《WBCミドル級シルバー王座TM&WBO世界Sライト級TM》英国・米国/No.1431 | ◆ ボクシングを愛する猫パンチ男のブログ ◆

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《WBCミドル級シルバー王座TM》
&《コモンウェルス英連邦ミドル級王座TM》

開催日:2月10日(日本時間11日)
開催地/会場:英国ロンドン/カッパーボックス・アリーナ




WBCシルバー&CMW英連邦ミドル級王者
WBC世界同級4位・WBO5位・WBA11位

ハムザ・シーラズ(24=O/GBR)
VS.
WBO世界ミドル級6位・WBC8位
リアム・ウィリアムス(31=O/GBR)


シーラズ世界戦経験者に圧倒TKO勝ち!

〈試合経過〉
初回、シーラズが開始から50秒過ぎストレートのような左ジャブを浴びせるとウィリアムスが尻もちダウン。すぐに立ち上がって再開するとワンツーでウィリアムスをロープに追い込み左右連打。再び左ジャブから左右連打でウィリアムスをグラつかせ更に左ジャブから右フックでウィリアムスは2度目のダウン。ここでもウィリアムスが立ち上がって再開すると追撃連打に晒されグラついたところでウィリアムス陣営がコーナーでタオルを掲げてストップ要請、レフェリーはすぐさま試合を止めた。

ーTKO・初回2分36秒ー

スーパーホープで人気上昇中のシーラズが初回2度倒して呆気なく終了した。これでWBCシルバー王座の3度目防衛、コモンウェルス英連邦王座の初防衛に成功。ミドル級では191センチと大柄もスピードがあり左右には強打を秘める選手。今回デビューから19連勝とともに13連続KOとした。現在の世界ランキングはWBC4位、WBO5位、WBA11位と上昇中。そろそろ世界挑戦の声も聞こえてきそうです。最近あまりパッとしないミドル級に旋風を巻き起こすのか今後のシーラズに大注目!

敗れたベテランのウィリアムスはリズムを組み立てる前に倒されてしまった。これまでウィリアムスは実力者相手に4敗していたが1度の棄権(TKO負け)を除けば3度(世界挑戦含む)は無類のタフさを見せ判定まで縺れ込んでいた。しかし、今回相手の巡り合わせが悪かったというほかない。ウィリアムスは無念の出直しです。




(Photos by badleftook.com)

それではシーラズが世界戦経験者のウィリアムスを問題にせずあっと言う間に終わらせた一戦をどうぞ!(2分57秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★ハムザ・シーラズ/19戦19勝(15KO)無敗
★リアム・ウィリアムス/31戦25勝(20KO)5敗1分








《WBO世界Sライト級タイトルマッチ》
開催日:2月8日(日本時間9日)
開催地/会場:米国ネバダ州ラスベガス/ミケロブ・ウルトラ・アリーナ




WBO世界Sライト級王者
テオフィモ・ロペス(26=O/USA)
VS.
WBO同級10位
ジャーメイン・オルティス(27=SH/USA)


王者ロペス初防衛成功も消化不良防衛!

〈試合経過〉
初回、スイッチヒッターの挑戦者オルティスが左構えでジャブを突き、王者ロペスは時折右フックを強振してスタートした。
2回、オルティスが体を左右に振りながら右ジャブを多用するとロペスは左ジャブから左右フックヒットも浅い。
その後、4回〜6回と両者は相変わらず出入り激しくパンチを交わすものの、お互い決定打がない。会場からは見せ場のない展開にブーイングも聞こえた。終盤戦に突入するとロペスの左右フックが空転するも時折右フックがヒットしてポイントを連取した。
最終回、お互い左右の出し合いで決定打狙いも見せ場のないままゴングとなった。いわゆる凡戦と映った。

〈12回採点結果〉
115ー113(ロペス)
115ー113(ロペス)
117ー111(ロペス)

ロペスが3ー0判定勝ちで去年6月10日、ジョシュ・テイラー(英国)から奪ったWBO世界Sライト級王座の初防衛に成功した。
ジャッジ1人は6ポイント差をつけたが、そんな差はないように感じた。これから先は予てから噂される若いライアン・ガルシア(25=米国)との対戦は実現するのか注目される。しかし、今回の戦い振りでは苦戦というより倒されてしまう予想さえ成り立つ。
果たして、ロペスはこれまで以上に進歩出来るか・・・

世界初挑戦のオルティスはかなりの善戦を見せたが、王座には届かなかった。後半戦では手数はあったが、有効打で差がついてしまった。当て勘技術向上なら再びトップ戦線に絡める選手なはず。
オルティスの再浮上に期待したい。


(Photos by ringside24.com)

ロペスが後半オルティスに反撃される場面もあったが有効打で上回って初防衛に成功したシーンをどうぞ(2分36秒)
※途中消除の場合ありです。


【両選手の戦績】
★テオフィモ・ロペス/21戦20勝(13KO)1敗
★ジャーメイン・オルティス/20戦17勝(8KO)2敗1分