《ゴロフキン防衛戦&ヘビー級因縁対決!》5月5日(日本時間6日)米国・英国/No.847 | ◆ ボクシングを愛する猫パンチ男のブログ ◆

◆ ボクシングを愛する猫パンチ男のブログ ◆

ボクシングの一寸先は闇だが一瞬にして栄光を掴む!

※🖥PC版でご覧ください!

《統一世界ミドル級タイトルマッチ》
開催日:5月5日(日本時間6日)
開催地/会場:米国カリフォルニア州カーソン/スタブハブ・センター


IMG_1881.JPG

3団体統一世界ミドル級王者
ゲンナディ・ゴロフキン(36=O/KAZ)IMG_1948.png
VS.
WBC世界Sウェルター級1位
バネス・マーティロスヤン(32=O/USA)IMG_1947.png

ゴロフキンのIBF王座は剥奪危機にあったが、今回の試合後から90日以内に1位のセルゲイ・デレフヤンチェンコ(ウクライナ)と指名戦を行なうことを条件に保持を許された。
但し、今回の試合でIBF王座は懸けられない。
4団体全制覇を目標に掲げるゴロフキンにとってはひとまず落ち着き、目の前の戦いに臨むこととなった。

ゴロフキンの圧倒KO防衛!

〈試合経過〉
初回、開始間もなくゴロフキンが左ジャブで圧力をかけるとマーティロスヤンも挑戦者らしく右ストレート、ワンツーで応戦して始まった。
しかし、次のラウンドで一変した。
2回、ゴロフキンがプレッシャーを強めて右ストレート、右アッパーでマーティロスヤンは膝をつくダウン。
しかし、レフェリーはスリップと裁定して再開するとラウンド中盤ゴロフキンはマーティロスヤンをロープに詰めて左フックから連打を浴びせると2度目のダウンを奪った。
倒れ込んだマーティロスヤンはダメージが深く立ち上がる様子もなく、そのまま10カウントを数えあげられた。

ーKO・2回1分53秒ー
ゴロフキンが開始早々から格の違いを見せ付ける圧倒KO劇、これでWBAの19度、WBCが8度の防衛に成功した。
WBAが世界戦として認めない試合が1度あったが、20度連続防衛(統一戦含む)となりバーナード・ホプキンス(米国)の持つミドル級防衛記録(IBFのみ)に並んだ。世界戦は21戦目(引分け含む)となった。
マーティロスヤンは2年ぶりのリングでタイトル(Sウェルター級含む)挑戦3度目もミドル級の最強王者には通用せず完敗に終わった。

IMG_1966.JPG
IMG_1965.JPG
IMG_1964.JPG
IMG_1963.JPG
IMG_1962.JPG
IMG_1961.JPG
(photo boxingscene)

【両選手の戦績】
★ゲンナディ・ゴロフキン/39戦38勝(34KO)1分・無敗
★バネス・マーティロスヤン/41戦36勝(21KO)4敗1分

今回、ゴロフキンの対戦相手マーティロスヤンは急造挑戦者と言われても仕方のないことだった。
この日、再戦するはずだったサウル・アルバレス(メキシコ)に禁止薬物使用が発覚して試合は中止。
試合まで1カ月と迫るなかの中止だった為、ゴロフキン陣営は慌てふためいた。
普通ならノンタイトル戦でも中止でもいいんじゃないかと思うでしょうね。
しかし、米国ではそう簡単にはいかないんです。
米国の最大手テレビ局で世界中にネットワークを持ち影響力のあるHBOと契約している以上、なんとしてでも世界戦にする必要があったといいます。米国はなんと言っても契約社会ですから。
過去、世界戦が延期になったことでプロモート会社とテレビ局が放送問題でこじれて裁判沙汰になったこともあります。
もし、プロモート会社が敗訴になると放送権もなくなり、いくら人気選手を抱えていても世界中のネットワークに流れないことになり大打撃を被ることになります。
ゴロフキンが所属するK2プロモーションズ(設立者は元世界ヘビー級王者のクリチコ兄弟)も開催を強行する必要があったんです。
そこで、興行中止も危ぶまれたなかで手腕をふるったのが設立当時から会社を任されているトム・ルーファー氏だった。
まあ、正にゴロフキン陣営の陰の立役者です。
何れにしても、村田諒太(TR/TEIKEN)とのドリームマッチを実現して欲しいものですね。

IMG_1932.JPG
IMG_1931.JPG



《ヘビー級ノンタイトル12回戦ⅱ》
《IBF世界バンタム級王座決定戦》

開催日:5月5日(日本時間6日)
開催地/会場:英国ロンドン/O2・アリーナ


IMG_1913.JPG

WBC世界クルーザー級名誉王者
トニー・ベリュー(35=O/GBR)IMG_1949.png
VS.
元2階級制覇王者
デビッド・ヘイ(37=O/GBR)IMG_1949.png

元2階級制覇王者(クルーザー級・ヘビー級)のヘイは引退から復帰しての3戦目となる昨年3月4日、各団体のヘビー級ランキング上位にいて王座復活への世界前哨戦の位置付けとしてベリューと対戦した。
しかし、ベリューに2度ダウンを奪われ、悪夢の11回TKO負けを喫して王座挑戦の道が閉ざされてしまった。
ヘイは6回に振り回したベリューのパンチを避けそこなってスリップ気味のダウンで右足首を痛めて踏んばれず後半戦に突入。
結局、11回再び連打を浴びてリング外に落下寸前になってなんとか立ち上がったものの、タオル投入で試合は終了となった。
試合後、直ちにアキレス腱裂傷で手術を受けていた。
翌日、各スポーツメディアに散々酷評されたことにヘイはツイッターで反論「あれは、たまたまスリップしたところにパンチが被さってダウンにされたんだ。あれで右足は全く踏んばれずパンチが打てなかっただけだ。今度は俺が倍返しで倒してやる」と意気込みを書き込んだあと、再戦を要求した。
当初、昨年12月17日に開催予定だったが、トレーニング中にヘイが腕を負傷したため延期、14カ月ぶりの再戦となった。

因縁対決ベリューが返り討ち決着!

〈試合経過〉
試合が開始されるとヘイがジャブでベリューの出方をうかがい、2回も右ストレートをヒットさせ今回ばかりは容赦しないとばかりに優勢なスタートを切った。
しかし、3回ベリューがラウンド終盤ヘイをロープに詰め右をヒットさせると尻もちダウン。ヘイはダメージなく立ち上がって再開すると再び右を浴びて2度目のダウン。ゴングが鳴ったがレフェリーはカウントを数え8カウントでインターバルとなった。
4回もベリューの右カウンターがヒットしてヘイはダウン寸前になるものの、なんとか耐えた。
迎えた5回、ラウンド中盤ヘイが左右フックの打ち終わりにガードが甘くなったところにベリューのカウンター気味の左フックが顎にヒットして3度目のダウン。
ヘイはここでも意地で立ち上がったものの、再開するとコーナーに詰められ連打を浴びて防戦一方となったところでレフェリーは試合を止めた。

ーTKO・5回2分14秒ー
ベリューが返り討ちの連勝で前回のフロック評判を晴らした。
ヘイは連敗で王座挑戦も完全に遠退いてしまった。10月に38歳となるヘイは限界を自覚して引退するのか、それとも周りを無視して現役続行を選択するのか?
※個人的には酷だが、今の実力では格好の踏み台にされるばかりで引退しかないでしょう。

IMG_1960.JPG
IMG_1959.JPG
IMG_1958.JPG
IMG_1957.JPG
IMG_1956.JPG
(photo boxingscene)

【両選手の戦績】
★トニー・ベリュー/33戦30勝(20KO)2敗1分
★デビッド・ヘイ/32戦28勝(26KO)4敗


IMG_1944.png

-under card-
《IBF世界バンタム級王座決定戦》


IMG_1945.JPG

IBF世界バンタム級3位
エマヌエル・ロドリゲス(25=O/PUR🇵🇷)
VS.
IBF世界同級4位・元IBF世界同級王者
ポール・バトラー(29=O/GBR🇬🇧)

IBFのバンタム級は1位と2位が空位の為、3位と4位での決定戦となった。
しかし、バトラーが前日計量で3.5ポンド(1.58kg)の体重超過で再計量はギブアップを申し出て失格となる大失態を犯した。
試合は予定通り行われ、バトラーが勝利か引分けで空位となり、ロドリゲスが勝てば新王者となる変則ルールで行われた。

ロドリゲスが元王者を2度倒して新王者!

〈試合経過〉
初回、ロドリゲスが左フック、右ストレートで元王者バトラーから2度ダウンを奪う圧倒する展開で始まった。
2回〜3回とバトラーも手数で立て直しを図るものの、肝心な有効打が出ない。
ロドリゲスは無理な攻勢を仕掛けずジャブを多用して余裕の流れで回を重ねていく。
中盤戦に突入してバトラーも前進しながら手数を増やして挽回を図るが、ロドリゲスの鋭い左ジャブ、左アッパーを浴びて突破口を掴めない。
終盤戦もロドリゲスの左ジャブ、ワンツーが有効に機能して最終回も前進してくるバトラーを連打で阻止する展開のなかでゴングとなった。

IMG_1955.JPG
IMG_1954.JPG
IMG_1953.JPG
IMG_1952.JPG
IMG_1951.JPG
(photo boxingscene)

〈採点結果〉
120ー106×2者(ロドリゲス)
118ー108(ロドリゲス)
3ー0
のほぼパーフェクトな大差判定勝ちでロドリゲスが世界初挑戦ながら新王者となった。
元王者のバトラーは計量失格で王座獲得権利がなくなりモチベーションも保てず完敗に終わった。

【両選手の戦績】
★エマヌエル・ロドリゲス/18戦18勝(12KO)無敗
★ポール・バトラー/28戦26勝(14KO)2敗

IMG_0405.gif
IMG_1944.png
IMG_0683.gif


※スマホから🖥PC版への切り替え方法!

スマホ画面を上から下にスライドすると、こんなの出てきますね。
赤○の部分をタップすると↓

FullSizeR.jpg
こんな画面が出て横にスライドすると、この赤○部分をタップすればPC版に切り替わります。ねッ、簡単でしょ!↓
FullSizeR.jpg