《WBA&IBFライト級挑戦者決定戦セペダVS.ヒューズ戦〜他注目戦》米国・英国/No.1436 | ◆ ボクシングを愛する猫パンチ男のブログ ◆

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《WBA&IBF世界ライト級挑戦者決定戦》
開催日:3月16日(日本時間17日)
開催地/会場:米国ネバダ州ラスベガス/ザ・コスモポリタン




WBA世界ライト級2位・IBF6位
ウィリアム・セペダ(27=S/MEX)
VS.
IBF世界同級5位・元IBO世界同級王者
マキシ・ヒューズ(33=S/GBR)

〈試合経過〉
初回、サウスポー同士は序盤セペダの圧力をかけた左右攻めにヒューズも右ジャブから時折ワンツーで対抗してスタート。
2回、序盤からボディに集中したセペダの攻めにヒューズは左右応戦も後退し始めて守勢にまわる場面が増える。
3回、相変わらずセペダのボディから左右フックと手数の多さにヒューズは手数を減らし耐え続ける展開。
迎えた4回、セペダの徹底したボディ攻めから左右アッパーでヒューズはダウン寸前も運よくゴングに逃れた。
この回なんとか持ちこたえたヒューズだったが、インターバルでダメージを見かねたセコンド陣が棄権を申し出て試合終了となった。

ーTKO・4回終了(棄権)ー

期待のセペダが評判通りの強打を爆発させWBA&IBFの両王座挑戦権を獲得した。これでデビューから30連勝とした。
今後はWBA王者のジャーボンタ・デービス(米国)か、もしくは5月12日に行われるIBF王座決定戦ジョージ・カンボソス(豪州)VS.ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)戦の勝者に挑戦する予定。果たしてセペダはKO率86%の強打を発揮して頂点に立てるか注目です。

ヒューズは本来の技巧も通用せず挑戦権獲得に失敗した。再三のボディ被弾でスタミナを削がれたのは明らかだった。
ヒューズは去年7月22日、保持していたIBO世界ライト級の3度目防衛戦でジョージ・カンボソス(豪州)に12回0ー3判定負けで王座から陥落、今回の負けで連敗となった。
やっぱりこの階級は技巧だけではダメで強打力も必要と実感したでしょうか。ヒューズは無念の出直しです。





(Photos by fightmag.com)

それではセペダが圧倒ストップ勝ちしてWBA&IBFの両挑戦権を獲得したシーンをどうぞ!(4分)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★ウィリアム・セペダ/30戦30勝(26KO)無敗
★マキシ・ヒューズ/35戦26勝(5KO)7敗2分








ジョー・ジョイス復帰戦!
《ヘビー級ノンタイトル10回戦》
開催日:3月16日(日本時間17日)
開催地/会場:英バーミンガム/リゾーツ・ワールド・アリーナ




元WBO世界ヘビー級暫定王者
ジョー・ジョイス(38=O/GBR)
VS.
前IBF欧州ヘビー級王者
カシュ・アリ(32=O/GBR)

〈試合経過〉
初回、序盤から接近しての打ち合いで始まった。
2回、アリが低い体勢から体ごと右ストレートを打ち込むとジョイスも左右で応戦。その後ジョイスは相変わらずアリの右に攻めあぐねる場面もあったが徐々に攻勢を強めていく。後半戦突入で判定決着かと思われたが最終回2分過ぎジョイスが執念深く攻めるアリに右ストレートから左フックを浴びせるとアリはついにダウン。効いたアリは間を置き立ち上がったがカウントアウトとなった。

ーKO・10回2分53秒ー

ジョイスが再起戦をKOで飾った。
ジョイスは去年張 志磊(中国)にTKO負けでWBO世界ヘビー級暫定王座を奪われ再戦でもKO負けで王座奪還はならなかった。
どうもジョイスの戦い振りはガードそっちのけで打ち合うあまり隙が出て今回も格下相手に結構右を浴びていた。ファイターとは言え防御面を修正する必要ありでしょう。果たして、再びトップ戦線に絡めるか・・・

KO負けに散ったアリは前半戦では右ストレートを再三打ち込みジョイスを苦しめたのは確かだった。しかし、後半戦に突入してジョイスのボディから右ストレートを浴びてペースダウンしたのが響いてしまった。この黒星を糧に再起なるか・・・



(Photos by thesun.co.uk)

再起戦のジョイスが10回終了間際に劇的KOで勝利したシーンをどうぞ!(無音声/2分45秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★ジョー・ジョイス/18戦16勝(15KO)2敗
★カシュ・アリ/24戦21勝(12KO)3敗






《WBC米大陸Sウェルター級王座決定戦》
開催日:3月15日(日本時間16日)
開催地/会場:米国ニューヨーク・マンハッタン/マディソン・スクエア・ガーデン・ザ・シアター




WBC世界Sウェルター級14位・IBF13位
カラム・ウォルシュ(23=S/IRL)
VS.
Sウェルター級ノーランカー
ドーレン・イエレウシノフ(32=S/KAZ)

〈試合経過〉
初回、サウスポー同士は序盤からお互い右ジャブ、左ストレートの出し合いで始まった。
2回、開始直後にウォルシュの右が流れイエレウシノフに覆い被さると投げ飛ばす形でウォルシュが転げ落ちる。これはスリップとみなされ再開するとウォルシュの左右が当たり出す。
3回、イエレウシノフが右ジャブから左ボディーストレートが当たり出し優勢。その後はウォルシュが左ストレートから接近する左ボディ、左右アッパーと優位な流れで差をつけ始める。後半戦に突入してもイエレウシノフの突進にウォルシュはアッパー、左右フックと差を広げた。

迎えた9回中盤、攻めが雑になったイエレウシノフにウォルシュが右ジャブでロープに詰め更に左右連打を浴びせてコーナーに追い込んだところでレフェリーが割って入り試合を止めた。

ーTKO・9回1分56秒ー

アイルランド期待のスター候補ウォルシュがWBC米大陸Sウェルター級王座を獲得した。これでキャリアはまだ浅いが10連勝とした。そして、ウォルシュはあの名トレーナーフレディ・ローチの指導を受け益々技術に磨きをかけているようだ。次戦はどんな相手になるか楽しみです。

リオ五輪ウェルター級金メダリストのイエレウシノフは地域王座獲得に失敗。これで2連敗を喫した。アマ時代はアジア選手権やアジア大会も連覇してかなり期待されプロ転向した超エリート選手だ。
しかし、ここ5戦を2勝3敗とあまり元気がない。果たして次戦で奮起して連敗脱出なるか・・・



(Photos by boxingnews24.com)

ウォルシュがリオ五輪金メダリストのイエレウシノフにストップ勝ちしたシーンをどうぞ!(1分29秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★カラム・ウォルシュ/10戦10勝(8KO)無敗
★ドーレン・イエレウシノフ/16戦11勝(10KO)4敗1分