★4月開催〜元3冠ヘビー級王者アンソニー・ジョシュアの復帰戦!/4月1日英国/No.1345 | ◆ ボクシングを愛する猫パンチ男のブログ ◆

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《ヘビー級ノンタイトル12回戦》
開催日:4月1日(日本時間2日)
開催日/会場:英国ロンドン/The O2・アリーナ




元3団体統一世界ヘビー級王者
アンソニー・ジョシュア(33=O/GBR)
VS.
WBC世界ヘビー級25位・前WBO12位
ジャーメイン・フランクリン(29=O/USA)


崖っ縁ジョシュア復帰戦で脱出なるか!

前3団体統一世界ヘビー級王者だったジョシュアは22戦目までは破竹の勢いだったが、2019年6月1日のアンディ・ルイス(米国)戦ではまさかの7回TKO負けで3団体王座から陥落、直接再戦では12回3ー0の大差判定勝ちで王座を奪い返した。
2020年12月12日、2期目の初防衛戦をクブラト・プーレフ(ブルガリア)と対戦して鮮やかな9回KO勝ちで初防衛に成功して元の強さを発揮して見せた。
しかし、2度目の防衛戦となった2021年9月25日、前4団体統一世界クルーザー級王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)と対戦して12回0ー3判定負けで防衛に失敗してまたもや王座から陥落。これも直接再戦となったが12回1ー2判定負けで2度目の王座返り咲きとは成らなかった。
ここ5戦を2勝3敗と"負け癖"が付いたか、全く元気がない。
以前にも書いたが、顎の弱さが露呈してそこを狙われるのは必然で打たせない防御技術が必要と言える。
ジョシュアは紛れもなく崖っ縁で4敗目となると五輪金メダリストとしての栄光や元3冠王者の実績も薄れてズタボロとなってしまうんでしょうか。今回有利とは言えトップ戦線に留まることが出来るのか重要な一戦となるが、果たして・・・

ジョシュア直近の王座奪回に失敗したウシク戦2をハイライトでどうぞ!(3分05秒)



〈ジャーメイン・フランクリン〉
フランクリンは21戦目までは全勝無敗だったが、知名度ある選手との対戦歴はなく熱心なファン以外では無名に等しかった。
しかし、昨年11月26日、日本でもお馴染みの世界戦豊富な元WBC世界ヘビー級暫定王者ディリアン・ホワイト(英国)の復帰戦となるノンタイトル12回戦でフランクリンは当て馬的存在だったが、稀に見る激戦の末、12回0ー2(4P/4P)差の僅差判定負けしたものの、フランクリンの打たれ強さにホワイトは手を焼き、逆に左右フックを浴びせ慌てさせるなど大健闘だった。
この一戦でフランクリンは初黒星となったが一気に評価を高めた。
兎に角、フランクリンはヘビー級では188センチとさほど大きくはないが、低い体勢から接近してのえぐるようなボディー攻めから左右フック攻撃は侮れない存在でしょう。
今回、10センチも高いジョシュアにどう立ち向かうのか、そして大番狂わせはあるのか注目したい。

フランクリンが直近のホワイト戦で大健闘したシーンをハイライトでどうぞ!(5分23秒)


【両選手の戦績】
★アンソニー・ジョシュア/27戦24勝(22KO)3敗
★ジャーメイン・フランクリン/22戦21勝(14KO)1敗