★夢の対決!リナレスVSロマチェンコ戦ゴング間近★5月12日(日本時間13日)米国/No.848 | ◆ ボクシングを愛する猫パンチ男のブログ ◆

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《WBA世界ライト級タイトルマッチ》
開催日:5月12日(日本時間13日)
開催地/会場:米国ニューヨーク・マンハッタン/マディソン・スクエア・ガーデン


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WBA世界ライト級王者
ホルヘ・リナレス(32=O/VEN)IMG_1972.png
VS.
2階級制覇王者
ワシル・ロマチェンコ(30=S/UKR)IMG_1973.png

夢の対決ゴング間近!

両者の対戦話は昨年夏ごろから持ち上がっていました。
ただ、ロマチェンコ陣営は体格面のこともあって即断出来ず、まだSフェザー級を続行するかどうかで迷いもあったようです。
しかし、今年に入って一気に話は進展して3月13日にファン待望の「夢の対決」が正式決定しました。
ロマチェンコはWBOスーパーフェザー級王座を保持したまま対戦するためWBO団体はこの対戦後10日以内に王座返上を通達しています。
まあ、ボクシングは身長で争うものではないが、ライト級のトップ戦線は殆んどが170cm以上の選手ばかり。中には180cmを超える選手もいる。
今回対戦する王者のリナレスもさほど大きいとは言えないが、身長173,5cmでリーチが176cmもある。
ロマチェンコは身長168,5cmでリーチが166cmとライト級ではかなり小兵になる。
注目すべきはリーチが10cmも違うところでしょう。
良くリーチの長さは武器になると言われるくらいです。
それでもロマチェンコ陣営は今の実力なら勝算ありとみて決断したんでしょう。

両者どちらも軽快なフットワークからハンドスピードで勝負するタイプだ。
しかし、ロマチェンコは同じスピードが売りでもリナレスの攻め方とは異なる。
ロマチェンコの攻め方はパンチの射程位置でサークリング(左右移動)しながら上下に打ち分け、ここぞいう場面では左右連打で畳み掛ける。
手を緩めない連打が相手にダメージを蓄積させてここ4試合は戦意喪失に追いやっている。
前試合ではあの同じ五輪2連覇のギジェルモ・リゴンドー(キューバ)でさえギブアップしてしまった。
その縦横無尽に動き回ってパンチを浴びせるテクニックは他の選手に真似の出来ない異次元の天才的選手と言えます。
また、対戦相手によってはインファイトもアウトボクシングもこなす器用さも持つ。
ロマチェンコが勝利なら12戦目での最速世界3階級制覇となる。
一方、リナレスはスピードある出入りから左ジャブを軸に試合を組み立てていくタイプ。
流れを見極めると前後左右に揺さ振りながらワンツーで崩して鋭い右ストレートを繰り出す。
以前は深追いし過ぎてスタミナをなくしていたが、最近は無理な攻め方はせず確実に当てる戦い方になってきた。
前試合がそうだった。
サウスポーのメルシト・ゲスタ(比国)と戦い前半戦に左ストレートを浴びてヒヤリとした場面もあったが、徐々にスピードアップして右ストレート、ワンツーと的確に打ち込んでポイントを重ねて大差判定勝ちした。
ただ、その前のルーク・キャンベル(英国)との試合では2回にダウンを奪ったが、中盤からかなり左を打ち込まれて追い上げられたのが気になりますが・・・

激戦必至間違いなし!

〈勝負の行方〉
王者リナレスにとって3戦連続のサウスポーとの対戦。
しかし、前回のゲスタとは比べ物にならないほどロマチェンコにはスピードと攻撃力があり、運動量に差がある。
リナレスはキャリア最大のリスクを背負う試練場となるでしょう。
序盤戦は様子見の場面があるにしても、終始ダラダラけん制し合う形にはならないと予想する。
何故なら、ロマチェンコ自身「もう、長々と殴り合うことはしたくない。散々な目に遭ったからね。チャンスがあれば直ぐ決めにいく」とコメントが示すように連打破壊型に変身した。
最初にフェザー級王座を獲得して判定勝ちで初防衛に成功したものの、メディアに「アマチュア上がりの退屈な並の選手」と叩かれプライドをズタズタにされたからだった。
それから奮起して戦い方がガラリと変わり、ここ7戦は全てKO・TKOで悪評を払拭して今やPFP(パウンド・フォー・パウンド=全階級を通じて最強の評価)も3団体世界ミドル級王者のゲンナディ・ゴロフキンに迫る2位の評価を受けた。
現在、ロマチェンコはキャリア絶頂期と言えるでしょう。
一方、リナレスは無理な打ち合いをしない戦い方に変わってきたが、おそらく年齢を考えてスタミナ配分を重視したと考える。
一発パンチ(右ストレートやフック)なら破壊力はロマチェンコにも引けをとらない。
しかし、要はロマチェンコの激しい動きにパンチを浴びせることが出来るかどうかでしょう。
また、接近して打ち合いになった場合、回転力のあるロマチェンコの左右被弾を防げるかどうかが重要で課題と言えます。
何故ならリナレスは顎に弱点があり3敗全てがモロに直撃されてのKO負けがあるからです。
まあ、リナレスが得意の左ジャブで試合をフルラウンドに持ち込めれば勝機を引き寄せることもあり得ますが、かなり厳しい戦いになることは間違いありません。

米国のボクシングネット予想では7:3でロマチェンコが断然有利となっています。
個人的にも絶好調の波に乗っているロマチェンコが運動量の多さと当て勘の良さで9回辺りにストップかKOを予想します。

【両選手の戦績】
★ホルへ・リナレス/47戦44勝(27KO)3敗
★ワシル・ロマチェンコ/11戦10勝(8KO)1敗

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