタウマが
既に保持していたWBOインターC&WBAインターNヘビー級王
座が懸けられた。専門ネットでは若いイタウマにいくら勢いがあっ
てもそう簡単に勝たせて貰える相手ではないと予想していた。
試合は初回からサウスポーのイタウマが右ジャブでホワイトを追い
詰めると1分半過ぎ左右連打から右フック一撃でホワイトは前のめ
りダウン。ホワイトは立ち上がったもののダメージでコーナーに体
を預けたところでレフェリーは試合を止めた。1回1分59秒での
TKO勝ちだった。この一戦でヘビー級ファンにインパクトを与え
たイタウマは一気に世界へも知名度を上げることとなった。
それではイタウマが直近戦でホワイトを僅か初回にTKO勝ちし
たシーンをどうぞ!(CMあり/4分01秒)
しかし、イタウマは2度の6回戦判定勝ち以外は全て2回以内での
KO&TKO勝ちでそれ以上のラウンドは戦ったことがない。今後
長丁場となった場合のことを危惧して今回パワーとタフさを兼ね備
えた相手との一戦を組んだとイタウマを支えるチーム代表はコメン
トしている。果たして、イタウマはこれまで以上の進化を見せられ
るのか楽しみだ。
〈対戦相手 ジャーメイン・フランクリン〉
ジャーメイン・フランクリンはデビューから21連勝(14K
O)無敗の時点で知名度も上げ期待の一人として紹介されていた。
そして、2022年11月26日、元WBC世界ヘビー級暫定王者
のディリアン・ホワイト(英国🇬🇧)が統一戦に敗れたあと再起戦の
相手として抜擢したのがフランクリンだった。
試合は序盤からホワイトがボディーを軸に攻めフランクリンは左ジ
ャブから左右フックで対抗。その後も出入り激しい攻防は続き11
回終了時点で実況採点は106ー106のイーブンだった。
最終回はホワイトが左右フックを放ってゴングとなった。
結果は12回0ー2(115ー115/112ー116×2者)でフ
ランクリンの判定負け。しかし、手数ではフランクリンが圧倒的に
上回り物議を醸した一戦となった。フランクリンは初黒星となった
が、識者からは皮肉にも評価を上げていた。
そして、その後再び大物スターとの対戦が決定した。
2023年4月1日、またもや再起戦の相手として指名され元3団
体世界ヘビー級統一王者のアンソニー・ジョシュア(英国🇬🇧)と無
冠戦で対戦。試合は初回、フランクリンの鋭い左ジャブを浴びたジ
ョシュアは早くも鼻から出血した。その後はジョシュアも右、左と
上下に打ち込みポイントを重ねる。しかし、フランクリンも左右で
対抗して凌いだ。後半戦に突入してジョシュアは右アッパーから右
ストレートを打ち込んだがフランクリンに効いた様子はない。
終盤戦はフランクリンも右を浴びせジョシュアの攻めでピンチにな
るとクリンチで凌ぐ中ゴングとなった。
結果は12回0ー3(111ー118/111ー117×2者)での
判定負けとなった。フランクリンは連敗となったがこの試合も粘り
強さを見せ採点以上に善戦した戦いだった。その後は3連勝。
直近戦は昨年9月13日、10回無冠戦でロンドン五輪&リオ五輪
でともにSヘビー級で銅メダルを獲得している15戦全勝(14K
O)無敗のイバン・ディチコ(カザフスタン🇰🇿)と対戦した。
試合は206cmの巨漢でKO率93%を誇る強打者と真っ向から
打ち合った末10回3ー0(96ー93/95ー94/97ー92)
の判定勝ちを収める底力を見せている。
フランクリン直近の巨漢ディチコ戦で判定勝ちしたシーンをハイ
ライトでどうぞ!(11分33秒)
〈ちょい後記〉
まあ、イタウマ有利は違いないでしょうが、フランクリンは打た
れ強くタフだ。そう簡単にノックアウトという訳にはいかないでし
ょう。しかし、敢えてタフなフランクリンを選んでどう戦うか内容
が問題でイタウマは判定勝利でも株は上がりヘビー級も活気ずくの
は間違いない。
【両選手の戦績】
★モーゼス・イタウマ/13戦13勝(11KO)無敗
★ジャーメイン・フランクリン/26戦24勝(15KO)2敗
《WBC世界Sライト級タイトルマッチ》
開催日:2026年1月10日(日本時間11日)
開催地/会場:米国ニューヨーク・ブルックリン区/バークレイズ
・センター
WBC世界Sライト級王者
スブリエル・マティアス(33=O/pur)
VS.
WBC世界同級1位・WBC同級シルバー王者
ダルトン・スミス(28=O/gbr)
王者交代、ダルトン・スミスが初挑戦で王座奪取!
〈試合経過〉
初回、挑戦者のスミスが様子見のマティアスに左ジャブ、右ストレ
ートと幸先良いスタートを切った。
2回、マティアスがいよいよブレスを掛け始めるとスミスは攻めに
手こずりクリンチを仕掛ける。離れると打ち合いが始まった。
3回、終盤マティアスの連打にスミスは足元を揺らした。
4回、スミスが右ストレートから左フックならマティアスも負けじ
と左フック、右アッパーと壮絶に打ち合う展開。
迎えた5回、やや疲れを見せ始めたマティアスにスミスが左フック
を浴びせる。動きの鈍ったマティアスにここぞと右ストレートを打
ち込むとよろめいたところに追撃右フックでマティアスはついにダ
ウン。マティアスは立ち上がったものの足元のフラつきにレフェリ
ーは試合を止めた。
ーTKO・5回2分24秒ー
ダルトン・スミスが世界初挑戦でWBC世界Sライト級王座獲得に
成功した。挑戦前のメディア予想では不利とされていたが見事覆し
た。実績不足と指摘されつつも3戦前のWBCシルバー王座決定戦
では世界戦経験者のホセ・セペダ(米国🇺🇸)を5回KOで下してW
BCシルバー王座を獲得。その後は2度防衛して実力を付けていた
のも確かだった。今後はマティアスに僅差判定負けで物議を醸した
前々王者で2位のアルベルト・プエジョ(ドミニカ共和国🇩🇴)との
対戦が義務付けられている。果たして、スミスはプエジョを退け誰
もが認める真の王者となれるのか次も楽しみです。
スブリエル・マティアスはWBC王座の初防衛失敗。
打っても打っても前に出てくる挑戦者に根負けした格好だった。
そんな打たれ強い相手にスタミナ切れして攻めが雑になったところ
に連打を浴びてしまった。初の屈辱ストップ負けで無冠となったマ
ティアスは再浮上を目指すしかない。
(PHOTOS BY FIGHTNEWS.COM)
挑戦者スミスが王者マティアスと真っ向から打ち合いストップ勝
ちしたシーンをハイライトでどうぞ!(2分41秒)
*途中消除の場合ありです。
【両選手の戦績】
★スブリエル・マティアス/26戦23勝(22KO)3敗
★ダルトン・スミス/19戦19勝(14KO)無敗
《WBC世界ヘビー級暫定王座タイトルマッチ》
開催日:2026年1月10日(日本時間11日)
開催地/会場:ドイツ・オーバーハウゼン/ルドルフ・ウェバー・
アリーナ
WBC世界ヘビー級暫定王者
アギット・カバイエル(33=O/ger)
VS.
WBC同級20位
ダミアン・クニバ(29=O/pol)
〈試合経過〉
初回、序盤から巨漢(201cm)の挑戦者クニバが長いリーチ(2
18cm)を活かしてジャブを突く。王者カバイエルは強引に接近し
て左右フックから左ボディーと攻めるとクニバも右アッパーを突き
上げ荒々しい展開で始まった。
2回、クニバの右ストレートに対してカバイエルは左フックで上下
にせめる。お互い決定打とはならないがカバイエルのボディーから
左右フックでクニバが効き始めたと映る。
3回、序盤カバイエルの右フックでクニバが一瞬バランスを崩した。
ここぞと見たカバイエルはボディーから左右で攻め立てる。クニバ
も右で対抗するものの威力はない。2分過ぎカバイエルのワンツー
から右フックで効かされたクニバはクリンチ。しかし、追撃右フッ
クでクニバがバランスを崩して後退したところでレフェリーは勝負
ありと割って入り試合をストップした。クニバは少々早いストップ
に不満の表情を見せた。
ーTKO・3回2分36秒ー
カバイエルがWBC世界ヘビー級暫定王座の初防衛に成功した。
カバイエルはこれまでアルスランベク・マフムドフ(ロシア🇷🇺)、
フランク・サンチェス(キューバ🇨🇺)、チャン・ジーレイ(中国🇨🇳
)などトップランカーや元暫定王者など強豪をことごとく倒してこ
こ2年の間にのし上がってきた暫定王者だ。本人の希望では地元ド
イツで現3団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ🇺🇦)
とのビッグマッチが究極の夢だとしている。果たして、今年中に実
現なるのか注目される。
無敗で挑んだクニバはWBC暫定王座獲得ならず初黒星を喫した。
WBC20位ながらも大抜擢されたクニバはチャンスを物に出来な
かった。右ストレートやアッパー攻撃はそこそこ良かったが、打ち
終わりでの防御が甘すぎた印象だった。クニバは出直しです。
(PHOTOS BY SKYSPORTS.COM)
暫定王者カバイエルが巨漢挑戦者クニバにストップ勝ちしたシー
ンをどうぞ!(CMあり/6分5秒)
*途中消除の場合ありです。
【両選手の戦績】
★アギット・カバイエル/27戦27勝(19KO)無敗
★ダミアン・クニバ/18戦17勝(11KO)1敗
《WBOインターN・ミドル級王座決定戦》
開催日:1月16日(金曜日)
開催地/会場:豪州クィーンズランド州ブリスベン/ブリスベン・
エンターテイメント・センター
IBF世界Sウェルター級6位・WBO12位
ニキータ・チュー(28=S/aus)
VS.
WBAミドル級4位・WBO8位・IBF12位
マイケル・ゼラファ(33=O/aus)
新鋭チューかベテランのゼラファか!?
豪州で人気急上昇中のニキータ・チューはご存知元WBO世界S
ウェルター級王者ティム・チューの3歳違いの弟。ボクシング一家
に育ったニキータは14歳から本格的にボクシングを習い始めてア
マチュアジュニア時代は数度の優勝を飾ったとされる。(戦歴など
は不明)但し16歳で学業優先の為、一旦ボクシングを中断。その
後はクィーンズランド工科大学で建築デザインを学び卒業すると建
設会社に就職していた。しかし、兄の活躍に刺激を受け会社を中途
退職してプロボクサーになることを決心する。兄ティムや父親(元
3団体世界Sライト級統一王者コンスタンチン・チュー)の支えで
トレーニングを開始してプロデビューを目指すことになった。
2022年3月3日、Sウェルター級6回戦をアーロン・スタール
(豪州🇦🇺)と戦い僅か2回KO勝ちの華々しいプロデビューを飾っ
た。その後は連勝を重ね8戦目で豪州Sウェルター級王座獲得。
10戦目〜11戦目とIBF豪州Sウェルター級王座&WBOイン
ターC・Sウェルター級王座と立て続けに王座を獲得している。
現在デビューから11戦全勝(9KO)無敗と爆進中。
これまで兄ティムと同階級で比較されることが苦痛だったようだ。
そこで今回階級を上げミドル級でWBO地域王座獲得を目指すがキ
ャリア最大の強敵(世界戦経験者)が立ちはだかる。まあ、これを
クリアすることが世界へと近付ける第一関門でしょう。
ニキータ・チューはサウスポーで攻めの特徴は右ジャブを突き隙を
見てはワンツーで仕掛けて左右を叩き込んで組み立てていくタイプ
だ。しかし、攻めがワンパターンにも見えてテクニックを備えた実
力者なら撹乱することも容易なスタイルだ。左右フックに強打を秘
めてはいるものの攻め方はまだ発展途上といった印象。今回世界戦
経験者を相手にどんなパンチ捌きを見せるのか注目したいところ。
ニキータ勝利となれば当然ミドル級での世界ランキング登場となる
が、果たして王者復活を目指す兄と肩を並べられるか・・・
(兄ティムはセコンドに就くこともある)
(PHOTOS BY FOXSPORTS.COM.AU)
ニキータ・チューは直近のルルジム・イスマイリ戦で初回にダウ
ンを奪いインターバルでイスマイリが棄権した為、僅か初回TKO
勝ちとなったシーンをどうぞ!(CMあり/1分16秒)
〈対戦相手 マイケル・ゼラファ〉
マイケル・ゼラファは3月でデビューから15年目を迎える大ベ
テランだ。Sウェルター級からミドル級へと階級を上げ未だにWB
A世界ミドル級4位、WBO8位、IBF12位と世界挑戦が可能
な位置にいる。従ってゼラファにとって2度目(ミドル級)の世界
挑戦を目指す為にも絶対負けられない一戦となる。
40戦目となるゼラファはこれまで地域王座ながらSウェルター級
やミドル級(2012年〜2021年)で4団体オセアニア&アジ
ア地域王座など獲得して両階級では地域最強と評価されていた。
28戦目の2018年12月8日、WBA世界Sウェルター級挑戦
者決定戦を元IBF世界ウェルター級王者のケル・ブルック(米国
🇺🇸)と戦い12回0ー3大差判定負けで挑戦権獲得失敗。
その後Sウェルター級では減量が厳しいとミドル級へ転向した。
2019年8月31日、元WBO世界ウェルター級王者でWBAオ
セアニア&WBOオリエンタル・ミドル級王者ジェフ・ホーン(豪
州🇦🇺)に挑戦。試合前はゼラファ不利と予想されたが覆しての9回
TKO勝ちで見事両王座を獲得した。あのマニー・パッキャオ(比
国🇵🇭)を破ったホーンを倒したことで世界へも知名度を上げた。
しかし、喜びも束の間、同年12月18日のホーンとの再戦では1
0回0ー2判定負けに終わり両地域王座は奪い返された。
2021年3月13日、再起戦がいきなりWBAオセアニア・ミド
ル級王座決定戦となり元WBA世界2階級(Sウェルター級暫定・
Sミドル級正規)制覇王者でベテランのアンソニー・ムンディン(
豪州🇦🇺)と戦い僅か初回TKOで下して王座を獲得した。
その後も3連勝(2KO)でWBA世界ミドル級ランキング1位に
大躍進。そして苦節13年ようやく念願の世界初挑戦が決定した。
2024年3月30日、米ラスベガスのT-モバイル・アリーナで
WBA世界ミドル級のベテラン王者エリスランディ・ララ(キュー
バ🇨🇺)へ挑戦。初回はサウスポー王者にジャブで互角に対応したが
2回終盤ゼラファが左ジャブを突いた瞬間ララのワンツーでダウン。
ゼラファは立ち上がったが足元が定まらずコーナーにもたれ掛かり
レフェリーストップとなった。初挑戦のゼラファは全く歯が立たず
呆気なく敗れ去った。その後、ゼラファは打ち終わりの隙を指摘さ
れ奮起してディフェンス面を磨き再起3連勝(3KO)と世界ラン
キングを再浮上させ再び這い上がってきた。
今回ゼラファはスター候補を打ち負かさなければ2度目の世界挑戦
も遠退いてしまうことになるが、果たして・・・
それではゼラファが世界初挑戦したシーンをどうぞ!
(CMあり/2分31秒)
【両選手の戦績】
★ニキータ・チュー/11戦11勝(9KO)無敗
★マイケル・ゼラファ/39戦34勝(22KO)5敗
〈1月開催海外ボクシングスケジュール!〉
2026年の世界戦幕開け(女子は3日開催済み)は1月10日
(日本時間11日)米ニューヨーク・ブルックリンのバークレイズ
・センターでWBC世界Sライト級王者サブリエル・マティアス(
プエルトリコ🇵🇷)VS.同級1位ダルトン・スミス(英国🇬🇧)戦が
先頭切ってのスタートです。KO率88%VS.72%の強打者同
士による好カードで幕開けから目が離せない一戦となりそうです。
ボクシングはノックアウトが華ですが無類のハードパンチャーから
ダウンを奪われ劣勢から立て直してダウンを奪い返し逆転勝利した
試合など一生記憶に残るものです。特に2024年5月6日、東京
ドームで行われた井上尚弥(大橋🇯🇵)VS.ルイス・ネリ(メキシコ
🇲🇽)戦がそうでした。井上のキャリア初ダウンでしたが見事な逆転
TKO勝ちで世界に認められたボクシング史に残る一戦でしたね。
まあ、数多い試合にはノックアウトだけでなく眠たくなるような凡
戦試合もありますね。しかし、時折予想を覆すドラマチックな大番
狂わせを目撃したりします。すると、またそんな場面を目撃したく
なるのがボクシングで地球上人類の共通心理なんですよね。
さあ、今年も世界中からどんなニューヒーローが誕生するのかファ
ンの期待を乗せてスタートします。
(2026年1月10日〜31日までの開催スケジュール)
*VS.横のTBAとは(To Be Announcerd=追って発表の略)
(Written from BOXINGSCENE.COM〜to quote)





















