《WBA世界バンタム級タイトルマッチ》
《WBC世界Lフライ級タイトルマッチ》
開催日:5月25日(金曜日)
開催地/会場:東京都大田区/大田区総合体育館

WBA世界バンタム級王者
ジェイミー・マクドネル(32=O/GBR)
VS.
WBA同級2位・2階級制覇王者
井上 尚弥(25=O/OHASHI)
井上が初回圧倒TKO勝ちで3階級制覇達成!
〈試合経過〉
試合が開始されるとお互いジャブの突き合いで様子見の展開になるかと思われた1分過ぎ、井上が左ボディーから左フックで王者マクドネルをグラつかせるとロープに詰めて左ボディーフックでマクドネルは一瞬間を置いてダウン。
立ち上がって再開すると再び井上がロープに追い詰め左右フック連打を浴びせるとマクドネルが崩れ落ちたと同時にレフェリーは試合を止めた。
ーTKO・1回1分52秒ー
井上が16戦目の日本人最速となる3階級制覇達成となった。わずか、112秒の呆気ない戦いだった。
マクドネルは4年間保持してきた王座の6度目防衛に失敗した。
【両選手の戦績】
★J・マクドネル/34戦29勝(13KO)3敗1分1無判定
★井上尚弥/16戦16勝(14KO)無敗
井上はマクドネルとの体格が身長で10cm、リーチで12cmも劣る体格差をものともしない圧倒した戦いぶりだった。
これまで軽量級の世界を席巻してきた4階級制覇王者のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が終焉を迎えたいま、いよいよナオヤ・イノウエ時代の到来です。
また、米国とドイツのトッププロモーターが昨年から旗揚げして注目を集める「階級ナンバーワン」を決定する賞金争奪トーナメントのWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)への参戦も井上自らリング上で発表。
井上のこれから先が益々楽しみになってきました。
〈ジェイミー・マクドネルMEMO〉
前王者のマクドネルは2013年5月11日、地元ヨークシャー州ドンカスターにあるキープモート・スタジアムで当時24戦全勝(22KO)無敗という途轍もないハードパンチャーのフリオ・セハ(メキシコ)とIBF世界バンタム級王座決定戦を戦い、勝ち目はないとの前評判のなかセハの強打を何度も空転させるテクニックで2ー0判定勝ちして絶対不利を覆して見事に王座を獲得している。この試合はWOWOWでも放送され一気に世界へと知名度を高めた。
ただし、このIBFバンタム級王座は指名試合を消化しなかったとして剥奪されている。
再びチャンスに恵まれ2014年5月31日、ロンドンにあるウェンブリー・スタジアムでWBA世界バンタム級王座決定戦をタプティムデーン・ナ・ラチャワト(タイ)と戦い10回TKO勝ちで2団体目の王座獲得となった。
その後、世界戦経験者で技巧派のハビエル・チャコン(アルゼンチン)に10回TKO勝ちや亀田三兄弟の末っ子亀田和毅(当時米国預り)を2度判定で退けるなど技巧派王者として君臨。
しかし、昨年11月4日、モナコのモンテカルロで山中慎介(帝拳)を苦しめたあのリボリオ・ソリス(ベネズエラ)と6度目の防衛戦で激しい攻防のなか3回偶然のバッティングで左眉をカットして続行不可能で無判定試合となった。(無判定で6度目防衛はカウントされず)
マクドネルのこの試合はこれまでのように動きに軽快さがなく精彩を欠いてバンタム級での限界説が囁かれるなか、試合後Sバンタム級転向を仄めかしていた。
しかし、本場米国の試合で高い評価を得て知名度を上げてきた井上がバンタム級に転向してきたことでこの階級に留まって対戦オファーを即承諾して日本へと乗り込んで来たのでした。
マクドネルの普段は60Kg以上あるとされる体重は前日計量でバンタム級リミットの53,52Kgをなんとかパスしたものの、当日計量では驚きの12kgもリバウンドしていたと発表された。(因みに井上は6Kg増でした)
そんな体重では井上のスピードに体がついていけないのも当然だったでしょう。
ボクサーの宿命とはいえ、ストップ負けしたあと人目をはばからず悔し涙を流していたのが印象的でした。
それにしても、よくぞ敵地の日本に来てくれたとボクシングファンとして拍手ものです。
マクドネルは4年間保持してきたバンタム級王座から陥落してSバンタム級かフェザー級への転向で再出発することになるでしょう。
また這い上がってマクドネルの名を目にすることに期待したい。
-semi-
《WBC世界Lフライ級タイトルマッチ》
王者
拳 四朗(26=O/BMB🇯🇵)
VS.
WBC同級1位・元WBC世界同級王者
ガニガン・ロペス(36=S/MEX🇲🇽)
拳四朗が返り討ちの3度目防衛成功!
〈試合経過〉
初回はお互いジャブの突き合いで様子見の展開だった。
試合は長引くかと思われた2回、拳四朗の右ストレートがヒットし出すとロペスも左ボディーで応戦。1分過ぎロペスが右ジャブを突いたあと拳四朗が右ボディーストレートを突き刺すとロペスは悶絶ダウン、立ち上がれずそのままカウントアウトとなった。
ーKO・2回1分58秒ー
拳四朗が返り討ちで3度目の防衛に成功した。
元王者のロペスは1年振りの再戦も王座奪還に失敗となった。
【両選手の戦績】
★拳四朗/13戦13勝(7KO)無敗
★ガニガン・ロペス/37戦29勝(18KO)8敗









