《WBC世界ミニマム級タイトルマッチ》
開催日:5月2日
開催地/会場:タイ国ナコーン・ラチャシーマー県/ラチャシーマー・サッカー場特設リング

WBC世界ミニマム級王者
ワンヘン・ミナヨーティン(32=O/THA)
VS.
WBC世界同級1位
リロイ・エストラーダ(23=S/PAN)
ワンヘンがメイウェザーに並ぶ50連勝達成!
〈試合経過〉
初回、サウスポーの挑戦者エストラーダが軽快なフットワークから右ジャブを突くと王者ワンヘンは左右で応戦しながら様子見する展開で始まった。
2回からワンヘンが手数を増やしてプレッシャーをかけると右ストレートがヒットして流れを引き寄せる。
3回、ワンヘンが右ショートでエストラーダからダウンを奪うとラウンド終盤、再び右フックで2度目のダウンを奪い完全に主導権を握った。
4回、手を緩めないワンヘンは左フックから連打で3度目のダウンを奪い、立ち上がって粘るエストラーダにラウンド終盤、再び左右連打から右フックで4度目のダウンを追加した。しかし、エストラーダはここでも執念で立ち上がるとゴングに救われる。
ここまでの公開採点
3ー0(40ー32/39ー33×2者)とワンヘンが大差リードした。
迎えた5回、ワンヘンがラウンド中盤右ストレートでロープに追い込み連打から右アッパーを突き上げるとエストラーダは崩れ落ちるように5度目のダウン。
レフェリーはエストラーダのダメージを確認すると危険と判断してカウントを数えず試合を止めた。
ーKO・5回2分33秒ー
ワンヘンは9度目の防衛とともにフロイド・メイウェザーJr.(米国)の50連勝に並ぶタイ記録を達成した。
指名挑戦者で世界初挑戦の若いエストラーダは4度ダウンも執念深く立ち上がったが、連打に晒され力尽きてしまった。
【両選手の戦績】
★ワンヘン・ミナヨーティン/50戦50勝(18KO)無敗
★リロイ・エストラーダ/19戦16勝(6KO)3敗





ワンヘンの見事なKOでの大記録達成でした。
ワンヘンは試合後インタビューで「V8の福原戦の方がタフだった。今回の試合は非常に満足している。ファンの声援が支えになった」とコメント。
連勝記録については「ファンのためにも、更に記録は伸ばしていきたい」と語り、今後に関しては「体重も現在は問題ないのでミニマム級にとどまって、できれば他団体王者との統一戦を希望したい」と抱負を語った。
5月2日現在、各団体のミニマム級王者はWBAがノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)、IBFが京口 紘人(ワタナベ)、WBOが山中 竜也(真正)らが王座を保持継続中。
もし、この誰かとの対戦が実現すれば楽しみです。
最軽量のミニマム級は世界的に関心度(人気)が低いと言われていますが、ボクシングの本質(中身)は変わらないのです。
昨今、王者になると直ぐに階級を上げてしまう選手が多いなか、ワンヘンは一時期減量に苦しみ転級も噂されたなかでのミニマム級一筋は立派です。
次戦の史上最多連勝記録に注目したい。

